1980FXS クランク芯出し
2012年 07月 04日

クランクにシャフトの振れは大きく分けて2種類。
クランクピンを上で見たとき、横方向の振れ(図C)と縦方向の振れ(図A・B)
今回は横方向の振れについてお話を・・・


ドライブ側、タイミング側のフライホイールを合わしクランクを組みます。
このとき、ドライブ側、タイミング側のフライホイールの径はまったくの同径ではないので隙間を計っておき、隙間を均等にし、クランクを回しシャフトの触れを見ます。

シャフトが振れてる方向を叩き触れを修正します。
このときクランクピンナットを締めすぎていると(テーパーが利き過ぎている)動きません。逆に緩過ぎると動きすぎ、微調整が出来ません。
先に計っておいた“隙間”を当てにしてフライホイールをずらします。

シャフトの触れがなくなるまでこれを繰り返します。
そのつど、クランクのどの状態のときにどちらにどれだけシャフトが振れているかデータを取っておきます。

最後に規定トルクでクランクピンを締め付けるのですが、このときフライホイールは振れてしまいます。
本締めの前のナット締め込み量によって振れ量が変わりますが、この振れ量を計算に入れて、芯出しをしなければなりません。
面白いのは、クランクピン締め付け時、どちらのフライホイールを固定するかによってシャフトの触れる方向が違います。
(注:画像はアイアンスポーツのものです)
この後、図A・Bの縦方向の振れを修正し、シャフトの振れ0.02mmまでしました。
クランクはそれぞれ、性格が違いそのつどその性格を見極めながら芯出しをしなければなりません。
同じ作業を繰り返し、100分台を出すこの作業は根気と時間を必要とします。
その分出たときは、なんともいえない開放感が味わえます。
0さんお疲れ様でした。
真夜中のKOUNO

まさかの平成生まれのK君も遂に卒業。
悩み多き23歳。トライアンフで何処に向かうか。
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