1980FXS1340 ピストン&シリンダー
2012年 08月 22日
アールテックエンジニアリングから上がってきたシリンダー。
組む前にピストンリングギャップ、クリアランスを測っておきます。
ピストンリングギャップ 0.25mm~0.5mm
ピストンリングサイドクリアランス 0.1mm~0.13mm
ピストンはローコンプ、圧縮比7:1のものにしました。
ピストンリングはHastingsのもの。
リングの上下の印(形)はものによって違うのでお気を付けを。
ピストンセットにはC型のサークリップ(写真左)が付いていたのですが、ピストンに嵌めてみると止まりが悪くサークリップが動いてしまいます。これではサークリップが取れてしまう恐れがあります。
在庫していたスパイラルタイプのピストンピンクリップを使いました。
このスパイラルタイプのものは取り付けに専用工具が必要です。
粗悪な製品、見えない罠が隠れています。取り付け前、取り付け後のチェックが必要ですね。
1340ccのシリンダーを組み付ける際はFシリンダーのタイミング側、前方のシリンダーヘッドボルト、Rシリンダー、タイミング側、後方のシリンダーヘッドボルトをあらかじめシリンダーに付けておかないと、後からボルトが通らなくなります。
1977XLH1200
卒業生のN口さん、軽整備をしに久しぶりに登場。
もう卒業してから1年以上経つのですねぇ。
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このページにあるピストンリングの英文についてお聞かせくださいませ。
この説明文の見方は、2リングには5種類のリングがありそれぞれの「向き」を示している。また、1リングにおいても4種類のリングがあるということでしょうか?
となれば、通常の2リングに「ドットがある」というのはあてはまらないという解釈でよろしいでしょうか?
よろしくお願いいたします。
ドットがあるのが上です。全世界共通の常識です。