今日は昨日に引き続き、Oさんのアイアンスポーツまとめブログ。タイミングギア周りのお話。4カムのアイアンはカムシャフト&カムブッシュの状態の良し悪しにより作業内容が随分と変わっていきます。今回Oさんのタイミングギア周りは状態良く楽できると思ったのですが・・・。






清掃後計測。カムギア・ピニオンギア自体は純正のものが付いていて状態良し。カムブッシュ・ピニオンブッシュもシャフトに対し0.04mm~0.05mmと状態良し。状態が良いのでギア寸法も測っておきます。






カムベアリング抜き取り。虫食いがあったピニオンシャフトベアリングレースはラインだしラッピングし虫食いを無くし真円に。ラッピング拡大しピニオンシャフトベアリング内径34.96mm同じく虫食いがあったピニオンシャフトは新品にローラー受け部 25.39mm4.77mm(.0006”o.s)を入れクリアランス0.03mmに。





カムベアリング圧入しカムシャフトのエンドプレイ調整。市販されているシムは薄すぎるため複数入れる必要があることと、薄いため中で破綻する場合があるため、VMSでは厚めの焼き入れスラストワッシャーを製作してあり、シム一枚でエンドプレイ調整します。それぞれ0.1mm程度のエンドプレイに調整。

元々は付いていたタペットも状態良く問題なし。タペットローラー 0.03mmガイドとタペットのクリアランス0.05mm~0.06mm

ギア周り組付け回りっぷりチェック。カムシャフト単体の時は問題なかったが、組付けるとギアの周りが悪くなる。


改めてタイミングカバーを見てみると#2#3カムギアブッシュが微妙に浮きて来ている。ギアが渋くこのブッシュが抜き出てきているのだから、もともとラインにが出ていなかったのかもしれない。次回はこのブッシュ周りのやり直しの話となる。
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奈良 純