今日はTさんのトライアンフ、エンジン腰上周りのお話。




シリンダー&ピストン計測。
元々入っていたピストンはSTDサイズ、に対しシリンダーボアは楕円変形ないものの、ピストンに対し0.14mmとクリアランスがありましたのでボーリング決定。
タペットは少々磨耗があったものの状態良し。
タペットブロックもタペットに対し0.04mm~0.05mのクリアランスでこのまま使います。



シリンダーボーリングが終わりピストンリングギャップ&クリアランスチェック。ギャップ0.2mmクリアランス0.05mmと問題ないが、オイルリングが問題。
新たに使うハリス製ピストンSETで付いてきたピストンリングでありますが、オイルリングのエキスパンダースプリングの径が大きいらしく、シリンダー組みつけに苦労。
シリンダーと組みつけたものの、動きが非常に悪い。
分解し観察してみるとエキスパンダーが押されピストンに跡が付いている・・・。これは不良です。

気を取り直しリケン製のピストンリングを手に入れチェック。問題だったオイルリングは3ピースのもの。リングギャップは少々少なかったので研磨し広げました。クリアランスは問題なし。
シリンダー取り付け。元々のリングとは打って変わりよい動きです。シリンダーベーストルク管理し組みつけ。

ヘッド組みつけ作業へ。
バルブまわり、ロッカー周りの作業は終わっていますので組み付けていきます。

アッパー側プッシュロッドチューブシール(Oリング)を入れておき、ヘッド仮組み。
プッシュロッドとタペットブロックの隙間を計測し、プッシュロッドシールの厚み選択。

トルク管理しシリンダーヘッド組みつけ。
プッシュロッド取り付け、ロッカーカバー取り付け。こちらもトルク管理し組み付け後、タペットクリアランス調整。
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