1954 FL 1200















部分修理で入学のUさんのパンヘッド
まず足回り中心に整備していきます。
ブレーキカムは偏心摩耗多く新品に交換。
リアホイール分解しスターハブベアリング清掃計測。
インナースリーブは虫食いがあるため交換。スターハブのアウターレースにあたる部分にも少々虫食いあり・・・。
寸法的には悪くない。
「う~ん。これはこのまま使いましょう。」
ドラムの肉厚を計測、大体2.5mm~3mm程度で治具取り付け偏心っぷりチェック。
偏心っぷりはそこまで悪くないが、このドラムはスプロケットを溶接で留められていて、その部分が引っ張られ
約0.5mm広がっている。
そのため、このドラム面切削し円だししようとすると1m程度は広げることになり、ドラムの厚みは2mm以下となってしまう。
というわけで、
「う~ん。これはこのまま使いましょう。」
ということになる。
うちみたいなスクールとして営業している場合、そのパーツの良し悪し、使えるか否かをその場で判断する必要があります。
スターハブの例をとってみると、本当はレース部に虫食いがあればその時点でOUTである。
が、それを交換するとなると新しいハブを買う必要があり、タイヤをばらし、リム分解、でま組み直す必要があり、時間もコストもかかります。
これが当時物のスターハブに拘ろうとすると、リム分解しスターハブ単体して、レース部ボーリング、ボーリング虫食いが無くなった時点でO.Sベアリングでも適正クリアランスにならなければレースを製作し圧入しなければならない。
それも同じくコストと手間を考えるとなかなか難しくなる。
お金も時間も問題なし、とにかくベストにして。
という生徒さんであればもちろんお付き合いしますが、まぁお金も時間も有限でありますから、「う~ん。これはこのまま使いましょう。」ということになる。
生徒さんにとってどちらがベストかというジレンマに襲われることが多いレストアスクール運営というお話でした。
1946 WR 750





卒業生MさんのWR久しぶりの登場でオイル交換と増し締め作業。サイドバルブ系エンジン回りの増し締めはジェネレーター、マグネトーを抜き取り行う必要がある。また、調整してもクラッチハブやハウジングと干渉してしまうインナープライマリーは取り外すことに。
1958 TRIUMPH 6T





Nさんのトライアンフヘッド回り分解、清掃、計測。ロッカースピンドルとロッカーアームとのクリアランスは良好。燃焼室内のカーボンと格闘。
レストアスクール生徒募集中
トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。
Vintage Motorcycle Study
東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純