人気ブログランキング | 話題のタグを見る

1967XLH900 オイルポンプ

部分修理コースのK松さんのアイアンスポーツ。
油圧が弱いのではないかと不安があったオイルポンプ分解。

1967XLH900 オイルポンプ_a0248662_1241283.jpg

エンジンを降ろさずオイルポンプをバラシます。
アイアンのオイルポンプはライト側クランクケース、タイミングギアケースの下側にある為、フレームが邪魔してオイルポンプを外すことが出来ません。
エンジンマウントボルトを抜き、エンジンを持ち上げての作業になります。
(これがなかなか恐ろしい・・・。)

1967XLH900 オイルポンプ_a0248662_1242481.jpg

分解したオイルポンプギアボディーのスカベンジ側内壁には傷が・・・。

1967XLH900 オイルポンプ_a0248662_1245263.jpg

という訳で、NOSオイルポンプボディーに交換。

1967XLH900 オイルポンプ_a0248662_125157.jpg
1967XLH900 オイルポンプ_a0248662_1251155.jpg

アイドルギアシャフト、ダウエルピンは付け替え。

1967XLH900 オイルポンプ_a0248662_1252795.jpg

オイルポンプギアとボディー面の隙間チェック。
差異は0.07mm(ギア面が高い)でカミガスケット厚み0.15mmが入るのでギアのクリアランスは0.08mmとなります。
このクリアランスが多いと油圧は弱くなり、少なすぎるとポンプの動きが渋くなります。

1967XLH900 オイルポンプ_a0248662_127648.jpg

仮組みして、オイルポンプの動きをチェック。
この状態でオイルポンプを組んでいくのは大変です。

1967XLH900 オイルポンプ_a0248662_1271736.jpg

ポンプの回りは引っ掛かりが無く、ヌターっとある程度の抵抗がありつつもスムーズに動く感じで良し。
写真を撮り忘れましたが、オイルを入れクランキングしてオイルの回りチェック済みです。
by sgf1906 | 2014-04-15 01:51 | 1967XLH900 | Comments(0)

ビンテージモーターサイクルレストアスクール         「Vintage Motorcycle Study」 東京都足立区入谷1-22-14 sgf1906@nifty.com     奈良 純


by sgf1906