1947 FL 1200


先日、継続車検を済ませたI さんのナックルヘッド
気持ちよく晴れたので、試乗をしてみる。問題無く好調をキープしています。
1973 XLCH 1000

先日新規車検を通したKさんのアイアンスポーツ
試乗がまだでしたので、なかなかVMSに来れないKさんに代わり試乗。エンジン始動も問題なく、試乗も問題なし。懸念していたベンディックスキャブレーターも問題なく、相変わらず粗々しい乗り味だ。
一つ問題は、たまに出る「ガス欠症状」ガスコックの問題かフロートが開かない問題と思われますので、まずガスコックから見て見ます。
ここからが本題のEさんのナックルヘッドのまとめブログ
リアドラムブレーキのお話。色々と問題があり、一筋縄ではいかなかったリアブレーキ周りでありますが、今回で一応終止符という感じであります。
毎回車体周りのお話の時には書くことですが、ビンテージバイクのオーバーホール事をしていますと、エンジンやミッション周りは以前に手を入れた形跡があるものが多いのですが、車体周りは何も見られていないといった感じの車両を見ることが多いです。
今回のナックルさんも流石に70年以上も前の車両でありますので、手が入っていない訳ではないですが、ブレーキ周りはなんだか難しい事になっていました。ホイール軸受け部、ブレーキ、フォーク、ネックなどの車体周りがカチッとすると、当たり前ですが非常に乗りやすく、乗っていて気持ちい車両になります。

まずは、リアブレーキシューとドラムのあたりっぷりチェック。
ドラムにマジックで印を付けておき、ブレーキを効かせあたり方をチェックしてみると、手前側と奥側だけしか当たっていないことが分かる。


ドラムの中間部分の段べりと判断し治具を取り付け、旋盤にてドラム内壁部切削し面を出そうと考え、旋盤にセットしダイヤルゲージにて偏心度をチェックしてみると・・・
変形が結構あり、段べりしている部分と伝べりしていない部分の差異が大きい。また、後で原因が分かる事でありますが、摩耗の仕方がおかしい。段べりしている部分では、ドラム自体の厚みの随分と薄くなっているので切削加工は断念、新品ドラムにすることに。



新品ドラムに交換チェックする
もちろん厚みは十分。ドラム内壁の偏心プリは問題なし。が新品ドラムではあるあるであるリアスプロケット部の偏心がありましたが、ここではまた次回の話とする。



新品ブレーキライニングを取り付け、車体に組み、ブレーキを効かせあたりっぷりチェック。ドラム内壁の印を見ると、内側と外側だけに当たった跡。新品同士の組み合わせであたりがおかしい・・・?

ドラムバッキングプレートをチェック
改めてバッキングプレートをチェックしてみると、シャフトに対しカムピボット部の軸部分が曲がっています。
その為、左右のブレーキライニングが曲がって付いていた事により、シューとドラムのあたり方がおかしかったようだ。
元々付いていたドラムが変摩耗していたことも、これで納得であります。
旋盤でバッキングプレート画するシャフト軸部にぴったり嵌る治具を製作して、ブレーキライニングを切削にて真円加工。





車体に取り付け、シューのあたりっぷりチェックと共に擦り合わせ。あたり方良い感じになり、無事リアブレーキドラムの修正作業終わり。
本当この辺りの年式の車両は「ブレーキがちゃんと効く」という事をしようとすると色々と大変であります。
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奈良 純