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カテゴリ:1976FX1200 CHOPPER( 28 )


2013年 04月 13日

1976FX1200 ビッグエンドベアリングレース

今日はハーレー、ショベル・ビッグツインのビッグエンドベアリングレースの入れ替え。
大分ベアリングレース内径が拡大され、.002”o.sのローラーが入っていた車両。
.0002”刻みでオーバーサイズローラーがあるのですが+.002”の次のオーバーサイズは+.003”でMAXで未来が無い為、レース交換です。
(レース内径が許容範囲であればレース内径ラッピングし、オーバーサイズローラーで適正クリアランスにします。)

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元々入っていたレースを抜き、コンロッドビッグエンド内径を計測。
楕円無く良好。
新品レースは純正品。

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圧入工具を製作し、油圧プレスで圧入。

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フロント側はレースがコンロッドから出ます。
左右均等に1mm程度。

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リア側は外側側面と面一になります。
特にリア側のコンロッドはフォークコンロッドでレースの圧入部分の幅が少ないうえ、コンロッドに面が出ている部分が少なく、垂直に圧入するのが大変でした。
圧入後、光明丹を付け面が出ているか(垂直に圧入されているかチェック)

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スモールエンドにピンを入れ、レースが垂直に入っているかチェック。

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問題が無さそうなので、レース回り止めのカシメをしレース入れ替え完了です。

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圧入後のベアリングレース内径は41.19mm~41.21mm。
次回はラッピングです。




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by sgf1906 | 2013-04-13 01:47 | 1976FX1200 CHOPPER | Comments(0)
2013年 04月 11日

1976FXS1200 トランスミッション組み立て(メインシャフト編)

今日はH本さんのショベル・ビッグツインのミッションのお話。

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まずはメインドライブギアから組みます。
Early77年以前のモデルはメインドライブギア、カウンターシャフトのベアリングは面倒臭いバラのニードルベアリング。
グリスを付けてローラーを貼り付けます。

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リテーニングワッシャー、スペーサー、シールを付けます。

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メインシャフトはアンドリュース製に交換。

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メインシャフトに1速&2速ギア、ボールベアリングを組んでおきます。

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ケースの中で3速ギア、ワッシャー、リテーニングリング、クッラッチギアを組みます。
クラッチギアの「HIGH」の文字をスプロケット側に組みます。

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ケースを暖め、メインシャフトボールベアリングを圧入。

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これでメインシャフト側は終わり。
次回は少々問題があったカウンターシャフト側です。


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by sgf1906 | 2013-04-11 01:03 | 1976FX1200 CHOPPER | Comments(0)
2013年 04月 04日

1976FX1200 スモールエンドブッシュ

今日はショベル・ビッグツインのスモールエンドブッシュのお話。

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使うスモールエンドブッシュはJIMS製のもので、素材はAMPCO45(アルミ青銅)です。
以前にも書きましたが、アルミ青銅は耐摩耗性が良い分、粘り硬く加工が大変で毎回苦労します。
しかも、ピストンピンより0.1mm程度内径が小さく作られており、コンロッドに圧入すると約0.1mm縮み、合計約0.2mmリーマーで削るので大変で、時間がかかります。

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という訳で、今回は旋盤を使ってブッシュ内径を拡大します。
生爪を加工し旋盤にブッシュを銜え、ピストンピンがギリギリ入るぐらいまで内径拡大。

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オイル穴の位置を合わせ、コンロッドに圧入。

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専用リーマーでリーミングします。
しかし内径を拡大してしまったのでリーマーの食い付き部とブッシュにガタができてしまったので、ボール盤を使って垂直を出します。
(この専用リーマーはリーマー先端の食い付き部がガイドになり真っ直ぐ切ります)

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リーマーを通した後もまだ少々渋いので、中古ピストンピンにバルブコンパウンドを付けラッピング。

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ブッシュの穴が垂直に開いているかチェック。

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最後にホーニングして終了です。クリアランス0.02mm。
(ブッシュの内壁にキズをつけ、オイル溜まりが出来る様にします。ブッシュの内側にオイルフィルムがある事で、軸がスムーズに回ります。)

簡単に言うと円柱状のブッシュを真円に真っ直ぐ垂直にするということなのですが、これがなかなか大変なのです。

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by sgf1906 | 2013-04-04 02:11 | 1976FX1200 CHOPPER | Comments(0)
2013年 03月 14日

1976FX1200 ギアボックス

T/Mキックカバーのスタッドボルト植込み部にクラックが入っていたショベルのミッションケース。
スタッドボルトのナット側ねじ山が痛んでいると、ナットが回らずスタッドボルトが回っていきケース側(植込み側)へ食い込みケースがやられてしまうことがあります。
と言う訳で修正していきます。

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U氏に溶接&アルミロウで埋めてもらいました。何時もながら素晴らしい仕上がり。
雌ネジにクラックが入ってしまった場合、一旦ネジ穴を埋めてしまわなければなりません。

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スタッドボルトを抜き面研。
面研後、再びスタッドボルトをさしキックカバーを取り付け、キックカバーのスタッド穴を冶具にし、新たに開けるスタッドボルトネジ穴の位置だしをします。

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ケースをボール盤にセットアップ。
複数あるネジ、しかもスタッドボルトの場合、ネジ穴の位置がずれたり垂直がでていないと、カバーの入りが渋くなってしまいます。
位置だし、垂直だしは慎重に。

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美しいねじ山、キックカバーもスポーリ入りました。ホッと一息。
加工が終わり、この後ミッションを組んで行きます。



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by sgf1906 | 2013-03-14 01:53 | 1976FX1200 CHOPPER | Comments(1)
2013年 02月 20日

1976FX1200 CHOPPER 測定地獄(ビックエンド編)

ショベル・ビックツインのクランクビックエンドの計測作業です。

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ビックエンドベアリングレースをシリンダーゲージで内径計測。
フロント側、リア側共に0.005mm程度の差異で、大きな変形、楕円は無いものの径が大きく、41.38mm。

クランクピンはジムス製のものが組まれており外径31.715mm。この数値は問題なし。

ローラー外径も大きく4.804mm。
STDローラーは4.7625mm(3/16”)なので0.002”o.sのローラーが組まれていたのでしょう。

実測クリアランスは0.057mmとなり、これを0.025mmのクリアランスにする為に、ローラーをオーバーサイズにするのです、0.002”o.sは6段階目のオ-バーサイズ。
もう一段階オーバーサイズがあるものの、ベアリングレースを交換したほうが良いでしょう。


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作業台に並ぶクランク、マイクロメーター、ipad。
以前の作業画像をipadで確認しながらの授業。本当便利になったものです。



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by sgf1906 | 2013-02-20 04:02 | 1976FX1200 CHOPPER | Comments(0)
2013年 02月 14日

1976FX1200 CHOPPER 分解作業(トランスミッション編)

Hさんのショベル・ビックツインのトランスミッション分解です。
以前にも紹介しましたが、この車両は事故車両でスタータークランクシャフトもポッキリ折れていました。
ケースが無事か少々心配です。

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ギア自体は問題なし。メインシャフトのメインドライブギアブッシュの当り面、シールが当る部分は随分段つきになっています。メインシャフトは交換です。
ケースは無事で一安心。
ヤラレている事が多い、ドレンプラグのねじ山もヘリサート加工済みでした。

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心配していた、スターターカバーは無事。
スタータークランクも良し。もちろん折れているスタータークランクシャフトは交換。

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シフター周り。ご多分にもれずパウルキャリアースプリングは折れています。

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シフタードラム周り。シフターシャフトとブッシュにガタがあるのでブッシュ交換予定。
シフターシャフトとシフターシャフトギア(圧入されている)の分解。取り付けは何時もながら面倒臭いです。



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by sgf1906 | 2013-02-14 02:35 | 1976FX1200 CHOPPER | Comments(0)
2013年 02月 13日

1976FX1200 CHOPPER 分解作業(腰下編)

新入生Hさんのショベル・ビックツイン、分解作業が続きます。

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タイミングギア周り分解。
カムギアはアンドリュース製Jカム、サーキットブレーカーはダイナ製のセミトラが付いています。
ギア自体は問題無さそう。
タペットは私が見たことの無い、社外製の油圧タペット。

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オイルポンプ分解。
ギアは良いがシャフトは段つきになっており、使い物にならず。

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クランクケースを割り、クランクお目見え。
ケースにクラックなどの問題は無く良し。マッチングナンバーであります。

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スモールエンド部分の振れは約3mm。
ここにこれだけ振れがあるとビックエンドベアリングクリアランスは、規定値(0.02mm~0.03mm)より大きくなっています。
クランクシャフトの芯も0.15mm程度振れていたのでクランク分解。

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この後は清掃&計測地獄が待っています。

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新入生のHさんの美しいノートです。
これからどんなノートに成っていくか楽しみです。




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by sgf1906 | 2013-02-13 01:36 | 1976FX1200 CHOPPER | Comments(0)
2013年 02月 03日

1976FXS1200 CHOPPER 授業開始

昨日からショベル事故チョッパー授業開始です。
この車両は新入生Hさんの友人が乗っていたものですが、事故の為乗れなくなってしまい、Hさんが譲り受けたものです。Hさんはパンヘッドも所有しているのですが、これを機にお店任せだったメカを覚えようとトリニティーに入学しました。
「思い入れがある物を直す」レストアの醍醐味ではないでしょうか。


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と言う訳で、どんどんバラシていきます。

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S&S製のシリンダーヘッド、吸気ポートが整流板的な加工がされています。

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タペットも交換されています。ハイカムが組まれている臭い・・・。

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ピストンは.050”o.sが入っていました。

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腰上分解終了。

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オープンプライマリーだったプライマリー周り。
プーリー大分やられています。

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クランク、ギアボックスを降ろし、今日はここまで。
次回は車体周りをバラシていきます。フレームが無事ならよいのですが・・・。

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by sgf1906 | 2013-02-03 23:07 | 1976FX1200 CHOPPER | Comments(0)