1975XLH1000 T/Mドッグギア位置合わせ
2013年 11月 10日
元々2速でのギア抜けが酷かった車両で、ドッグギアの磨耗が多かったので、カウンター1速、2速、3速ギアをANDREWS製に交換です。
新品のギアと見比べると、ドッグギアは大分磨耗しています。
という訳で仮組みし、ドッグギアの位置合わせをします。
マニュアル上で78年以前のモデルは
カウンターシャフト1stと3rdギア、2ndと3rdギア間のクリアランスが0.96mm~1.47mm。
メインシャフト4thと2ndギア、2ndと3rdギア間のクリアランスが1.09mm~2.1mm。
メインシャフト側は問題なかったのですが、カウンター側はずれています。
カウンター側は、ギアを交換したので状況が変わったのでしょう。
カウンター側は、ローギアワッシャーの厚みを変え1stギア位置を動かし、シフターフォークの長さを変え、カウンター3rdギアの位置を変え調整します。
で実際にギアチェンジをしてドッグギアのはまりっぷりを確認。
カウンターシャフト、1速、2速はこんな感じに。
メイインシャフト、3速、4速はこんな感じに。
ってな訳で次回はエンドプレイ調整です。
ハーレー・レストアレーションスクール生徒募集中
今年一杯でトリニティースクールは閉校となってしまいますが、ハーレーのレストアスクールは継続していきます。
来年からは心機一転、東京の足立区に場所を変えバイクいじりに励んでいきます。
興味・質問がある方は sgf1906@nifty.com までお問い合わせ下さい。
ハーレークラス講師 奈良 純
わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村