1976FXE1200
Hさんのショベルヘッド
前回クランクケースの組み付けまで終わっていまして、今回はタイミングギア周り。
仮組みチェックごとが終わっているオイルポンプ組み付け、トルク管理しまわりっぷりチェックし問題無し。
同じく仮組みが終わっているカムギア、ピニオンギアを組み付け。
次回ガスケットが固まったところでオイル回りっぷりチェックします。
話はT/Mに変わり、割れていたキックスターターダンパーは新品パーツが届いたので取り付け、キックカバー本組み。
クラックが入っていたロッカーカバーボルトマウント部は溶接し、ボルト穴・座面部加工。
1980FLH1340
熊本のK君は3年ぶりのVMS
今回は80年のショベルヘドエンジン持込。
腰上周り、タイミングギア周りはすでに分解・清掃・計測済み。
まずはクランク周りから分解。
クランク分解前、ビッグエンド部ガタチェック、クランクシャフトの振れっぷリチェック。
ともに状態は悪い状態ではないが分解していきます。
コンロッド周り計測。
ビッグエンド部はFRともに0.01mm程度楕円、スモールエンドブッシュは交換します。
ピニオンシャフトベアリングレースも横方向に0.01mm楕円。
カムカバー側、カムブシュ・ピニオンブッシュは状態良し。
入っていた純正Hカムシャフトはカム山に虫食いありで、既に新品Jカム購入済み。
で、新品カムギアと元々のピニオンギア径計測。ピニオンギアは交換が必要です。
ピニオンシャフトベアリングレースラッピングし真円加工し、ベアリングオーバーサイズにしクリアランス調整。
タイミングカバー取り付けピニオンシャフトの回りっぷりチェックし問題無し。
新品Jカムギアのサイズカラーはブルーでピニオンギアも新品カラーコードブルーのものに交換。
カムシャフトのスラストチェックし、カムギア、ピニオンギア、ピニオンシャフト取り付け回りっぷりチェックし問題無し。
1946WR750
MさんのWR
まずは通学用のパリラのバーエンドミラーの取り付けが微妙なので、なんやかんや加工し取り付け。
作業はWRへ
前回、適正フライホイール位置を選定し、その位置に合うようクランクシャフトのスペーサーを製作。
製作したスペーサーをつけ改めて、クランクのエンドプレイチェックし狙い通りでO.K
がクランクをい回すと一部干渉部があり。
溶接し微妙に肉が盛っているところとクランクピンの一部が干渉。
ピン側を少々研磨し解消。
1958 VELOCETTE VENOM
Iさんのベロセット
クランクシャフトのダミーベアリングを製作しクランクのエンドプレイ調整。
テーパーベアリング軸受けのベロのクランクのエンドプレイは役0.1m与圧をかけ組むのですが、実際どれぐらい与圧がかかっているか計測できません。
ます、シム無しで現状のスラストを計測。スラスト分のシムを入れ、スラスト“0”地点を選定しそこから0.1mmプラスアルファのシムを入れ与圧0.1mmにします。
1972XLH1000
Oさんのアイアンスポーツ
なんだかあたりが悪かったIN側シート部。
以前のあたっていた部分は細い跡がついているものの、少々研磨するといきなり45度部が広がる。
ずいぶんと45度面、30度面、60度面が曖昧だ。
しっかり45度面を切っておき、60度面を切ってあたり幅調整。
知らないうちに職人のような手つきで擦り合わせをするO氏。
1974XLH1000
北海道Kさんのアイアンスポーツクランクバランス・コンロッドのスラスト調整が終わり、クランク芯出し。クランクピンナットロックタブを取り付け、タイミング側はケースと干渉する部分があったため、ロックタブ一部加工。
ROLLING DUB TRIO
日曜夜は卒業生Tさんのお店「ROLLING DUB TRIO」の展示会に行ってまいりました。
昔は夏でもブーツを履いていた私ですが、ここ近年は仕事でもプライベートでもスリッポンばかり。
久しぶりにブーツを試着させてもらいましたが、知らず知らずブーツが似合わない人になっていましてちょっとショック。
ですが、ROLLING DUB TRIOのブーツなら普段履き出来そう。今年の秋はブーツを履きますか。
レストアスクール生徒募集中
トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。
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奈良 純