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2018年 12月 08日

1981FXS1340 ロッカーアーム

今日はSさんのショベルヘッド
ロッカーアームのお話。


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ロッカーアームシャフト、ロッカーアームブッシュ計測。
ロッカーアームシャフトのブッシュとの摺動部は4本とも段減り無くシャフト径14.06mm~14.07mmと状態よし。
ブッシュ側は大きいところで0.16mmとガタがいているのでブッシュ交換。




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ブッシュ抜き取り、新たなブッシュを圧入します。
使うブッシュはJIMS製のもの。
予め、生爪を使い内径加工をしておきブッシュ圧入。




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専用リーマーを使い、ラインリーミングをしロッドでラッピングしクリアランス調整。





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フロントEXのロッカーアームのバルブ側のブッシュ圧入部は穴が広くなっていまして、新たなブッシュが手スポです。


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オーバサイズブッシュを製作して圧入。
問題が無かったプッシュロッド側のブッシュと圧入時の寸法が変わってしまったのでこちらはリーマーを使わず、ホーニングし左右のブッシュ径調整。
シャフトがギリギリ入るぐらいにブッシュ内径を整えておき、ラインだしラッピング。



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少々段減りしていたバルブとのスリッパー部は専用冶具を使い研磨。






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リアインテークは少々スラストが多かったので、シャフトの座面部を切削し調整。
4本とも0.1mm~0.3mmのスラスト量に。


というわけでロッカー周りの作業終わり。




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# by sgf1906 | 2018-12-08 00:07 | 1981FXS1340 | Comments(0)
2018年 12月 06日

平日の授業風景



1963 TRIUMPH T120

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Yさんのトライアンフ
車体周りの分解・計測作業が終わりフレーム塗装みだすため梱包作業。
固着し取れなかったマニホールドはヘッド固定冶具をつくり分解。
新品ベアリングが到着しましたので、ケースとの嵌め合い寸法、クランクシャフトとの嵌め合い寸法計測。
ドライブ側のシャフトとの嵌めしろがないのでこちらはシャフト溶射肉盛。
またタイミング側ケースとの嵌め代も心もとないのでベアリング溶射研磨します。
コンロッドスモールエンド部もあまり状態が良くない。
スモールエンドブッシュ抜けてしまっていたT側コンロッド小端部はやはり随分と変磨耗しているため、ボーリングが必要。














1946WR750

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VMS登校のために手に入れたパリラはキャブ問題と電気系統の問題を解決し前回、試乗しそのまま帰宅したものの、スロットルケーブル切れ・・・。
今回、もともと付いていたケーブルの問題を解消しつつ単品製作。
ケーブルを作り終わり、イヤー本当久しぶりにWRの作業に戻ります。
中途になっていたタイミングギア周りの調整作業から。
先端部(ブッシュ軸受け部)が変磨耗していたピニオンブッシュは芯をチェックし研磨。
がブッシュに少々問題ありで、まだまだタイミングギア周りで色々とあります。












1965 TRIUMPH TR6
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トリニティー卒業生Sくんのトライアンフはフレームシートレールが折れたということで、修理。
折れたところは以前にも溶接修理をされていたところで、今回はまた折れることが内容インロー段付きバーを作り、差し込む溶接。
ビートがわからない様に研磨。
完成写真を撮り忘れましたが、石橋君が美しく仕上げてくれました。











1947FL1200
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Iさんのナックルヘッド
1回目の始動時に少々メカノイズがあったため、カムカバーを抜き取りチェック。
ピニオンシャフトのスプラインとピニオンギアのスプラインのガタがあったため、ピニオンギアを純正良品中古のものに交換。
このギアはシャフトとの入りっぷり良好。
そのほかにも、漏れがあったシャットオフバルブの擦り合わせなどもして、2回目の始動。
気になっていたメカノイズも無くなり、非常に良い感じです。










1978FXE1200
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Mさんのショベルヘッド
フロント側ホイールは状態が悪くなかったので、スポークをそのまま使ったのですが、何本かニップルが回らないところ有り振れとりが納得できません。ニップルが動かないとことだけスポーク交換することに。
リアホイールはもともと付いていたワイドリムからスタンダーのものに交換。錆がひどかったスポークも交換しリム組み。
と作業の合間に、イタリアンのシェフをしているMさんが来る日は、昼食を作ってもらっています。
ボリューム満点で味ももちろん旨い。
食後の語らい、旨いものを食べ腹いっぱいになり不思議と口も滑らかだ。
自分の好きなバイクをイジリ、好きもの同士語り合い、飯を食う。いやぁー幸せなひと時ですね。









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# by sgf1906 | 2018-12-06 03:19 | その他 | Comments(0)
2018年 12月 03日

土・日・の授業風景


1964TRIUMPH SMALLUNIT500

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Kさんのトライアンフスモールユニットエンジン
4本ともねじ山が駄目になっていたロッカーボックス。
1つはヘリサート加工済み、残り3箇所はアルミロウで穴埋め後面研。
穴位置決めのポンチ製作し穴あけ位置を決め、ボール盤にセットし穴あけ、タップで新たなねじ山製作。






1977FLHS1200

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新入生Kくんのショベルヘッド。
エンジンとトランスミッション持込でOHしていきます。
まずトランスミッションから。
ミッション分解しそれぞれチェック。
メインシャフトは随分磨耗していますので交換。
キックラチェットギアブッシュ、メインドライブギアブッシュも磨耗していますので交換。
問題は、ケースの溶接。
以前からケースからの滲みがあり、溶接されているのはわかっていたらしいのですが、思っていたよりも溶接部が多かったようです。
で、ミクロチェックでリークチェックしたものの今一わかりづらいため、現象液だけ塗っておき灯油を入れ何処から漏れてくるかチェック。










1980XLH1000


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卒業生Iさんのアイアンスポーツ。
ハンドル周り交換。なかなかポジションがしっくりくるハンドルってむずかいしですね。







1972XLH1000
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Oさんのアイアンスポーツ
エンジン・車体周りの分解作業が終わり、エンジン周りの組み付け作業に。
まずは、カムベアリング交換だが、今回とったカムベアリングは使用したくない製品のベアリングでしたので使わずベアリング交換は次回に。
気を取り直してスプロケットシャフトベアリング交換。
レース抜き取り、ハメシロチェックし新品ベアリングレース圧入。サークリップ位置でベアリングレース位置をだします。
ダミーシャフトを取り付け、ベアリングエンドプレイチェック。
シム研磨し調整。






1986TRIUMPH HARRISBONNEVILLE
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Eさんのトライアンフハリボン
クラッチセンター分解し、やはりそれなりに溶けて?いたダンパーゴムを抜き取り後、各パーツ洗浄。
ヘッドバルブガイド付近のカーボンを重曹ブラストで綺麗にしてガイド抜き取り。
以前ガイド抜き取る際に燃焼室側からガイドを抜こうとたたき、ガイドが変形したことがありましたので、ロッカー側のガイドに螺子を切りボルトをつけ、ボルトをたたきガイド抜き取り。
抜き取り後軽くホーニングし計測。
楕円、傷、変形なく状態よし。
ロッカー位置決めダウエルを抜きヘッド周りの面研磨。






1985FXEF1340


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Tさんの4速エボは前回エンジン始動し問題なさそうなので、試乗です。
今回サンダージェットがついたS&SスーパーEをつけましたが、アイドリングなどは安定し吹けあがりも良いものの、走っていると段々と燻っていく傾向。
そのほかは問題なし。
以前アイアンスポーツでVMS卒業生でもあるTさんは一旦車両持ち帰り、自分で煮詰めていきます。





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# by sgf1906 | 2018-12-03 01:11 | その他 | Comments(0)
2018年 12月 01日

1951TRIUMPH T100 リアホイール&棟上




今日は先日に引き続きHさんのトライアンフ、Rホイールのお話。

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タイヤは交換でリム・スポークは状態良く、バラさずにそのまま使います。


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まずはドラムブレーキから。

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ドラムと一体式のスプロケットは以前に交換した後が。
スプロケット自体あまだ使えそうなのでこのまま使います。



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ブレーキ分解。
ブレーキカムはシャフト部分が随分変磨耗しガタガタ・・・。
残念ながらこのカムのリプレイス品は手に入らないので、このカムを加工して使います。





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まずはカムを芯を出し研磨しシャフト部分をまっすぐに。



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パネルのブレーキカム軸受け部、ボーリング。




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研磨したカムシャフト、ボーリングしたパネルにあわせブッシュ製作し圧入・ホーニングしクリアランス調整。
ガタ無しカムピボットになりました。


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スプリングハブのプランジャーアッセンブリー。
オーナーさんの話からちゃんと動いていたようなので今回は分解しません。
また、機会があったら冶具を製作し分解してみたい。


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スプリングハブのホイールベアリングはハブのエンドプレート(車体右側)とドラム(車体左側)につきます。
一旦分解し、徹底清掃。運良く状態がよかったのでグリスを詰め込み圧入。
このベアリングなかなかの値段なようです。






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ハブ回り組み付け。




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アクスルガイドを上下するスプリングをプランジャーボックスで固定し、プランジャーボックスとエンドプレート・ドラムでベアリング軸受けする仕組み。つまりハブ内でアクスルボックッスが上下する仕組み。
いやー良くこの仕組みを考えましたなぁという仕組みで、アクスルガイドがドラムに固定されてしまうと動かなくなりますし、隙間があるとガタになりますから、アクスルシャフト、ブレーキパネルを固定せずに固定?する仕組みになっていますが、このあたりのことを文章で説明する能力はありませんので、このあたりで割愛します。






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一旦フレームに取り付け、ホイールのラインだし。



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タイヤを取り付け、フレームに組み付け。



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両ホイールを組み付け、フェンダーも取り付け。
棟上完了。







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# by sgf1906 | 2018-12-01 00:07 | 1951TRIUMPH T100 | Comments(0)
2018年 11月 29日

1951TRIUMPH T100 フロントホイール


今日は先日に引き続きHさんのトライアンフT100
車体周り、フロントホイール周りのお話。


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リム&スポークは状態良く分解せず、振れとり調整のみとする。
ひび割れていたタイヤは交換。




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ハブベアリング交換。
ドラム側ベアリングリテーナーナット(L.H逆ねじ)を取り、逆側からスリーブをたたき抜き取り。


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でここでひとつ問題が。
ノーマルだと両ベアリングの間にディスタンスピースが入り、ディスタンスピース内にスリーブ&カラーが入る仕組みだ。(図4.5)
が以前に製作したと思われるカラーが入っていました。
これをスタンダードのものに変えます。




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スピンドル・カラー&スリーブ・ディスタンスピースが手に入り組み付け。




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ブレーキパネル、スピンドル軸受け部は本来であれば、スリーブカラーが入り込む仕組みであるはずですが、以前に製作されたスリーブにあわせ、カラーがカシメられていました。

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入っていたかスリーブを抜き取り、本来のスリーブカラーがガタなく入るようにスリーブ製作し圧入。



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スリーブカラーが入るようになりベアリング回りの問題解消。



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ここからはブレーキのお話。
随分とガタがあったブレーキカムピボット部ブッシュ製作しガタを無くします。




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まず位置決めしてパネル側ビボットホールをアジャスタブルリーマーで内径拡大、真円に。




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計測しカムシャフト・パネルにあわせブッシュ製作。
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圧入しガタなしさんに。






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ベアリング交換し、スペーサー回りが変わったので位置関係が問題ないか、仮組みしてチェック。





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ブレーキシュー張替え、あたりっぷりもチェック。




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分解・組み付けしたフロントフォークもこの時点で一応作動チェックし問題なし。
というわけで、フロントホイール周りO.K





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