1978XLH1000 タイミングギア周り
2016年 02月 11日
まずは虫食いがあったピニオンシャフトのインナーベアリングレース交換。
ケース側のピニオンシャフトベアリング、カムベアリング入れ替え。
77年以降からピニオンシャフトベアリングはバラのローラーから一体式のニードルローラーになります。
カムブッシュ・ピニオンブッシュはシャフトに対し0.04mmのクリアランス、大きいところで#2カムブッシュの0.05mmクリアランスで状態良くそのまま使います。
しかし、カムブッシュの鍔部分は段減りしてしまっているので、冶具に固定し鍔部面だし。
#1カム以外のギア周りは状態良し。
シャフト部分が剥がれてしまっていた#1カムはNOSものが手に入ったので交換。
ギアを組み付け、ピニオンシャフトを手で回しまわりっぷりチェック。
問題なくO.K
でカムシャフトのスラストチェック。
0.1mmのスラスト量になるようにシム調整。
てな感じで今日はここまで。
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奈良 純