1947FL1200 分解作業(トランスミッション)
2014年 08月 27日
ギアボックスの中には乳化したオイル。
乳化の理由は後から分かることになる。
ギア分解。ギア自体はまだ使えそう。
メインシャフトはスターターギアブッシュ受け部が大分段つき磨耗しているので交換決定。
カウンターシャフトもベアリング受け部が虫食いで交換決定。
メインベアリングレースも虫食い。
レース交換で抜き取ります。
メインベアリングレースのケース側内径計測。
.002”o.sのレースでいけそうです。
コチラはドレンボルト。
固着し、ネジの頭はナメいて力がかかりません。
インパクトドライバーを使ってもボルト頭が壊れていくだけ・・・。
このドレンボルトが外れない為、オイル交換が出来ずオイルが乳化していたのでしょう。
無理に回しケースを痛める危険を避け、ネジ頭をサンダーで削り、ネジ部をドリルでもみます。
成功確率の低いエキストラクターを試みる。
今回は成功。ケースのねじ山も無事であります。
レストアスクール生徒募集中
トリニティースクールから独立し、今年から東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。
Vintage Motorcycle Study
GARAGEⅠ 東京都足立区六月3-6-16
GARAGEⅡ 東京都足立区栗原2-19-14
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純