1978FXE1200 オイルポンプ&タペット
2015年 05月 09日
まずはオイルポンプ。
ギアの出っぷりをチェック。フィード側、リターン側共のに0.1mm強。
この隙間に適正の厚みのガスケットを入れます。
白いプラスティックのガスケットは黒いペーパーのガスケットより薄く、締めこんでもつぶれません。
まず白いプラスティックのガスケットを組み込んでみる。
締め付けトルクは5N.m程度。
少々ポンプの回りが渋い。
というわけで黒いペーパーガスケットで組みます。
締め付けトルク10N.m程度、ギアの回りっぷりも良し。
オイルポンプが終わり、ピニオンギア組み付け。
ピニオンギアナットは逆ネジで、締め付けトルク50N.m
ブリーザーギア、カムギアを組みタイミングマークを合わせる。
でここからはタペット周りのお話。
タペット、タペットガイド、ローラー計測。
タペットは上側と下側」が減っており、ガイドに対して0.06mm~0.13mmのガタ
ガイドの穴は状態良く、楕円変形無し。ローラーは4個中2個虫食いあり。
タペットは交換します。
タペットガイドは錆をとりお化粧直し。
ニュータペットはJIMS製のSTDサイズで18.57mm。
タペットガイドの内径は18.60mm~18.61mmなのでクリアランス0.03mm~0.04mmということに。
ローラーは日本製。
錆錆だったタペットガイドスクリューも換え、タイミング周り終わりです。
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