1976FXE1200
Hさんのショベルヘッド
まずはバルブシートカットから
昨日フロント、リアのIN側のシートカット擦り合わせは終わっていまして、今回はEX側。
EX側は随分と虫食いが酷い。
しっかり45度面カット、30度面、60度面カットしあたり幅1.5mmに。
擦り合わせし灯油漏れチェックしO.K
インナースプリングをとりつけアウタースプリングの取り付け長チェック。
シムを取り付け、取り付け長調整。
取り付け長でのスプリング圧チェック。
バルブ
スプリング取り付けヘッド完成。
話はクランクへ。
もともと付いていた、フライホイールのクランクピン圧入部(テーパー部)に剥がれがありまして、使い物にならず。。。
新たにクランク一式(中古)を手に入れ分解・チェック。こちらのクランクは良さそう。
ビッグエンドベアリング・スモールエンドブッシュ加工済みのコンロッド&ベアリングを取り付け、コンロッドのスラストチェック。
コンロッドワッシャー自体は状態良し、スラスト量も規定内でそのまま使います。
クランク周りの重量計測しバランスどり開始。
1960 TRIUMPH T120
Sさんのトライアンフ
腰上分解し清掃・計測開始。
バルブとバルブガイドはバルブ自体はロッカーとのあたり部が磨耗してますので交換。
ガイドは思いのほか減っておらず。新品バルブの寸法と相談。
ロッカースピンドルは状態良し。がロッカー自体は減っています。
シリンダーボーリングが必要。タペットガイドは減り少なく、タペットは交換です。
ヘッド周りの計測作業が終わり、プライマリー周り分解へ。
YAMAHA RD400
卒業生IさんのRD
先日ナックルのレストアが終わったIさんは軽整備でRD持込。
基本うちは国産車はやりません。卒業生の特権です。
1965 TRIUMPH TR6
Oさんのトライアンフ
ギアボックスアウターカバーのスタータースピンドルブッシュ、ギアチェンジスピンドルブッシュは単品製作。
アウターカバーにブッシュ圧入しホーニングしクリアランス調整。
ギアチェンジスピンドルはホーニングでO.K
スタータースピンドルは新品に交換。
Yさんの時もそうでしたが、新品に交換した際、微妙に芯ズレするようで、中古シャフトを使いラインだしラッピングしクリアランス調整。
組み付け、ギアチェンジチェック&キック作動チェックしO.K
もともと付いていたコンロッドはビッグエンド部が大きいところで0.1mmの楕円がありまして、新品に交換することに。
新品コンロッドチェック
ご丁寧に入っているスモールエンドブッシュは左右サイズが違い、片側は使い物にならず・・・。
ビッグエンド部はどちらとも内径が大きく、STDサイズのメタルを入れても、STDサイズにならず・・・
結局.010U.Sを使う必要があります。。。
新品も色々とあらますな・・・。
33.4 FRONT FORK
修理依頼の33.4フロントフォークはブッシュ抜き取り、清掃、計測済み。
新品アウターチューブにあわせ、フォークブッシュ製作。圧入しラッピング・クリアランス調整。
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トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
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また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
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奈良 純