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1957 XL 900 プライマリー




今日はHさんのアイアンスポーツ
まとめブログ

プライマリー周りのお話です。

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まずは、クラッチハウジングのエンドプレイ調整。
少々構造がわかりづらく、調整が面倒な70年以前のクラッチハウジング。
クラッチハウジングに圧入されるニードルベアリングに、インナーレースが入る仕組み。
そのため、ある一定のエンドプレイがないと、回らなくなってしまうのですが、ありすぎとクラッチハウジングが動き、クラッチの切れが悪くなります。

言語で説明するのがなかなか難しいのですが、クラッチハウジングにリベット留めされている、スターターラチェットプレートの内側にスラストワッシャーが入り、そのスラストワッシャーとインナーベアリングレースが一緒に回っている構造。
また、そのスラストワッシャーは、キックラジェットギアスリーブと一緒に回ることによって、その外側にあるクラッチハウジングはベアリングで終了すると言う仕組み。
そのため、インナーベアリングレースの長さとクラッチハウジングに入っているスラストワッシャーの厚みがが肝になるのですが、このスラストワッシャーは、スターターラチェットプレートを外さないと抜けません…。

ガタが多かったので、まずはインナースリーブを少々研磨。
取り付けてみると、今度はエンドプレイがなくなりました?
改めて、取り付けた、ニードルベアリングの位置が悪く、ちゃんと締め付けた時にスラストワッシャーと干渉したようです。
スラストワッシャーとプレスでニードルベアリングを押し、適当な位置に。
クラッチハブを規定トルクで締め付け、エンドプレイ確認。




















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というわけで、プライマリー回り本組。
エンジンスプロケット&プライマリーチェーン、クラッチハウジング、クラッチハブを取り付け、エンジンスプロケットナット、クラッチ、ブナットともにトルク管理して締め付け。
プライマリーチェンの遊び調整。
写真ではわかりづらいですが、チェーンスライダーも新品に交換。
















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曲がってることが多い、アイアンのクラッチスチールプレート。
ご多分にもれず、この車両も歪みが多く、クラッチの切れが悪かったので、新品に交換。
フリクションプレートは少々研磨して再利用。

















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4分割になっている、70年以前のアイアンのクラッチプッシュロッド。
4分割になっているため、たわみが少なくなり、クラッチオンタッチが良くなります。
また、70年以前は密閉された完璧な乾式クラッチなので、非常にキレが良く軽いです。
4分割されたクラッチプッシュロッドの順番が間違わぬように組み付け。
クラッチ板取り付け、クラッチスプリングの調整。
こちらも写真には撮ってませんが、プレッシャープレートとクラッチ、スプリングカップのフェイス面の距離で3/16"になるように調整。



















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クラッチケーブルを取り付け、クラッチ調整。
クラッチのリリーズアームがはじまりから終わりちゃんと作動するような位置で取り付ける。

といった感じで、プライマリー周りとクラッチ周りの調整が完了。



















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by sgf1906 | 2026-02-06 08:11 | 1957XL900 | Comments(0)

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