1953FL1200 トランスミッション組み立て(メインシャフト)
2014年 11月 16日
ご多聞に漏れずドレンボルトから。

ヘリサート加工されていたドレンボルト。
コイルが長すぎ、ボックス内で取れかかっていたので抜き取り、新たに入れ直します。

しかしながらこのネジ穴、斜めに開いてしまっています。ミッションを降ろさず作業したのでしょう。
このネジ穴を垂直にするにはコイルを取り、斜めに開いたネジ穴を取りきれる大きさの下穴を開け、大きなサイズのネジ穴を切らなくてはなりません。
オーナーのNさんと相談し、今のネジ穴に対して垂直に座面を作ることに。

ドレンにスタッドボルトを入れておき、スタッドボルトをチャックに銜え、この状態でケースをセットアップ。


軸付砥石を使いボルトに対して垂直に座面を出します。

ピターリ。

コチラはメインドライブギアブッシュ。
抜けかかっていたメインドライブギアブッシュはJIMS製の物に交換。

予め専用生爪に銜え、旋盤で内径拡大。
小さめに作られているブッシュ内径をシャフト径+クリアランス分の大きさまで広げておきます。




圧入後、中古シャフトを使いラッピングしホーニングで仕上げ。

コチラはメインベアリングレース。
大分広がり、0.02mm楕円・テーパーになっていたレースをラッピング。

真円になったのがレース内径47.80mm時
最大サイズの0.001”o.sのローラー(3.20mm)を入れクリアランス0.04mm。
ギリギリラインです。
これ以上大きくなっていたらレース交換でした・・・。

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