1953FL1200 キックスターター周り
2015年 02月 17日

まずはスターターギアブッシュ。
ガタがあったのでブッシュを抜き製作します。

キック始動時だけではなく、エンジンが動いているときは常に回転しているメインシャフト上で摺動しています。
おまけにスタータークラッチスプリングに押されているスターターギアはスタータークランクのカムプレートにより片側だけ押さえつけられることで保持されているため、ここのブッシュにガタが出てしまっていることが多いです。
このブッシュにガタがあると、キックギアの抜けの原因になります。

オイル溝も切り完成。

圧入後、ハメ代分縮んだ内径をホーニングして調整。

ガタ無くスルスルに。

クラックが入っていたキックカバーは社外のものに交換。
キックシャフトに対し付いていたブッシュが渋いのでホーニングして調整。


仮組みしナットを締めるとスラストが無く固着。
スタータークランクワッシャーが厚いようです。カバーを変えたことで帳尻が変わってしまいました。

今回はワッシャーの厚みを薄くするのではなく、スターターシャフトの鍔部分を切り帳尻を合わします。

スターターシャフトとスタータークランクの"止まり部分”が少々ブッシュより出るように調整。

キックアームが上を向くときにスタータークランクのピン位置がこの位置に来るように組みます。

ガタがあったキックアームはプレスします。

そしてもうひとつキックカバーを交換したことで弊害が。
スタータークランクとスターターギアの位置関係が微妙に変わり、クランク時のギアのかかりが悪くなりました。
カムプレートを少々削り解消。
というわけでキック周り完成です。
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