1973 SHOVEL HEAD ENGINE
Fさんのショベルヘッドコンロッドワッシャー製作。ワッシャー取り付け時の失敗することが多いので、ドライブサイド、タイミングサイド共に2枚ずつ製作。専用生爪に銜え厚み調整し取り付け。先日もお話しましたが、大体変形があるフライホイールのコンロッド取り付け部。手スポで入るワッシャーを取り付けカシメても、中で空回りしてしまう可能性があるのでピッタリなサイズにしたい。というわけで、現物合わせでギリギリ入るように、手仕上げ削りしつつ取り付け。
1960 TRIUMPH T120
Sさんのトライアンフクランク仮組、タイミングギア周り仮組、オイルポンプのバルブあたりっぷりチェック。プランジャーの寸法チェック。面研し取り付け。リリーフバルブのチェックも仕組み付け。オイル経路講習し仮組完了。次回オイル回し、流れっぷりチェック。
SHOVEL PINION SHAFT BUSH
Hさんはショベルタイミングカバー交換。以前にもお話したが、うちではタイミングカバーの交換やピニオンブッシュ、カムブッシュ交換の場合はエンジンをばらした時にしかやりません。ケースをばらし、ピニオンシャフトベアリングまたはカムベアリングからブッシュのラインを出す必要があるからです。ラインを出さずにやる場合、どうしてもピニオンブッシュ、カムブッシュのクリアランスは大きくなってしまします。ただ、今回は予算的にクランクケースをばらすことは出来ず、タイミングカバーを交換する必要があります。ブログに載せられる内容ではないですが、隠すのも何なので記しておきます。オーナーさんが持ち込んだV-TWIN製のカムカバー付いているピニオン部ブッシュは初めからシャフトに対しクリアランス0.09mmと大きい。多分あえて大きめに作ってるのでしょう。いつもであれば、ガタ多すぎとして交換するところですが、ラインが出せない理由からそのまま使います。ピニオンシャフト先端部の振れっぷりは0.04mmでそこまで悪い数値ではない。タイミングカバー仮組してクランキング、ブッシュとピニオンシャフトの干渉がきつい部分を研磨。を繰り返しとにかく、シャフトとブッシュが齧ること無いが状態にしました。ケースを割らず、タイミングカバーを交換するときの苦肉の策です。次回もっと状態の悪いカムブッシュ側をやらなければ・・・。
21" RIM HAMBURGER DRUM
S君は21”リムの振れとりとセンター出し。無事終わり次回、ブレーキ周りチェックとタイヤ取り付け。
INDIAN CHIEF
I君はオーバーホール後600Km走ったインディアンの整備作業。ピストンリングに問題ありでシリンダー分解。
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奈良 純