1949FL1200
Oさんのパンヘッド前回燃焼室内、バルブガイド付近のカーボンを徹底除去。ヘッドをよく暖めバルブガイド抜き取り。抜き取り語、ガイドホールをまた綺麗にして計測。3本は状態良いがフロントEXは段つきが見られる。専用冶具、アジャスタブルリーマーを使い真円加工。ヘッド周りのねじ類修正。ヘッド面、面研。次回バルブガイド内径・外径加工。
1977FLH1200
K君のショベルヘッドは細かいことをなんやかんや。フレームギアボックスマウントねじが少々斜めに入っていたので修正。フレームはリアエンド部の左右に歪みありでフレーム修正に。なめかかっているリアドラムマウントねじ部をヘリサート加工。ここのねじ山は3/8”-20UNSとほぼ使わない螺子規格でありますが、BSF3/8"-20(イギリスインチ)のヘリサートがありましたので、こいつで修正。新品のインナーチューブに対しフォークブッシュアッパー側は0.2mmのクリアランスがあるためブッシュ交換。このブッシュを抜く工具がありませんので、次回製作。新品にしたカムギアサイズに合わせピニオンギア選択。
1976FXE1200
Hさんのショベルヘッドまず、オルタネーターカバーがフレームに干渉し付かず、カバー一部をカットし取り付け。でオープンプライマリー取り付けですが、ギアボックスを一番前にしてみてもベルトが入りません。ミッションマウントを少々加工しトランスミッションを目いっぱい前にしても、ベルトは入るものの遊びが作れない状態だ。オーナーさんが持ち込んだプーリーの丁数を数えてみるとフロント40Tリア62Tで年式65年~78年用のものでエンジンの年式とは合っているが、この車両パンヘッドのフレームが付いている。パンヘッド時代のものはフロント39Tリア62Tでフロント1T分大きいです。幸い中古39Tプーリーがありましたので事なきを得ました。
1970 TRIUMPH T120
卒業生Nさんは新たにトライアンフを仕入れ持ち込み。
とりあえず、走れる状態にするコースで行きます。
オイル交換しオイル回しバッテリーなど取り付けエンジン始動。
あっけなくエンジンはかかったものの、失火があることと、回転をだいぶ上げてないとすぐストールしてしまいます。
基本、点火周り、キャブ周りの問題と思われ、プレミア&ペイゾンSETで解消されると思いますが、一旦現状の状態でもがいてみることに。
とりあえずキャブレーター分解清掃。
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奈良 純