1946 FL 1200











Aさんのナックルヘッドipadにてノートを製作中のAさん、めちゃくちゃ解りやすく書いてあるノートで、これマニュアル化できます。という感じで、ノート製作しつつ作業。前回キックシャフトブッシュ製作、エンドプレイワッシャー製作したキック周り仮組みして作動チェック。ちょっと動きが渋い。キック周りの構造上、クランクギアがラチェットギアを押しすぎてしまうと、キックの作動が重くなります。試しに、+0.3mm厚みのガスケットを追加で入れるとスムーズに動くので、クランクギアを0.3mm分研磨することに。平面研磨機で研磨し作動チェックしO.K。キックカバー取り付けのため、リリーズフィンガーシャフトを取り付けようと思いきや、リリーズフィンガーシャフトの軸受けブッシュロワー側が抜けている。。。そうだ、これ抜けていたんだ。。。忘れえました。鋳鉄を使いブッシュ製作。圧入しづらい部分ですので、ブッシュの〝案内部”をしっかりつくっておき圧入。問題無くO.K次回はシフター周りの作業。
1954 FL 1200




Uさんのパンヘッド中々交換部品が多いトランスミッション周り。シフターシャフトブッシュも交換で抜き取り、シフターパウルキャリアのブッシュも抜き取り。ネジ周りの修正とともに清掃作業。ギアボックス側はクラックなど無く良好。2本ネジ山の違うボルトがねじ込まれていたため、ヘリサート加工が必要。シフターカバーのネジ座面部は2か所クラックで溶接が必要。
HAMBURGER DRUM



S君はハンバーガードラムリムを19”から21”化19”リム分解しドラム面の偏心プリチェックしリム組みへ。ハンバーガードラムの場合、リムに予め40本のスポークを組んでおいてリムを組んでいくので、なかなかやりずらい。
INDIAN CHIEF

I君がエンジン・ミッションOHしたインディアンチーフ車検もとり慣らし運転中。私も試乗させてもらいましたが、スムーズに回るエンジンで非常に気持ちよく走れます。ちょっとクラッチにジャダーが出ているので調整が必要な事と、ガーターフォークのガタ、もしくはネックのガタが出ているので、その辺りは調整した方が良いかしら。改めての話になりますが、ハーレー1200ccの重いクランクと比べると、インディアンのクランクは薄く軸受けも細い、そのためエンジン回転も回りが速い。回るエンジンの印象を受けます。ずっとハーレーエンジンを乗っている人が乗れば、インディアンのエンジン回りよね!となりますし、回るエンジンの英車ばかり乗ってた人がハーレーの重いクランクに乗るとトルク感凄いよね!となるか感じですので、どっちがどう優れているという話ではなく、別のものですね。ハーレーはクルージング向きでインディアンちょっとレーシングというか。1200ccサイドバルブエンジンでこんな感じで回るエンジンは無いでしょうから30年代のエンジンと考えると凄いですよね。
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奈良 純