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1967XLH900 エレクトリックスターター&カム回り

部分修理コースのK松さんのアイアンスポーツ。
オイルポンプの取り付けが終わり、タイミングギア回りを取り付けです。

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カムシャフトとブッシュ内径を計測。
クリアランスは0.04mm程度で良好で一安心でしたが・・・

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カム山には虫食いが・・・
すぐに交換したいところですが予算と時間の問題で今回は目を瞑ることに。
カムシャフトを手に入れ次回、交換予定。

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で、カムを組みます。
クランクケースを分解している場合はダイヤルゲージでスラスト量を計測するのですが、今回は組んだままの調整。タペットガイドを抜きガイドホールに指を突っ込み0.1mm程度のクリアランスになるようにシム調整。
ひとつづつカムを組み、シムを厚みを一枚づつ変え指先でガタを感じます。数値で追えない分面倒臭いですが、人間の感覚を馬鹿には出来ません。

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カムタイミングを合わして、タペット調整。
でタイミングギア回りは終わり。



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今回の目的のひとつ、エレクトリックスターターを取り付けます。
スターターユニットは中古で購入。

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アーマチュアコイルのコミュテーター研磨、セグメント溝のカーボン除去。
ブラシは問題なし。

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作動チェックし、問題無く回ります。

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スターターモーターハウジングは使い物にならず社外品の新品に交換。

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スタータースラストワッシャーは中古品の物を抜き新品ハウジングに付けカシメます。

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スターターユニットをケースに取りつけ、オイルラインを引き直し。
ってな感じで今日はここまで。次回は配線回りです。



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奈良 純
by sgf1906 | 2014-04-23 02:01 | 1967XLH900 | Comments(0)

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