1939EL1000 トランスミッション ドレンボルト
2013年 06月 04日
このギアボックスには1/8”-27山NPTのボルトが入っていました。
このボルトはテーパー状になっている配管ボルトで、ネジの中間ぐらいでテーパーが利き、液体を漏れない様にします。(ハーレーではオイルライン、GASライン、ブレーキのオイルラインなどで使われています。)
しかしながらコイツは、ネジが締まりきってしまい、テーパーが利いていません。テーパーボルトには座面が無いのでこれでは、オイルが漏れます。
という訳でヘリサート加工します。
7/16”-20山UNFでヘリサート加工。
下穴は11.2mm。ボール盤にギアケースをセットアップし下穴を開けます。
そのまま、7/16”UNFのヘリサートタップでネジ山を切ります。
同じセットアップのまま軸付砥石を使って座面を作ります。
こうすれば、新たに作ったネジ穴に対して垂直な座面が作れます。
コイルを入れて完了。
この後、真鍮でドレンボルトを作ります。
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