1977XLCR シリンダー・シリンダーヘッド組み付け
2013年 12月 21日
Rテックエンジニアリングさんからシリンダーボーリング加工が上がって来たので組み上げていきます。

まずはピストンリングのチェック。

今回のリングは1st,2ndリング共に、テーパフェースタイプ。


リングギャップ・サイドクリアランスをチェック。
マニュアル上では リングギャップ・・・・・・.003-.004in (0.38mm-0.6mm)
サイドクリアランス・・・.0035-.005in (0.076mm-0.12)


コンロッドにピストンを組み、ピストンリングコンプレッサーをセット。
シリンダーを組み、4個ベースナットを均等に締め付けます。
ベースナット締め付けトルク・・・40N.m

ヘッドを組み付けます。
77年以降から、フロント・リア別々にヘッドとフレームをマウントするのですが、リア側のマウントの位置が合わなくなる事が多いです・・・。

一旦ヘッドを外しマウントのカラー長さを調整、マウント自体も少々加工しフィッテング。


フロント側もマウントとフレームの間をシム調整。


インテークマニホールドを合わせ、ヘッドの角度を調整しヘッドボルト締め付け。
シリンダーヘッドボルト締め付けトルク・・・88N.m

お次はプッシュロッド。
状態が悪かった、プッシュロッドカバー、オイルラインは新品。
プッシュロッドは純正のアルミ製からクロモリ製のものに交換。

タペットクリアランス調整。
フロント・リアシリンダーそれぞれピストン位置を圧縮上死点(IN・EX共にタペットが一番下がっているところ)でクリアランス調整をします。

鉄シリンダー・鉄ヘッドと膨張率が近いクロモリ製(鉄)プッシュロッドで組んでいるので、クリアランスは詰め気味で調整。クリアランス0地点からアジャスタースクリュー1/8回転戻し。(約0.1mm程度のクリアランス)
純正のアルミプッシュロッドの場合、熱膨張時にドッ付いてしまう恐れがあるのでクリアランス多目が良いです。


ダイナモを付け、今日はここまで。
明日は餅つきであります。
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