1946 FL 1200
Aさんのナックルヘッド
元々EL用シリンダー(1000cc用)が入っていたAさんのナックルヘッド
思いのほか肉厚に作られている1000シリンダーなので1200用のピストンようにボーリングされていてもそれなりに肉厚は残っている。
しかし、圧縮比は随分と上がってしまうので、シリンダーはFL用(1200cc)のものを使います。
新たに手に入れたFLシリンダーボア系は89.13mm
.070”o.sピストンサイズは89.03mmなのでシリンダーはスリーブ加工します。
もう一つ確認事
ナックルのリアヘッドとフレームの隙間は少なく干渉してしまう事がチラホラ。
今回もともと約4mm高さが低いELシリンダーが乗っていたものなので、FL
用のシリンダーを乗せて干渉が無いか確認。
まずクランクケースとフレームマウントの平行度チェック。
前側マウント部を取り付けると後ろ側マウント部が約3mm隙間が空きます。
仮に3mmのプレートを取り付けてFLシリンダーと仮組してヘッド取り付け。
干渉していることが多いシートチューブ部、またトップチューブにも干渉無くO.K。
使うピストンも決まったところで、クランクのバランスどり作業へ
クランクフライホイールの釣り合いボブウエイト重量計測。
1975 XLH 1000
Tさんのアイアンスポーツ
タイミングギア周りの作業終わり、クランクの組み立て作業へ。
クランクシャフトとフライホイールの垂直チェック。
クランクピン、クランクシャフトのテーパー部のチェック。
問題無く組立て。
クランクの偏心修正方法を教えつつ芯出しでありますが、それぞれクランク癖によりやり方の変わってくるので、教わる側も教える側もなかなか難しいのです。
1950 TRIUMPH 6T
Hさんのトライアンフ
今回は1日中旋盤作業。カムブッシュ単品製作。
ARIEL SQUARE FOUR MK1
Kさんは手に入れたアリエルスクエア4を持ちこみ。
とりあえずキャブ清掃してエンジンがかかるかしら?
という感じでOHする予定はありません。
純正だとSUキャブが付くようですが、付いていたキャブはSOLEX
分解清掃し各部チェックします。
1968 TRIUMPH T120
トリニティースクール卒業生 Tさんのトライアンフ
点火トラブルがありまして修理作業。点火システムをペイゾンに交換、またIGコイルも交換、バッテリーも交換。序にタイヤ周りの交換します。
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奈良 純