1978XLH1000 腰下分解作業
2015年 12月 12日
ビッグエンド部分のガタが多かった為、オーナー様と相談し腰下も分解することに。
分解しつつ、清掃しつつ、チェックしつつやって行きます。
まずは腰下を降ろすため、オイルタンク、バッテリーステー、電装周り分解。
プライマリー分解
クラッチ、プライマリー分解。
クラッチスペーサーは6本中、なぜか2本短い。
スチールディスクは曲がりなくO.K
キックギアは社外のもの交換されています。
トランスミッション分解
77年~79年にはインナースプロケットカバーが付き、リアブレーキケーブルのマウントにもなっています。
メインシャフトと摩っていた跡があります。組み付け時チェック。
ドライブスプロケット、ドリブンスプロケットともにトンガリさん。
スラストのガタが随分あったのでチェック。
0.6mmもガタがありました。
スプロケットを抜き取り、ミッションも抜き取り。
ギアのドッグは状態良し。ほんの少し虫食いしているギアもあったが問題無いレベルでギアは使えそうです。
次回計測作業。
タイミングギア分解
ガバナーはガタなど無く良好。
タペットとガイドのガタも少なそうで良好。ローラーの虫食いもなし。
カムカバーのブッシュも状態よさそうです。
残念なのが#1カムギア。シャフトがやられています。こいつは交換。
ともあれこちらも次回計測作業。
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奈良 純