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1968XLH900 トランスミッション

今日はアイアンスポーツ、トランスミッション・シフター回りの話。

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アイアンスポーツのトランスミッションは、シフター・ギア達をすべて組んでおき、クランクケースのギアボックスに差し込む、カセットトランスミッションと呼ばれるもの。
トランスミッション・アクセスカバーにどんどん組んでいきます。
カウンターシャフトの軸受けニードルベアリングを圧入。
メインシャフトのクラッチ側の軸受けボールベアリング、圧入&スナップリング止め。

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カウンターシャフトオイラープラグ。
コイツはプライマリーチェーンにかき上げられたオイルが入り、カウンターシャフトベアリングを潤滑するようになっているので、穴を上向きにして組みます。

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パウルキャリアーサポート。
パウルキャリアースプリングが動いたパウルキャリアーを元の位置に戻します。

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パウルキャリアー。
シフターシャフトと連結したパウルキャリアーが動くことにより、パウルキャリアーの爪がシフターカムに引っかかり、シフターカムを回します。

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パウルキャリアーが右に動くと、パウルキャリアーの右の爪(シフターパウル)は、パウルキャリアーサポートの爪(パウルシフターアーム)に押され引っ込みます。その時パウルキャリアーサポートの爪に押されていたパウルキャリアーの左の爪はフリーになり、シフターカムに引っかかり、シフターカムが回ります。
パウルキャリアーが左に動くときはその逆の動きをします。
シフターパウル、パウルシフターアームが変形、破損をしているとシフトチェンジが困難になります。

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パウルキャリアーアッセンブリーをアクセスカバーにつけます。
文字にするとややこしいですが、組みながら動かしいくと構造を理解できます。
それぞれの部品が、何の役割をしているか理解しながら組んでいくとトラブルシューティングにもなります。
この後はギアを組んでいきます。



TCT
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毎度毎度ありがとー。そしてまたよろしく。
今年もこれで。。。



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by sgf1906 | 2012-06-24 02:58 | 1968XLH900 | Comments(0)

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