平日の授業風景
2017年 03月 10日
1964XLCH900









S君のアイアンスポーツ。
ドライブ側クランク軸受け部は0.1mm以上楕円になっていまして、両軸受けラインだし真円加工が終わり、クランクケースが帰ってきましたので、タイミングギア周りの作業から。
スプロケットシャフトベアリング周りのお話はまた次回。
カムのニードルベアリングは交換。
サイズがよかったカムブッシュはブッシュ鍔部分が段つきに減っていましたので面研。
カムギアを組み付け、スラスト調整。
60年代のアイアンはジェームス製カムカバーガスケットを使うと大分多めにスラストが出ますので、特注で厚めのシムを作っています。
今更気がつきましたが#1カムギアのタイミングマークがありません・・・。以前にマジックで書かれてある印が薄っすらとあるだけです。こいつはカムタイミングチェックが必要です。
1980FLH1340












Tさんのショベルヘッド
セルスタートするとプライマリー周りから異音がするということで御自分でプライマリーカバーを開けてみるとクラッチハウジングのスターターリングギアが破綻しておりました。
というわけで緊急入院。
リングギアとともにやられていたスタータードライブギア交換。
スターターリングは純正三層リベット留めのものはやめ、一体式になっているリングギアがついているクラッチハウジングに交換。
また、クラッチハブやクラッチスプリングも今回一新。
仮組みするとプライマリーチェーンがチェーンテンショナーの側面に干渉していますので、シム調整、チェーンライン確認し取り付。
1979 TRUMPH T140E











D君のトライアンフは腰上周り計測作業。
コンロッドビッグエンド部が焼きついていたため、ピストンピンを削りピストンを抜きクランクケースを割ったんだよな。
シリンダー径はピストンに対し0.16mmと大分クリアランス多め。減っているというより、もともと大きめのクリアランスでボーリングしてあったようです。
ともあれこいつはボーリング予定。
タペットはIN側、EX側共に段つきに減っています。タペットは交換。
タペットガイド穴は変形無く、新品ガイドと比べてもサイズは変わりませんのでこのまま使います。
ヘッドバルブ周りは、バルブステム径に対しガイド内径は0.04mm~0.05mmと状態良し。でこのまま使えるでしょう。
という訳でヘッド周り、バルブ周りのカーボン除去、ヘッド面研。

Sさん
お花有難う御座いました。嫁のテンションが以上に上がっておりました。
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奈良 純

