1978FXE1200 エンジン分解作業
2018年 05月 19日
以前に色々と手が入ってい車両のようであります。
まずはヘッド分解。
ロッカーアームバルブとのあたり面は一部修正研磨が必要。
ロッカーシャフトの段減りは無く、ブッシュ交換でいけそうだ。
ヘッドバルブ圧入部は以前に溶接で修正している跡があります。それに伴い鍔部分の厚みでを厚くして高さ調整をしているようです。幸いバルブとガイドのクリアランスは悪くないのでこのまま使用する予定。
シリンダーは.030”ピストンでボーリングが必要です。
タイミングギア周り
ピニオンシャフトブッシュは状態良し、カムブッシュは交換が必要。
タペット自体の減りも少なく良好。タペットローラーは以前に交換してある様だ。
ガイドも進行方向一部減りがあるが、ボーリングするほどでも無い。
クランク周り分解。
問題がコンロッドビッグエンド。ガタがまったく無く、クリアランスゼロ。
分解時ピンが抜けませんでした。またコンロッドのスラストも無い状態。
スプロケット側フライホイールも年式違いのものが使われています。
このあたりは考察が必要です。
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奈良 純