38 VELOCETTE KSS MKⅡ ミッション組み付け
2015年 09月 12日
今日は修理依頼のベロセットKSS MKⅡのミッション周りのお話。



ギアボックス、レイシャフトの2nd、3rdギアのブッシュのガタが多く、スラストも多かったのでブッシュ交換。
シャフトに圧入で留まっている1st、2ndギアをプレスで抜く。
固着しているのか、抜くのをやめてしまいたくなるぐらいの圧入がキツイ。



それぞれ計測し、ブッシュ製作。



ギア側にオイル穴が開いていますので、位置合わせをして、オイル穴とおいる溝を作る。


それぞれギアにブッシュ圧入し、ホーニング。
シャフトとのクリアランスは余裕を持って0.04mm~0.05mm。



レイシャフトにドッグギア、2速、3速ギアを入れておき、1速、4速ギアを圧入。
ギアの入りっぷりで2速、3速ギアのスラスト量が変わります。スラスト量を確認しつつ圧入。
圧入がキツイ為、調整に少々苦戦。



ガタガタだったレイシャフトベアリング交換。
車上でやるため、押し込み冶具をつくり、ケースを暖め、圧入。
ベアリングとシャフトの入りっぷりも、ずずずっと入る感じで良し。もちろんガタなし。

組み付け。
まずはスリーブギアをベアリングに圧入。こちらも入りっぷり良し。
で、スリーブギアにはドッグギアが付いているのですが、そのドッグギアとスリーブギア(4速ギア)の間が合っているところと、ズレているところがあります。
ギアがずれているところで、レイシャフトギアを入れようとしても、ドッグギア部分が邪魔し入りません。
写真のように、4速ギアとドッグギアの間があっているところを下向き(レイシャフト側の向き)にして組みます。
ちょっと写真では解りづらいですね・・・・。


スリーブギアをベアリングに圧入語、レイシャフトASSYとメインシャフト2速、3速ギアとレイシャフト側メインシャフト側それぞれのシフターフォークをギアボックスに入れ、レイシャフトASSYをベアリングに差し込む。
車上でやったのは初めてで少々苦戦。
車体、左側から(プライマリー側)メインシャフトを差込み、シフターフォークシャフトを差し込む。


カバー側のメインシャフトベアリングも交換し組み付け。

スターターも付け、一旦仮組みして、ギアチェンジチェック。
問題ないので本組み。
という訳でギアボックス完成。キックギアが抜けなければ良いのだが。
1968XLH900



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