1946 FL 1200
Aさんのナックルヘッド
クランク軸受けベアリングレースを左右とも新品に交換。ラッピングが大変パターンです。
ドライブサイドのラッピングが終わり、タイミングサイドへ。
専用パイロット製作しラッピング。
少々テーパー気味に削れてきたので、ラッパーを切削し改めてラッピング。
真円加工され、STDローラーを入れクリアンス0.03mmに。
専用パイロット、研磨ロッドを使い左右クランクベアリングレースのラインチェックし問題なし。
カムカバーピニオンブッシュとのラインも悪くないです。
新品ベアリングレースのラッピングは肉体労働です。
Aさんお疲れ様でした。
1975 XLH 1000
Tさんのアイアンスポーツ
前回に引き続きタイミングギアのギアラッピング作業。前回#1と#2カムギアの一部に引っ掛かりがあったのでその一部ラッピング。ピニオンシャフトベアリングローラーサイズ選定し、クリアランス0.03mmピニオンシャフトにピニオンギアを入れ4カムギアの回りっぷりチェックし問題なし。が・・・アイドラギアを入れると、アイドラと#4カムギアの一部渋い所が。。。同じくラッピングしアイドラギアを回した状態で4カムギア、ピニオンギアがスルスルと回る状態に。
1950 TRIUMPH 6T
Iさんのトライアンフ
不良品がある的な情報が入ってきた、新品のメタルコンバージョンコンロッドのチェック。バビットメタルコンロッドの年式のものを交換式のメタルに出来るコンロッドです。コンロッドナットを規定トルクで締め付け内径計測。真円出ていて状態良し。ただバリが酷いのでバリ取りをしっかりしました。スモールユニット用のメタルを付け、くラッシュハイトチェック。同じく取り付け、寸法チェックそ問題なし。
コンロッドのチェック事はO.Kガタが多かったカムブッシュ抜き取り、ケース側ブッシュホール寸法計測。カムブッシュは製作します。
1955 FLH 1200
Sさんのパンヘッド
前回フロントホイールの組みつけ、振れとり、センター出しが終わり、今回タイヤを付け取り付け。オイル漏れがあるかも的な感じでプライマリー周り分解し、ギアボックス、クランク軸受け部のオイル漏れっぷりチェック。内圧をかけチェックしたものの、漏れは殆ど無さそう。。。ブリーザーからのオイルがプライマリーカバーから出ていると思われる。序にRチェーン交換。5.90”というワイドなタイヤなため、タイヤを真っすぐにするとチェーンがタイヤに干渉します。。。この対処法を考えなければ。。。
1946 INDIAN CHIEF
Mさんのインディアン
持ち込み授業開始。とりあえずエンジンがかかり、走れていたという事なので今回は車体まわりを中心に。走れせてみて問題があればエンジンもやります。
というわけで、エンジンを降ろし、まずはホイール周りから。早速ホイールのベアリングリテーニングナットが外れない。。。(ちなもに逆ネジ)六角棒を溶接しインパクトでどうにか外れました。。こいつも固着地獄がありそうです。
1967 EARLY SHOVEL
A君は引き続きアーリーショベルの清掃、計測作業。
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奈良 純