1963FLH1200 フロントブレーキ
2014年 09月 23日
利きが悪かったフロントブレーキ、ドラムブレーキを利くようにするのは骨が折れます。
まずはブレーキカムスタッド。
サイドプレートにほぼ0のクリアランスで入っているカムスタッドでありますが、サイドプレートの穴が広がりガタガタ。またカムスタッドはイモネジで止められているのですが、イモネジがナメてしまっており、位置的に抜き取り不可能・・・。
という訳でスリーブを作り、カムスタッドを圧入します。
サイドプレートの穴を拡大し、片肉0.5mmのスリーブを製作しサイドプレートに圧入。
その後、カムスタッドも圧入。
コチラはピボットスタッド。
ハーレーのドラムブレーキはここの部分にガタが多いです。
ドラムのピボットでもあり、フロントフォークとのマウント部でもあるピボットボルトにガタがあると、マウントの仕方(ネジの締め方)でライニングとドラムのあたりっぷりが変わってしまうと思われます。
コチラもスリーブを作り、ガタを無くします。
ブレーキライニング張替え。
付いていなかったカムレバーのワッシャーも製作。
あたりが悪かったドラムも面研磨。
利くブレーキになりますように。次回に続く。
レストアスクール生徒募集中
トリニティースクールから独立し、今年から東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。
Vintage Motorcycle Study
GARAGEⅠ 東京都足立区六月3-6-16
GARAGEⅡ 東京都足立区栗原2-19-14
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純