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2012年 05月 01日

NORTON COMMANDO MKⅢ チェーンテンショナー

今日はノートン・コマンドMKⅢのチェーンチェーンテンショナーについて。

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コマンドはMKⅢからセルスターターがつきます。その為、ギアボックスを動かしプライマリーチェーンの張りを調整する以前のモデルと違いチェーンテンショナーが付きます。
セルスターターユニットが付い為のスペースの問題か、メンテナンスフリーにする為か、珍しい油圧チェーンテンショナーなるものが使われています。

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油圧と言ってもオイルが圧送される訳ではなく、プライマリーチェーンによったかき上げられたオイルが、ボディー上部のオイルだまりに入り、チェックボールを通って上側のシリンダー内にオイルが入ります。
上側シリンダーと下側シリンダーの間には小さい穴が開いており、プライマリーチェーンが回転することにより、上側のプランジャーがポンピング運動をし、下部シリンダーに油圧がかかり、下側プランジャーが押されプライマリーチェーンを張ります。

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問題なのがチェックバルブ(ボール)で、上側プランジャーのアップストローク時に吸われバルブ開きオイルを補充。上側プランジャーのダウンストローク時に圧によりバルブが閉じ油圧がかかるのですが、ある程度のオイルが付くとバルブが開かなくなってしまいます。
バルブが開かなくなると、シリンダ内にオイルが補充されなくなり、油圧がなくなってしまいます。

この問題は、チェックバルブが開く方向にスプリング(圧がかかったときにバルブが閉まるぐらいに弱いもの)
を入れ解消しました。

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組んだ後にオイルを補充しましょう。






GWサイクリング

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うなぎを食べに浦和まで。
ガレージ引きこもりのワタクシ。たまにはお日様を浴びさわやかに。
遂にうなぎも克服。



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by sgf1906 | 2012-05-01 02:24 | 1977NORTON COMMANDO | Comments(0)
2012年 04月 29日

1979FXS エンジン始動

ショベルビッグツインのT中さん。エンジン始動です。

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満面の笑みのT中さん。
自分が納得出来る様にやった分、時間も掛かりましたが、その分感動も一入。
「本当に掛かるんだ。」
生徒さんからこの言葉をよく聞きます。
自分が組んだエンジンが掛かる感動はなかなか味わえません。そして病み付きになります。

この後は外装を付け、試走しながら細かなセッティングです。

初動画アップ!
これでワタクシのブログもそれっぽくなりますね。



セルスターターがイマイチですが、一発始動です。
KEIHINのキャブはすぐに安定して良いですね。



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by sgf1906 | 2012-04-29 01:26 | 1979FXS1340 | Comments(2)
2012年 04月 26日

1978FXS NON OIL 2

NON OILで抱きついていたハーレー・ローライダー。

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ヘッド周りをばらし、チェック。
被害はなく、カーボンを落とし軽く擦り合せ。

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ビッグエンドも問題なさそう。

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特急で仕上げてもらったシリンダー。
アールテックさんのボーリング&ホーニングは何時も美しい仕上がりです。

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リア側シリンダーは早速組付け。
フロント側はスモールエンドブッシュに少々傷があったので、ブッシュ交換です。
専用リーマーでリーミング後、ホーニング。
次回はフロントシリンダー組付けです。


今日のスイーツ。

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S水さんのお土産。コージーコーナーのチョコレートシフォンケーキ。
何時も何時も、僕の食料難を助けてもらい有難うございます。



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by sgf1906 | 2012-04-26 04:08 | その他 | Comments(0)
2012年 04月 25日

1954KH エンジン始動

ケツカッチンのハーレー・KHのK平さん。
最後の追い込みです。

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配線を引き直し。
とはいえ、マグネトー点火、ウィンカー無しなので非常に簡単。

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無事エンジン始動!
感動の一瞬です。
というものの、エンジン回りは何もやってません。点火時期を合わしたぐらいで・・・
その分、車体回りはシッカリやりました。

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紆余曲折なんやかんやありましたが、とりえずホッとしました。
K平さん、お疲れ様です。Tシャツ有難うございました。

エゴおっちゃんの気になるお店 EGOGE




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by sgf1906 | 2012-04-25 03:51 | 1954KH883 | Comments(0)
2012年 04月 21日

1977NORTON COMMANDO MKⅢ 2

停車時に1速の入りが悪いノートンコマンド。
プライマリーベルトの張り過ぎが問題ではないか?

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ベルトに引っ張られ、メインシャフトが片寄っています。
これではドッグギアがスライドするのに抵抗になります。

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コマンドMKⅢはMKⅠ、MKⅡと違いギアボックス固定で、油圧のプライマリーチェーンスライダーでチェーン調整をします。(MKⅠ、MKⅡはギアボックスを動かしチェーン調整)
その為プライマリーベルトにした場合、溝の入ったギアボックスマウントボルトを使いベルトの張り調整をします。
しかし調整幅が少なく、ストッパー的なものもない為、ドライブチェーンに引っ張られギアボックスが動きプライマリーベルトが張ってしまいます。

という訳で心機一転、チェーンに戻してみます。

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メインシャフトも真ん中に。

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早速試乗。
1速にしっかり入ります。

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後はコイツ。
RENOLD製の油圧チェーンスライダー。
油圧が利かなくなると、チェーンが暴れ始めます。面白そうなのでもうチョイ研究です。
その話はまた次回。



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by sgf1906 | 2012-04-21 03:38 | 1977NORTON COMMANDO | Comments(0)
2012年 04月 19日

1960 VELOCETTE VIPER タイミングギア2

インターメディエイトギアブッシュとカムギアブッシュのガタがあったので、ブッシュ製作しました。
僕の技術レベル、トリニティーの旋盤では骨が折れる作業です。

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インターメディエイトギアブッシュとインターメディエイトギアスピンドルのクリアランスは0.038mm。
インターメディエイトギアブッシュの長さでスラストクリアランスが変わります。

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カムブッシュとカムホイールスピンドルのクリアランスは0.026mm。
戦前のものはカムにオイル穴が開いていますが、戦後のものは省略されています。

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3本のボルトを緩め、インターメディエイトギアスピンドルを動かしギアのバッククラッシュの調整をします。
マニュアルには「ギアとギアの間が最小クリアランスで、どの位置でも自由に回るように調整」とあります。

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「こんなとこでどうだー」
ボルトを締めるとどちらかに片寄る、クリアランスが狭すぎると、回転したときに抵抗になる。
なかなかキリのない作業ですね。



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by sgf1906 | 2012-04-19 04:50 | 1960 VELOCETTE VIPER | Comments(0)
2012年 04月 18日

1978FXS NON OIL

卒業生のMさんのハーレー・FXS。
少々の白煙と、プラグがすぐかぶると事で入院です。

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この車両は2回ほどノンオイル状態で走行しています。
1回目は、オイルタンクキャップが緩みオイルをぶちまけ走行。
2回目は油圧タペットの打刻音がし始め、オイルタンク見てみると空っぽ。
とはいえ問題なく走っていたのですが・・・・。

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答えはOUT。
綺麗な縦傷が入っていました。

リアシリンダーよりフロントシリンダーが酷いです。
ショベルはリアロッカーカバーにオイルが圧送されリアロッカーカバーからフロントロッカーカバーに行きます。そのオイルがシリンダーに落ちて行き、シリンダー内壁を潤滑します。
オイル量が減り、フロントシリンダーへのオイルの行きが悪かったのでしょう。

この車両はオイル漏れもなく、ブレーザーからオイルが吹いてた訳でもありません。
それでも長い距離の高速走行をしているとオイルは消耗するものです。
オイル量のチェックはこまめにしましょう。



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by sgf1906 | 2012-04-18 02:54 | その他 | Comments(0)
2012年 04月 12日

1977NORTON COMMANDO MKⅢ

卒業生のS水さんのノートンコマンドMKⅢ、部分修理です。

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今回の修理内容は、
①エンジンスプロケット側のメインシャフトシールからのオイル漏れ。
②停車時に1速に入りづらい(シフトダウンしてもギアが入っていない)

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元々何故かメインシャフトシール付ける部分がカシメられていました。
ケースのカシメられていた部分が少々変形し、そこにシールを圧入したためシールメタル部分が変形し入ってしまったのではないだろうか?
実際、シールを計測してみると、変形していました。
ケースのカシメられ変形した部分をヤスリで慣らし、新しいシールを圧入しました。

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停車時に1速に入りづらい問題は、パウルキャリアー、ラチェットプレートの押し量が少ないのはないか?
シフターカムの溝とシフターフォークの凸部分のガタが多いのではないか?
など疑ってみたものの問題はなさそう。

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キック側のメインシャフトベアリングを取ってみると、シャフトが随分リア側に片寄っています。

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プライマリーチェーンをベルトに交換したこの車両。
ベルトの張り過ぎによりメインシャフトが引っぱられ張られ傾き、停車時に1stギアが入りづらかったのではないだろうか?
コマンドMK3はベルトの張り調整に少々難ありで怪しいです。

なんやかんやで続きはまた次回。



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by sgf1906 | 2012-04-12 03:15 | 1977NORTON COMMANDO | Comments(0)
2012年 04月 07日

1960 VELOCETTE VIPER タイミングギア

今日はベロセット・バイパーのタイミングギアのお話。

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ベロセットのタイミングギアはヘリカルギアになっています。
このヘリカルギアは3種類あり、ギアの角度が15度、11度、16度のものがあります。
ピニオンギアの丁数を数えると解りやすく、
47丁のものは15度か11度。
46丁のものは16度です。
タイミングギアを交換する時はお気を付けを。

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インターメディエイトギアスピンドルを動かし、タイミングギアのバッククラッシュを調整します。
マニュアルには、通常調整する必要はない。ギアとギアの間が最小クリアランスで、どの位置でも自由に回るように調整。と書いてあります。
しかしコイツは、ピニオンギアとインターメディエイトギアのクリアランスが無く、カムギアとのクリアランスが多すぎです。

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バラシて計測してみると、インターメディエイトギアスピンドルの下側(ピニオンギア側)が磨耗していました。
クリアランス不足でピニオンギアがインターメディエイトギアを押してしまっていたのでしょう。
ブッシュとのガタも多かったので、交換調整ですね。
ということで、その辺のことはまた次回。



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by sgf1906 | 2012-04-07 03:26 | 1960 VELOCETTE VIPER | Comments(0)
2012年 04月 05日

1960 VELOCETTE VIPER クランクスラスト調整

今日はベロセット・バイパーのクランクサイドクリアランスのお話。

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戦後のベロセットのクランク軸受けはテーパーベアリングで、0.1mmの予圧をかけて組みます。
クランクケースとベアリングレースの間もしくは、クランクとベアリングの間にシムを入れて調整します。
スラスト調整用に中古のベアリングの内径を拡大し、取り外しを容易に出来るようにしておきました。

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シムは.002”.003”.005”.008”とあります。
今回はバラシ時にスラストを測っておき事前にシムを製作しておきました。

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実際に測ってみると、狙った数値になりません。
どうやらクランクピンを交換したことで状況が変わったようです。
新たにシムを製作し再調整します。


ベアリングに予圧を加えるということ
ベアリングに予圧をかけることによって軸の振れ精度が良くなり振動や騒音が低減します。
しかしどのぐらい予圧をかけるかはその製品の形状や軸の長さ、使うベアリングによって変わります。
逆に予圧をかけすぎると、寿命が縮んだり、熱の問題で性能低下、最悪レース側が回ってしまったり・・・
この辺はメーカーごとに考え方があるでしょう。
ハーレーもテーパーベアリングを多く使っていますが、ちょっと考え方違うようです。
まあ、その話はそのうちに。



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by sgf1906 | 2012-04-05 03:00 | 1960 VELOCETTE VIPER | Comments(0)