月曜日の授業風景
2015年 06月 23日
ナックルヘッドで卒業生のWさんはオープンロッカーヘッド計画進行中。
バルブガイドでバルブスプリングカップを固定するナックルヘッド、カップとロッカーの干渉をチェックする為、中古バルブガイドを使い、カップ固定冶具を作り仮組みしチェック。
ナックルのロッカーアームシャフトはプッシュロッド側はロッカーボックスで固定され、バルブ側はヘッドに固定されます。そのためロッカーボックスとヘッドに位置関係はロッカーアームシャフトの長さで決まります。
しかしながらヘッドとロッカーボックスのマウントボルト(三本のボルトで止める)の位置関係により、ボルトが入らない、またはヘッド側のロッカーアームシャフトマウント部分が引っ張られる状態になるヘッドは多々あります。(この状態で組むと最悪ヘッド側にクラックがはいるのいでは。)
Wさんのヘッドも、F側は良かったのですがR側は0.6mm隙間が開いてます。こいつはシムで調整予定。
1982TRUMPH T140ES
新入生Nさんのトライアンフは車体周りの分解作業。
ロッキードのキャリパー分解。ピストンは錆びてしまっています。
ホイールベアリング周り分解、リムもオフセットを計り分解。R側は随分オフセットされています。
1968XLH900
卒業生Sさんのアイアンスポーツ。
ツーリング中にリターンオイルホースがDチェーンに干渉しオイル放出、そのまま高速走行し白煙モクモクに。
開けてみると残念な状態です。
オーバーサイズピストンでボーリングすることに。
レストアスクール生徒募集中
トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。
Vintage Motorcycle Study
GARAGEⅠ 東京都足立区六月3-6-16
GARAGEⅡ 東京都足立区栗原2-19-14
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純