1953FL1200 ヘッド回り分解・計測
2014年 10月 29日
こびり付き固まったカーボンを剥離剤を使い溶かしながら清掃。
特ににガイド付近のカーボンはガイドを抜く際にヘッドのガイドホールを傷つける恐れがあるので、念入りに除去します。
清掃作業が終わりそれぞれ計測。
ローカーアームはほぼ段付きも無く良好。
ロッカーアームベアリング内径計測。
ロッカーアームベアリングスタッドナットを規定トルクで締め付け計測。
楕円は少々・・・大きいところではロッカーアームに対してクリアランスが0.09mm程度あるので真円加工します。
ボトム側のロッカーベアリングの面をフライスで削り、縦方向のロッカーベアリングの内径を縮めておき、トップ側とボトム側を組んだ状態でラッピングし、使うロッカーアームと合わします。
バルブガイド径も計測。
EX側はバルブステム径に対してクリアランス0.06mmでO.K
IN側はクリアランス0.09mmあるのでガイド交換。
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奈良 純