
今日はEさんのナックルヘッドのまとめ
オイルポンプ周りのお話タイミングギア周りの加工事が終わりその続きです。



まずはオイルポンプのお話に行く前に、ブリーザーギア周り。
ガタ&傷があったブリーザーバルブホールはボーリング、.030”オーバーサイズのブリーザーバルブを取り付け。シム研磨してエンドプレイ調整。0.2mm程度のエンドプレイに。


オイルポンプギアを回すためのオイルポンプウォームギア
回転方向を90度変えるウォームギアは形状から摩擦が起こりやすく、焼き付きなどを起こす心配があります。ですので、力を逃がすためクランクシャフトに対しウォームギアはスライドする必要がありますが、クランクシャフトを変えた場合、ここが圧入気味になっているものがあります。今回このナックルもJIMS製のシャフトに交換しているので、ギアの入りっぷりが硬いので研磨して修正。スルスル動くように。
またピニオンギアが適正値に圧入されたあとに、ちゃんとエンドプレイが出るように調整。ピニオンギアが圧入され、スペーサーで押され、ギアがが動かなくなったら元も子もありません。


ピニオンギア位置が決まったら、ピニオンギア側面とピニオンシャフトブッシュ鍔部が干渉していないかチェック。

ここからが本題、オイルポンプの組み付け。状態が良かったオイルポンプ周りはほとんどのパーツは再利用。


リリーフバルブスプリングの取り付け長調整
低速時のオイル量コントロールをするセンターフガルバルブがついているモデルは、調整スクリューの入り量を9.5ミリになるように調整。

チェックバルブの光明端チェックこちらも問題なし。




オイルポンプボディー内壁は傷少なく状態良。ナックルのオイルポンプギア面とポンプボディー面はほぼ面一。薄いオイルポンプガスケット(厚み0.1mm)を使い組み付け。



組み付けオイルポンプナットをトルク管理して締め付け。オイルポンプドライブギアが引っかかり等なく、スムーズにいくことを確認し問題なし。




実際にオイルを入れオイルの流れチェック
ロッカーへのオイルフィード、コンロッドビックエンドオ部へのオイルフィード、オイルリターン問題なくオイルポンプ周りの作業終了。
これでエンジン腰下回りの仮組み作業が全て終わり、液体ガスケット塗布しエンジン腰下本組。
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奈良 純