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2018年 10月 18日

1981FXS1340 クランクバランス


今日はSさんのショベルヘッド、クランクバランス
コンロッドスモールエンドブッシュ交換、ビッグエンドベアリングレースラッピング、コンロッドワッシャー交換が終わりバランスどり作業。

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まずは現状(もともと付いていたピストン)でのバランスファクター計測。
バランスファクターは61%で純正パーセンテージ。
問題は左右フライホイールのアンバランス。
70年代中期ごろからメーカーでは両フライホイールを組んだ状態でバランスをとっていたようで、左右それぞれで計測するとつりあうところのウエイトが違ってきます。
今回はバランスファクターはそのまま、左右バランスを合わせます。


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実際に使うピストンで改めて計測。
バランススタンドは0.02mm刻みの水平器を使い水平をだしています。


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計算で出したバランスウエイトを付け、磁石を使いバランスが合うところの位置を重さを確認。
鉄の比重を考え決まった位置に穴を掘ります。





というわけで、両フライホイールのバランス合わせ終了です。






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また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
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奈良 純







by sgf1906 | 2018-10-18 02:48 | 1981FXS1340 | Comments(0)
2018年 10月 14日

土日の授業風景



1958 VELOCETTE VENOM

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Iさんのベロセット
コンロッドビッグエンドベアリングレースはラッピングし、新品クランクピン、新品ローラーとあわせ適正クリアランスに。
スモールエンドブッシュは状態良く、ホーニング処理のみ。
現状でのバランスファクターチェック。







1973 NORTON COMMANDO 850


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フォーク周りの分解に伴い、ホイールベアリング交換。ブレーキ側はダブルローボールベアリング。
ロワーヨークが曲がっていたフロント周り。
新品のロワーヨークを購入し仮組みして曲がりチェック。曲がりなくなり問題なし。
新品のロワーヨークは純正のものと比べ厚みが増し、強化されています。
ノートンの作業は一旦休憩しサンビームのダイナモ、フィールドコイル交換し回りっぷりチェック。







1972XLH1000

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Oさんのアイアンスポーツ
分解作業が終わり計測作業。
ピニオンシャフトベアリング計測。寸法自体問題ないが、置きっぱなしの時間が多かったのか、レースにベアリング跡の錆び。
カムシャフト&ブッシュ周り計測。珍しくカムブッシュ周りはほとんど問題なし。
トランスミッションの仕組みを説明しつつ、ミッション計測。
ギア・シャフトともに状態良し。
クラッチギアブッシュ、カウンター1STギアブッシュは交換が必要。
メインシャフトベアリングレースは状態良し。







1958FLH1200

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ギアボックッスO.Hで入学のHさんトランスミッション分解開始。
ギア周りは状態良し。
メインドライブギアブッシュは0.1m以上磨耗があり交換。メインシャフトも研磨が必要。
また、メインドライブギアベアリングレースもオーバーサイズローラーが入っていながらもクリアランス多く、少々虫食いありなので交換。
カウンターシャフトは磨耗多く交換。
キックラチェットギアブッシュ、キックシャフトブッシュは交換が必要。






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1985FXEF1340
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Tさんの4速エボはエンジン始動間近。








1970 TRIUMPH TR6
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トリニティー卒業生Nさんのトライアンフはフェンダー交換。
マウントボルト穴が開いていない新品フェンダーを選択し取り付け。
フレームセンター&フェンダーセンターを出し穴位置を決めて穴あけ取り付け。







1962NORTON650SS

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Hさんのノートンドミネーター遂に完成。
クラッチ周りの調整は必要だがエンジン調子良し。
まだまだ、細かな微調整はあると思いますが、良い車両になりました。








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by sgf1906 | 2018-10-14 23:01 | その他 | Comments(0)
2018年 10月 13日

先週の授業風景



1976FXE1200

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北海道のHさんは今回5日間連続授業。
まずは回りっぷりが悪かったT/Mメインドライブギアレースラッピングしメインドライブギアスラスト調整しミッション組み付け。
カウンター周りは調整済みで回りっぷり問題なし、シール周り組みつけ本組み。
シフターフォーク組み付け、シフトフォーク位置シム調整。
キックシャフトブッシュは製作し組み付けラッピング&ホーニング。
ラチェットギアブッシュも単品製作しギアに圧入、ホーニング組み付けでキック周りO.k
トランスミッション組み付けが終わり、クランク周りへ。
スモールエンドブッシュ交換。
ブッシュ圧入しリーミング&ホーニング。
ビッグエンドベアリングレースラッピングし真円加工、ベアリングサイズ選択、クリアランス調整。
コンロッドワッシャーも段減りしていたので取り外しダミーワッシャーを組み付けスラストチェック。




 





1951 TRIUMPH T100

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Hさんのトライアンフ
まず足代わりの1967ユニットトライアンフは車検が終わり、一部オイル漏れがあったので修正。
T100は配線引きなおし作業。









1959 PARILLA 175

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Mさんのパリラはキャブをパ25mmのものから22.5mmのものに交換。
交換に伴い、フロートレベル調整を含み各部チェック。
ガスコックのフィルター製作。











1964 TRIUMPH SMALL UNIT


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Kさんのトライアンフはギアボックス周り。
キックシャフトベアリング交換、レイシャフト1STギアブッシュ交換。
仮組みして作動チェック。
ロッカーボックッスの螺子修正。








1973 NORTON COMMANDO850

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Mくんのノートンコマンド
キックシャフトブッシュは単品製作し圧入ホーニング。
レイシャフトファーストギアブッシュ製作組み付け。
ハイギアブッシュも単品製作、圧入ラッピング。
曲がりがあったフロント周り、どこが曲がっているかチェック。
どうも三叉がやたれているようだ。









1972XLH1000

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Oさんのアイアンスポーツ
はエンジン腰下分解作業。
それぞれ軽く清掃し、クランクから計測開始。








1978 TRIUMPH T140E


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エンジン始動後、車検を取りはれて試乗。
どきどきの試乗であったが、今のところ問題はない。
オーナーNさんの住まいはVMSと近いので、慣らし運転をしつつVMSに来てもらうということで、卒業となりました。
次回は50Km走行後、オイル交換、増し締めです。
とりあえずTさん、お疲れ様でした。











1963 TRIUMPH T120

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Yさんのトライアンフ
シリンダーヘッド、バルブガイド抜き取り計測作業。
ガイドホールの状態は良い。
螺子まわり修正後、上下面面研。
何箇所かヘリサートのする必要があります。








1978FXE1200

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Mさんのショベルヘッド
オイルポンプの組み付けが終わり、タイミングギア周りを組み付けオイルを流し、オイルの流れっぷりチェック。
エンジン腰下の組みつけが終わり、ヘッドの作業に。
バルブガイドは状態が良くそのまま。で、バルブ交換に伴いバルブにあわせバルブガイドリーマー加工しクリアランス調整。
バス部擦り合わせ。










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by sgf1906 | 2018-10-13 01:54 | その他 | Comments(0)
2018年 10月 06日

1981FXS1340 タイミングギア周り


今日はSさんのショベルヘッドタイミングギア周りのお話。



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まずはクランクケースの修正ごとから。
カムカバーボルト雌螺子にクラックが入っていました。
こいつの修正から。


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螺子穴の深い部分までクラックfが入っていましたので、一旦削りとり溶接肉盛り。


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ダウエルピンを抜き取り、冶具製作しカムカバー面面研。



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カムカバーを使い位置出し。
カムカバー穴にピッタリなポンチを製作し正確に位置だしして、新たに螺子穴製作。



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序にナなめかかっていたタイミングホールの螺子穴ヘリサート加工。




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ケースの加工ごとが終わり、ここからはピニオンシャフト周りの作業。
ピニオンシャフトベアリングレースは0.02mm~0.03mm楕円になっています。
ピニオン側のレースには珍しく横方向に広がっています。
ピニオンシャフトベアリングレースは縦方向に広がっていることが多い。)
カムカバーのピニオンシャフトブッシュは磨耗少なく、交換せずにそのまま使います。



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ピニオンシャフトベアリングレースラッピング。
向かって左側のレースが片あたりしてレースが広がっていたらしく、少々苦戦しつつもラッピングし真円に。

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ラッピングし拡大したレース、使うシャフトに対し+0.03mmになるようにオーバーサイズベアリングローラー選択。


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シャフト・ベアリング・カバー組み付けピニオンシャフトの回りっぷりチェック。




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もともとついていた純正Hカムはカム部の虫食いが酷く交換。


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新たに使うカムシャフトはアンドリュース製Jカム。
ギアサイズ計測69.51mm
このサイズにピニオンギアサイズは37.39~37.41mmとなる。
元々付いていた、カラーコードREDの純正ピニオンは実測37.39mmでこいつが使える。(REDのサイズは37.41~37.43mmだが、磨耗しているものと思われる)



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カムベアリング交換し、カム組み付けスラスト量チェック。
シムで調整し0.1mm程度のスラスト量に。
同じくブリーザーバルブもスラスト調整。






ピニオンギア・カムギア仮組みして、回りっぷりチェック。
上の動画は適正サイズでの組み合わせ。
下の動画は少々大きめ(0.02mm程度)ピニオンギアを組んだもの。
下のものはギアの音がしますね。

という訳でタイミングギアの作業終わり。





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by sgf1906 | 2018-10-06 03:05 | 1981FXS1340 | Comments(0)
2018年 10月 01日

1981FXS1340 コンロッド周り

今日はSさんのショベルヘッドのお話。

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F側0.03mm、R側0.01mmと楕円があったコンロッドビッグエンドベアリングレース。
ラッピングし真円に。



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スモールエンドブッシュはF側大きいところで0.0mmR側大きいところで0.05mmとガタがありましたのでブッシュ交換。
コンロッドスモールエンドブッシュホールは無事。


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ブッシュ圧入、リーミング&ホーニングしてピストンピンに対し0.025mmのクリアランスに。







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ここからはコンロッドワッシャー
随分段減りして、動いてしまっていたコンロッドワッシャーは交換します。

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ダミーワッシャーを入れ必要なコンロッドワッシャーの厚みを算出。



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アルミ青銅でコンロッドワッシャー製作。
このワッシャーは製作するのがなかなか面倒で、専用の生爪を作っているものの、銜えかたによって上下(左右?)の面が出ずらい。
また、外輪の径が小さすぎると手スポで入ってしまい、ワッシャーが動いてしまう恐れがあります。また大きすぎると圧入時に薄いワッシャーは曲がってしまいます。
薄い嵌め代部なので精密計測出来ない。
うまいこと寸法を取って入るか入らないかのところを狙って作ります。

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製作したワッシャーを圧入しカシメ。




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コンロッドビッグエンド部の話へ。
少々虫食いがあったクランクピンはJIMS製のものに交換。


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フロント側、リア側それぞれベアリングサイズ選択しクリアランス調整。
スモールエンド部の振れっぷりを確認。




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フライホイール仮組みしてコンロッドのスラスト量チェック。
この時点ではスラスト量が少々多めで設定してきます。
クランク芯だしをして行き、どんどん詰まっていくと、スラストが減っていく傾向があるためです。
現状でのスラスト量は計算通り。








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2018年 09月 29日

1976FXE1200 分解作業


先週も4日間連続で北海道から来ていたHさんのショベルヘッド
分解作業が終わりましたので、まとめブログ。



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エンジン腰上分解。
ピストンは.010”オーバーサイズピストンが入っており、シリンダーもピストンに対し0.08mm~0.09mmと状態は悪くない。


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写真を撮り忘れてしまったが、ヘッド周り分解
バルブガイドとバルブステムのクリアランスは0.09mm~0.1mmと大きめ、リアEXは大分変形があり大きいところでは0.3mmと広がっている。バルブガイドは全交換。
ロッカーアームブッシュはバルブ側のブッシュが0.0mm~0.1mmと大分ガタがあったのでブッシュ交換。



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コンロッドスモールエンド部のガタはフロント側で2.8mmと大分ガタがあります。
スモールエンド部でこれだけガタがあるとビッグエンド部では0.1mm近くガタがあると思われる。

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プライマリー周り分解しエンジン腰下、トランスミッション降ろし。




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タイミングギア周り分解。
ブリーザーバルブは網部の変形あり。
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カムギア周り計測。
カムブッシュ、ピニオンブッシュともにガタがありブッシュ交換。
ギア計測。
カムギアシャフトは問題なく使えますが、ピニオンギアとカムギアのカラーコードは同じなものの、クリアランスがある状態になっています。ギアが少々減っているのでしょう。ピニオンギアサイズを変更してみます。


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オイルポンプ分解。
ボディー内壁に大きな傷ありでオイルポンプボディーは交換。


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タペットローラーの状態は良し。


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クランク分解し現状のクランクの芯振れチェック。
ドライブサイド+0.15mm、タイミングサイド+0.15mmた大分振れている。
ビッグエンド部にもガタがあったので分解作業。


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クランク周り分解し計測。
コンロッドビッグエンド部はフロント、リアともに0.1mm以上のガタ。
スモールエンドブッシュ交換します。
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ピニオンシャフトベアリングレースは変磨耗はないがローラーが減っていてクリアランス0.05m~0.06mm。

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ピニオンシャフトチェック。
ベアリング軸受け部は問題なし、またセンター穴も変形なく問題ないが、ピニオンシャフトブッシュとの摺動部が変磨耗あり。
研磨が必要です。



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トランスミッション分解。

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スタータークランクのストッパーは取れていましたので、溶接修正。


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シフター周り分解。
大きな問題なしでありますが、何時もの事ながらリターンスプリングは折れています。


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メインシャフト周り。
メインシャフトはこのまま使用。メインドライブギアブッシュとキックラチェットギアブッシュは交換。
また1ST&2NDギアは大分やられていましたのでギア交換。



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カウンターシャフト周り。
カウンターシャフトは問題なし。ベアリングもSTDサイズでO.K
フローティングブッシュは1ST・2NDともに交換予定。




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キックブッシュも交換します。



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ギアボックスドレンボルト部は随分と大きいボルトがぶち込まれていました。
ここは溶接し一旦穴を埋め、螺子を切りなおします。



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車体周り分解作業。


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ネックベアリング交換。


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F/Rホイールベアリング交換。
フロントローターは大分変磨耗しているので、研磨もしくは交換します。
Rスプロケットも減っていますので交換。


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スイングアームべアリングは、初めて変えるであろう、くっきりと跡がついています。
また、ピボットボルトも段減りしていますので交換。



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by sgf1906 | 2018-09-29 02:10 | 1976FXE1200 | Comments(0)
2018年 09月 10日

土・日・の授業風景




1958 VELOCETTE VENOM

Iさんのベロセット
新品のビッグエンドベアリング計測、新品オメガ製のピストン計測、重量測定。
新品のビッグエンドベアリングアッセンブリーのベアリングはノーマルのベアリングローラー3/16”から5mmのローラになりレース内径が大きくなっている。
現在コンロッドのについているベアリングレースは状態が良いのでラッピングしローラーをノーマル3/16”を使うか検討中。
新品ピストンについているピストンピンとコンロッドブッシュの寸法は良い感じでブッシュはホーニング加工だけでいけそうだ。
何夜間や確認後、バルブ抜き取りに向け燃焼室清掃、カーボン除去。



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1973 NORTON COMMANDO 850

トリニティー卒業生のM君はノートンコマンド持込。
ギアボック1STギアの抜け現象があるためギアボックス分解して原因追及。





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1955 TRIUMPH T100

Hさんのトライアンフは電装周り
ダイナモは分解し各部チェック。
コミュテーター通電チェック、フィールドコイル通電・抵抗チェックし問題なし。
モータリングチェックし問題なし。
機械式レギュレーターボックスにエレクトリックレギュレーターを仕込み取り付け。
配線引きなおし作業開始。



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1959 PARILLA 175

Mさんのパリラは試乗に向け各部手直作業。
ガソリンマウントのラバーはゴム屋さんで製作。同じくラバーマウントカラー単品製作。
少々オイル漏れがあったロッカーカバーはガスケット製作。
小排気量にしてはアームが長いロッカーアームはバルブを抉ることなく真っ直ぐ押してくれそうで、好感がもてる。
直管だったサイレンサーにバッフルをつけ次回には試乗が出来そうだ。



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1978 TRIUMPH T140E

Tさんのトライアンフ
製作したアクセルワイヤーが少々短くエンジン始動時にエンジン回転が上がってしまった前回。
気を取り直してケーブル作り直し。
エンジン再始動で問題なし。
純正マフラーは随分静かでジェントルであります。
また、エアクリーナーボックスを取り外したため、サイドカバーマウントステーは新たに製作し取り付け。
さぁ卒業が見えて来ました。



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by sgf1906 | 2018-09-10 00:40 | その他 | Comments(0)
2018年 09月 05日

1978FXE1200 オイルポンプ

今日はMさんのショベルヘッド
オイルポンプのお話

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もともとついていたオイルポンプはアイドラギアシャフトがテスポ・・・。
ボディー内壁にもキズがありますのでオイルポンプを交換することに。
使うオイルポンプボディーは80年以降の純正オイルポンプ良品。







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80年以降のオイルポンプはリリーフバルブ不圧穴の経路が以前のモデルと違いますので、冶具を使いケースにドリル加工。何時ものやつです。




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フィード側、リターン側のギアとボディーの隙間チェック。ギアのでっぷりは0.1mm~0.15mmと良好。
またチェックバルブも光明丹であたりっぷりチェック。




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ジェームス製の黒ガスケットを使い、オイルポンプの締め付けトルクは10N.m
で締め付けてみると、一箇所ねじ山がナメてしまいました・・・。
まぁ10N.mでナメてしまったんであれば仕方がない。


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クランクケース分解してボール盤に垂直セットアップしヘリサート加工。







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気を取り直して改めてオイルポンプ組み付け。
規定トルクえ締め付けオイルポンプの回りっぷりチェックし問題なし。








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by sgf1906 | 2018-09-05 22:10 | 1978FXE1200 | Comments(0)
2018年 09月 04日

1937EL1000 キックカバー&キックシャフトブッシュ



今日はWさんのナックルヘッドT/Mキックカバーのお話。
なんやかんやと加工が必要だったキックカバーのお話です。


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まずはマウント部の欠けがありまして、溶接肉盛り。


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冶具を製作して平面研磨機にセットし肉盛り部研磨。


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穴位置確認してスタッドを開け、座面作り。
この後、周りの余計な溶接部をリューターで研磨し化粧直し。



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0.1mm近く楕円になっていたキックシャフトブッシュホールはボーリングし真円加工。




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ボーリングしたキックカバーブッシュホールにあわせオーバーサイズのキックブッシュ製作。
問題はカバー側が広くなっているのでシールの嵌りが悪くなってしまいます。
片側のブッシュは段付加工しシールのあたりを良くしました。





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ブッシュ圧入しラッピング&ホーニングし使うキックシャフトにあわせクリアランス調整。
シールの効きっぷりも良い感じです。






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by sgf1906 | 2018-09-04 03:05 | 1937EL1000 | Comments(0)
2018年 08月 31日

1976FXE1200 ブッシュ周り製作







今日はHさんのショベルヘッド
なんやかんやブッシュ製作。






バルブガイド

傷が入ってしまったバルブガイドホールはリーマーで真円加工済み
使うバルブステム径、ヘッド側バルブガイドホール径にあわせバルブガイド外径・内径加工。
今回リーマーを一新したため、リーマー加工が随分楽に。

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カムブッシュ&ピニオンブッシュ


カムカバー中古良品に交換。
カムシャフトは段減りがあったのでセンターを出し研磨。
研磨したカムシャフト、カバーにあわせカムブッシュ単品製作。
ピニオンシャフトもシャフト、カバーにあわせ単品性製作。



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キックシャフト


キックカバーも中古良品に交換。
使うシャフト、カバーにあわせキックシャフトブッシュ単品製作。


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キックラチェットギア&メインドライブギア

トランスミッションのメインシャフトも少々段減りがあったのでメインドライブギア側、キックラチェットギア側ともに研磨。
キックラチェットギアブッシュもギア、シャフトにあわせ単品製作。オイル溝加工。
メインドライブギアブッシュはJIMS製のものを使い、内径加工。
加工したメインシャフトに合わせます。



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by sgf1906 | 2018-08-31 10:38 | 1976FXE1200 | Comments(0)