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2012年 03月 28日

VELOCETTE MAC オイルライン

今日は1938年ベロセットMACのオイルラインのお話。

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オイルポンプから加圧されたオイルはポンプの横の穴(ここにチェックバルブが入る)からタイミングカバーへ。

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チェックバルブは板タイプとネジタイプの2種類あります。コイツはネジタイプのもの(ケースにねじ山が切ってある)

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ケースからタイミングカバーを通り、クランクビッグエンド、カムブッシュ、シリンダー内壁、ロッカーアームへオイルが圧送されます。

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ビッグエンドに行くオイルはタイミングカバー下にあるオイルジェットを通り、ピニオンシャフトからビッグエンドへ。

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タイミングカバーの上の穴からオイルジェットボルト(ボルトに穴が開いている)へ行き、シリンダー内壁を潤滑。

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オイルパイプを通りロッカーアームを潤滑。
ヘッドに行ったオイルはプッシュロッドカバーを通り、タイミングギアボックスへ落ちていきます。

オイルの流れは大体こんな感じでが、ベロセットのオイルシステムには少々疑問があります。次回はそんなお話でもしてみますか。



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# by sgf1906 | 2012-03-28 03:26 | 1938 VELOCETTE MAC | Comments(0)
2012年 03月 27日

1954KH 車体組付け

車体回りが全滅していたKH。
加工ものが終わり組みつけて行きます。

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アールテックエンジニアリングさんでラインボーリング、スリーブ製作、組付けしたネック。

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歪んでいたスイングアームは諦め、長いタイプのスイングアームを組付けます。
オーナーのK平さん、何回かやった作業のためか構造を理解したようで、チャッチャと作業をしていきます。

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ベアリングコーンも交換。

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5/16”バラ玉ボールベアリングをグリスでレースに貼り付け三又を組んでいきます。
このボールベアリングですが、“1954-1978スポーツスターパーツカタログ”を見ると個数が28個(上下各14個づつ)となっています。この社外のネックカップキットにも28個のボールが入っていました。
しかし実際に組んでみると、上下共にボール1個分の隙間が開いてしまいます。
上下とも1個づつ増やし30個で組んでみるとこちらの方が良さそうです。
“1954-65パーツカタログ”(khのパーツも乗っているヤツ)で見てみるとボールの個数は30個になっています!?

とまぁ、変なことが気になってしまいましたが、ガタ無くスムーズに動いてくれれば良いですね。


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# by sgf1906 | 2012-03-27 02:26 | 1954KH883 | Comments(0)
2012年 03月 26日

1979FXS 点火タイミング

今日はハーレー・ショベルビッグツインの点火時期調整です。

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まず、フロントシリンダーの圧縮上死点をだします。(吸気工程が終わった後のピストン上死点)
タイミングホールに点マークが出ます。
この時サーキットブレーカーカムの小さい方のカム山の近くにポイントヒールがきます。

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サーキットブレーカーカムの小さい方のカム山にポイントヒールを乗るポイントギャップをシックネスゲージで測ります。
ポイントギャップは0.45mm~0.5mm

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フロントシリンダー側のポイントギャップがでたら、リア側(大きい方のカム山)のギャップもチェックしておきます。
クランキングさせ、大きい方のカム山にポイントヒールが乗る状態にします。
この時ポイントギャップがフロント側と同じであればO.Kです。
違う場合、ガバナーのシャフトの芯が出ていないので、軽く叩いてやり芯出しします。
(ガバナーのプレートがカムに真っ直ぐ入っていない)
フロント側、リア側のポイントギャップが同じ数値になる様にしてやります。

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ポイントギャップが出たら点火時期の調整をします。
圧縮上死点前35度の位置にクランクを動かします。
タイミングホールに線マークが出ます。

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クランクがこの位置の時に、サーキットブレーカーカムが進角方向に目一杯動いた状態(ガバナーが開いた状態)にします。

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タイマープレートを動かし、ポイントが開く瞬間の位置になるようにします。
これで点火時期はO.Kです。

ポイントギャップ 0.45mm~0.5mm
点火タイミング 遅角 圧縮上死点前 5度
          進角 圧縮上死点前 35度



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# by sgf1906 | 2012-03-26 03:18 | 1979FXS1340 | Comments(0)
2012年 03月 25日

1971FLH カムスラスト

今日はショベルビッグツインのカムギアボックスのお話。
前回、カムブッシュ、ピニオンシャフトブッシュを交換、調整し、その続き。

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カムギアシャフトのスラストクリアランスを調整します。
毎度のことながら、シムで調整。
シムは0.127mm刻みで1.27mm~2.54mmまであります。

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ロックワッシャー、スラストワッシャー、カム、実際に使うカムカバーガスケットで組んでみて、シックネスゲージを使いスラストクリアランスを測ります。
マニュアル上のクリアランス 0.025mm~0.13mm
トリニティーでは0.1mmになるようにシム調整します。

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ブリーザーギアのスラストクリアランスも同じように調整します。
マニュアル上のクリアランス 0.025mm~0.13mm
ブリーザーギアのスラストワッシャーも0.127mm刻みであります。
early79年以前とlate79年以降のもので形状が違うのでお気を付けを。


今日のスイーツ

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S籐さんからのお土産。
四国松山名産 一六タルト
ゆず風味の大人のお菓子。



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# by sgf1906 | 2012-03-25 02:36 | 1971FLH1200 | Comments(0)
2012年 03月 24日

VELOCETTE VIPER CRANK

今日はベロセット・バイパーのクランクのお話。

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アールテックエンジニアリングさんから上がってきたクランク。
ビッグエンド、ピニオンシャフトがやられていたので、新品に交換です。

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元々のクランクピンはロッドサイドにオイル穴が開いています。(写真、クランクピンとピニオンシャフト穴の間)
新しいクランクピンはピン内にオイルラインがあるタイプで、ピニオンシャフトからクランクピンへのオイルラインを加工してもらいました。

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新品のピニオンシャフトにはキー溝、回り止めのネジ穴が無かった為、新たに加工。
クランクピン溶接強化。

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スモールエンドブッシュ単品製作。
螺旋状のオイル溝が格好良いです。

何時もながら、アールテックエンジニアリングさんの仕事は精度が出てる事は当たり前で、見た目も格好良いです。
拘りを感じます。
古いオートバイをレストア、オーバーホールをしていく上で、信頼できる内燃機屋さんと付き合える事は幸せなことです。




夜梅

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薄暗い湯島天神に入っていくと、段々と香ってくる梅の香り。
写真を撮ったり、眺めてる人はちらほら。
お祭り騒ぎの桜より、僕は好きかも。

# by sgf1906 | 2012-03-24 03:28 | 1960 VELOCETTE VIPER | Comments(0)