

今日はトライアンフハリスボンネ、クランク周りのお話。
クランク自体は分解時芯振れ確認し、ドライブサイド0.01mm タイミングサイド0.005mmと状態が良かった。
また、ビッグエンドジャーナル、クランクシャフト、クランクケースの軸受けベアリング部など状態が良かったのです。
詳しくは
こちら
問題だったのは新品ベアリング
ドライブサイドはローラベアリング、こちらは問題なく。
750ccから使われているタイミングサイドのローラローラーベアリング(アウターレースとベアリングが一体で、インナーレースが単体のもの)が来たものが内輪がシャフト径に対し0.1mmも小さい・・・そのため他の外国ベアリング屋から新たに取り寄せ、同じ種類のものでC3ベアリングを使うことに。
新たに来た物は問題なし。

クランクケースにベアリングレース・ベアリング圧入。

クランクシャフトにベアリング、ベアリングレース圧入。

一旦クランクケースに仮組みしてクランクのスラストチェック。
実測0.5mmと少々大きめ。クランクの周りはスムーズで良い。
クランクのスラスト量はマニュアル値で0.076mm~0.4mm
シム製作しスラスト量0.15mmに。

問題なかった、コンロッド規定トルクで締め付け。
スラッジチューブ取り付け、スラッジチューブボルト交換し取り付け。
レストアスクール生徒募集中
トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。
Vintage Motorcycle Study
東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純