1977XLCR クランク2
2013年 08月 19日
まずは、コンロッドのスラスト調整。
消耗していたフライホイールのスラストワッシャーを交換します。予め仮組みしスラスト量を測っておきます。
フライホイールのスラストワッシャーを外し、新しいスラストワッシャーを入れます。
スラストワシャーはSTDサイズ.062”(1.578mm)と.005o.s(1.705mm)があります。
今回使うのは.005”オーバーサイズのもの。
プレスでワッシャーを入れ、ポンチでカシメます。
スラスト量は0.2mm。
マニュアル上 0.127mm~0.381mm
コンロッドのスラスト調整が終わり、クランクを本組みして行きます。
ピニオンシャフト、スプロケットシャフトを組みます。
ピニオンシャフトナット、スプロケットシャフトナット共に締め付けトルクは135N.m~162N.m
クランクピンを組み付け。まずはピニオン側を本締めします。
締め付けトルクは203N.m~237N.m
スクリュー位置を合わせロックタブを付けます。
左右のフライホイールの位置を合わせつつ、ドライブ側のクランクピンナットを仮締め。
この状態で、左右のフライホイールのずれっぷり、それぞれの位置でのフライホイールの開きっぷりを計測し、数値化します。
左右フライホイールのズレをシックネスゲージを使って計測。
縦方向(A・B)横方向(C・D)のフライホイールの開き量を測ります。
今回計った数値を目安にし芯だしをしていきます。
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