シルバーウィークの授業風景
2015年 09月 23日
9月20日 カムに泣く
1953FL1200




Nさんのパンヘッドは何回かの試乗が終わり、さぁ乗って帰るかという段階でエンジンストール・・・しかもエンジンロック気味で止まる・・・。
エンジン冷寒時でのだったので、シリンダーやヘッド周りの抱きつき系の問題ではない、タイミングギア周りの問題と判断し、タイミングギアを分解するとカムギアシャフトとスラストワッシャー、ロックワッシャーが固着している。スラスト量が無く、カムギアシャフトとロックワッシャーが固着しロックしたようだ。
以前にカムカバーを交換した際、カムスラスト調整をしたはずなのですが、カムカバー、ガスケットを仮組みした時に、カムカバーボルトの締め付けが弱かったのでしょう・・・。何回か増し締めをしてガスケットが潰れ、カムスラストが無くなっていたようです。「ガスケットが潰れるまでちゃんと締めてください。」 この一言が無かった為に・・・。一つ一つもっとちゃんと見なければならない。
WL ENGINE






MさんのWLはカムブッシュのラッピングが終わり、スラスト不良パンヘッドを横目にカムスラスト調整。
調整が終わり新品カムを組もうとすると、ギアが回らないどころか、ギアが入らない。
もちろん中古カムギアを入れると、スルスル回る。少々解りづらが中古と新品ではギアの形状が微妙に違います・・・メーカー不明の新品ギアにやられました。なんやかんや対処法を考えなければ。
というわけでこの日はカム問題で意気消沈。K田さん宅での秋刀魚パーティーに顔を出そうと思っていたが、とてもそんな気になれずふて寝。
9月21日 Nさんパンヘッド復活、卒業
1953FL1200


カムギア周りを組みなおし試乗、問題なく晴れて卒業。
一旦帰路、乗り回し膿みだしをして、また来週手直しに来る予定。
一時はどうなることかと思いましたが、軽症で済み良かったです。エンジン始動性も良く調子良し。
1970TRUMPH T120




Kさんのトライアンフは、Dチェーン取り付け、チェーンカバー修正取り付けなど細かな取り付け作業を行い、次回エンジン始動ってところまで完成。
授業終了後、どうも納得いかないFXEのキャブ調整をしつつ、狭い室内でエンジンを回しっぱなしにしていると、いつの間にか一酸化炭素中毒でフラフラになり終了。
9月22日 Kさんのトライアンフエンジン始動
WL ENGINE





WLのMさんはカムギア問題の解決策を思考後、ホイールベアリング組み付け、スポーク組みなおし、触れ取り。ホイールベアリングはハブ、ベアリングごと新品の中古?です。一応計測し問題ないので組み付け。
新品スポークと新品リムの組み合わせで、触れとりも苦労少なく終わり、触れ量は0.1mm以下。

アイアンスポーツで卒業生のKさんが購入したWLで登場。
いーなーWL。そのうち軽整備で持ち込むようです。
1970TRUMPH T120


Kさんのトライアンフはエンジン始動。
オイル回しに苦労したものの、エンジンは2、3回のキックで始動しアイドリングも安定。ノイズ振動も少なそうです。ただマフラーから白煙がモクモクと・・・始動前のオイル回し時に随分クランクケース内にオイル入れたからな。次回もう少しエンジンを回し様子を見ます。
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奈良 純

