1968XLH900 トランスミッション
2012年 06月 24日
アイアンスポーツのトランスミッションは、シフター・ギア達をすべて組んでおき、クランクケースのギアボックスに差し込む、カセットトランスミッションと呼ばれるもの。
トランスミッション・アクセスカバーにどんどん組んでいきます。
カウンターシャフトの軸受けニードルベアリングを圧入。
メインシャフトのクラッチ側の軸受けボールベアリング、圧入&スナップリング止め。
カウンターシャフトオイラープラグ。
コイツはプライマリーチェーンにかき上げられたオイルが入り、カウンターシャフトベアリングを潤滑するようになっているので、穴を上向きにして組みます。
パウルキャリアーサポート。
パウルキャリアースプリングが動いたパウルキャリアーを元の位置に戻します。
パウルキャリアー。
シフターシャフトと連結したパウルキャリアーが動くことにより、パウルキャリアーの爪がシフターカムに引っかかり、シフターカムを回します。
パウルキャリアーが右に動くと、パウルキャリアーの右の爪(シフターパウル)は、パウルキャリアーサポートの爪(パウルシフターアーム)に押され引っ込みます。その時パウルキャリアーサポートの爪に押されていたパウルキャリアーの左の爪はフリーになり、シフターカムに引っかかり、シフターカムが回ります。
パウルキャリアーが左に動くときはその逆の動きをします。
シフターパウル、パウルシフターアームが変形、破損をしているとシフトチェンジが困難になります。
パウルキャリアーアッセンブリーをアクセスカバーにつけます。
文字にするとややこしいですが、組みながら動かしいくと構造を理解できます。
それぞれの部品が、何の役割をしているか理解しながら組んでいくとトラブルシューティングにもなります。
この後はギアを組んでいきます。
TCT
毎度毎度ありがとー。そしてまたよろしく。
今年もこれで。。。
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