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1968XLCH900 スプロケットシャフトベアリング

今日はハーレー・アイアンスポーツのクランクシャフト・スプロケットシャフトベアリングのお話。

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76年までのアイアンスポーツのドライブ側クランクシャフトの軸受けはレース一体式のテーパーベアリングが付きます。TIMKEN bearing製。

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クランクケースにレースを圧入し、サークリップをつけます。このサークリップがベアリングレースの位置決めになってます。

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クランクシャフトにベアリング(内側)を圧入。
この後、シムを入れクランクケースを置き外側のテーパーベアリングを圧入します。

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77年以降のアイアンスポーツやビックツインのレースが別々のテーパーベアリングのもの違いレースが一体式のため、テーパーベアリング・クリアランス調整の為のシムの厚みは一種類。
ちなみに実測値は5.36mm。

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ケース・外側のテーパーベアリングを組み、ベアリングに圧をかけた状態でエンドプレイを計測。
マニュアル上では0.001”~0.007”(0.025mm~0.17mm)
トリニティーでは前にも述べた通りクリアランス少な目(ガタ無くスムーズにクランクが回るところ)
測定値 エンドプレイ0.02mm  



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by sgf1906 | 2012-09-25 02:01 | 1968XLCH900 | Comments(0)

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