1976XLCH1000 ピニオンブッシュ
2015年 01月 15日
ピニオンシャフトのブッシュ受け部分(先端部)が少々減っていましが、JIMS製のブッシュは内径が大分小さく作られているので、このシャフトを使います。
ブッシュのあたっていたとろが減り、あたっていなかった先端部で少々段つきになっています。
このままブッシュが入るようにしてしまうと、実際の摺動部分ではクリアランスが多くなってしまいます。
ペーパーを使い段付きを無くします。
専用生爪を使い、ピニオンシャフト径に合わせブッシュ内経拡大。
外径は問題なく、カムカバーに圧入。
使うピニオンシャフトのサイズに合ったリーマー用冶具製作。
クランクケースとカムカバーを組み、ピニオンベアリングレースを軸にしてラインリーミング。
ホーニングしてブッシュ完成。
でこちらはピニオンシャフトベアリングローラー.0004”オーバーサイズでローラー径4.77mm
レース内径34.96mm シャフト径25.39mm でクリアランス0.03mmなのですがこのローラーもともと付いていたローラーよりも全長が0.3mmも長い。そのためケージに嵌まり込みローラーが回らない。
ブツブツと愚痴りなら13本のローラーの全長を切削。
カムカバー、ローラー、シャフトを組みスルスル回るかチェック。
うふふ。ここまではよい感じ。次回はカム周りのお話です。
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奈良 純