1955FL1200 リンカートキャブ
2014年 04月 17日
キャブ回りの不調の原因を大雑把に考えるとおもに
インテークマニホールド付近からの2次エア
スロットルシャフトとブッシュのガタからの2次エア
スロットルディスクとボディーの隙間
フロートの浮きっぷり不良
フロートバルブ不良
ジェット類のつまり
などなど
これが点火などの別の問題も複合して問題が起こったりするので、なかなか不調の原因を見極めるのが大変な訳ですが、今回はオーソドックスなインマニからの2次エアとフロートの問題。
亀裂がひっていたマニホールドOリングは交換。
インシュレーターにも亀裂。
布ベークライトのインシュレーターに交換。
付いていたコルクフロートは浮力が足らずガソリンが止まりません。
で今回は噂のラバーダッキーフロートを使います。
フロートのプレートナットはフロート面より出てしまっていたので、少し削り面を合わしました。
フロートレバーを曲げてフロートの油面調整。
フロートを変えたらガソリンはピタッと止まる様にないました。
という訳で組み付け。
インシュレーターの厚みが変わりキャブレター位置が変わったので、キャブレーターマウントをシム調整。
2次エア、オーバーフロー問題が解消し試乗。
キャブセッティングを詰めます。
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奈良 純