VELOCETTEプライマリー TAKE1
2015年 05月 16日
もともとついていたプライマリーカバーはモールディングタイプ。
溝が切ってあるラバーシールをアウターとインナーカバーに合わせ一週巻き、スチールのバンドで締め上げ、プライマリーをシールするというもの。
ラバーシールの溝に合わせてプライマリカバーの位置決めをするのが難しく、初めはあっていたとして動いているうちに、ずれていってしまします。
新品でカバーが出ていましたのでプライマリカバーをボルトタイプにします。
もちろん新品はボルトオンではありません。
粉体塗装がされている様で、肉厚でボルト位置が合わない。
ネジで位置決めをしつつ、少々加工。
プライマリーガスケットは耐油ゴム入りコルクシールで製作。
クラッチ調整、チェーン調整をして仮組み。
アウタープライマリーを組みチェック。
クラッチを切ったときに、開いたクラッチプレートがアウタープライマリーに干渉してします。
これではクラッチの切れが悪くなってしまします。
プライマリーカラーにシムをいれ干渉しないところ探る。
アウタープライマリーを外に出しすぎると、ドライブチェーンと干渉する恐れがあるのでギリギリあたらないところ狙う。仮組み分解を繰り返す。
サイズが決まり、カラーを製作。
調整ごとが終わり始動。
仮組み状態では分からなかったのですが、エンジンをかけると暴れたチェーンがどこかにあたっている音が・・・。もう一度分解しやり直しです。
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奈良 純