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2016年 09月 17日

1965TRUMPH TR6 シリンダーヘッド周り

今日は先日と引き続き、E君のトライアンフのヘッド周りのお話。


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バルブガイド抜き取り、ヘッド側ガイドホール計測。
楕円、深い傷など無く良好であるが、穴は広がっています。
IN側は12.71mm、EX側は12.6mmで嵌め代分プラスでガイドサイズを考えると、IN側は.002”o.s、EX側は.004”o.sのガイドが必要です。


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まずはロッカカバーマウントボルトのねじ穴が終わっていたので、ヘリサート処理。
この年代は1/4”-26山BSCです。


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ロッカー側、シリンダー側ともに面研。
ロッカー側は、うちでやる定盤面研でいけましたが、シリンダー側は歪みが酷いので、内燃機屋さんに頼むことに。

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バルブガイド前加工。
使うバルブガイドはkibblewhiteのバルブガイド。
このガイド材料の C 630 Nickel Aluminum Bronze というやつは粘り硬く、穴が小さき状態で圧入してしまうと、その後のリーマー加工が大変になります。
その為、圧入前に専用の生爪に銜え、旋盤でリーマー加工。IN,EXそれぞれバルブステム径+クリアランスのサイズのリーマーで内径拡大。
また、ガイド外径も加工。
先ほども述べたようにIN側は.002”オーバーサイズ、EX側は.004”オーバーサイズのガイドをヘッド側のガイドホール内径+圧入代のサイズまで研磨。


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バルブガイド圧入。
圧入後縮んだガイド穴を改めて+クリアランス分のリーマーを使い内径拡大。


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ここへ来て、もう一箇所ロッカーカバーマウントボルトのねじ山へりサート加工。
見落としていました。



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バルブシートカット。
このトライアンフは、ユニットエンジンでありますが、もともと付いていたバルブはプレユニットのものが付いていました。(バルブの傘径が違い、IN,EXともにプレユニットのもののほうが傘径が大きい)
どうも63年のユニットエンジン(ユニットとプレユニットモデルの変換期)にはプレユニットエンジンと同じサイズのバルブが使われていたようです。
56-62年プレユニットモデルIN傘径38.10mmEX傘径34.11mm
63-83年ユニットモデル IN傘径40.64mmEX傘径36.58mm

今回はユニットモデルの大きな傘のバルブを使い、拡大シートカットをRテック内燃機屋さんに依頼。
ヘッド面研もしてもらい、加工ごとはこれで終わり。


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インナースプリングだけ仮組みして、アウタースプリングの取り付け長計測。
IN,EXそれぞれの取り付け長差異は0.2mm程度だったので、シム調整は無し。
アウタースプリングも取り付け長で圧縮し、計測。4本とも均等な数値で問題なし。
というわけで、本組みして、ヘッド作業終了です。







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by sgf1906 | 2016-09-17 01:03 | 1965TRUMPH TR6 | Comments(0)
2016年 04月 15日

1965TRUMPH TR6 エンジン分解


新入生のEさんのトライアンフ
久しぶりの若い生徒さんで、勉強のために自ら不動車を仕入れ入学です。
今回は車体周りを綺麗にするといったレストアではなく、機関をしっかりやるオーバーホールパターンでやっていきます。

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まずは腰上分解。
ピストンは.030”o.sが入っています。ピストンピンブッシュは抱きつき気味。


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プライマリー周りを分解し、ミッション取り外し。
レイシャフト4THギアはギア欠けが・・・。メインシャフト2ndギアも虫食い有り。
スプロケットナットはカシメがされており、回すのに苦労しました。

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クランクを割り、コンロッド、スラッジチューブ分解。
スラッジチューブは固着し、いつもの抜き取り工具で外れず、タップを立て抜き取りました。

というわけで次回、ヘッド側を分解し、徹底清掃、計測作業が待っています。






昨夜、熊本地方で大きな地震がありました。
トラヴィスサイクルズ・栗崎君と連絡がつき無事を確認、ホッと一息。しかしながら店の被害は大きいようです。
コツコツと組み上げたバイクたちが次々と倒れていったようで、その時の栗崎君の気持ちを考えると、私は何も言えませんでした。
東日本大震災から5年、私のガレージは震災後に作ったガレージで当時、棚などすべて木ネジで打ち付けたのを思い出し、あのころの想いが甦ってきました。
地震が多い日本に住んでいることを私たちは常に忘れてはいけませんね。








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by sgf1906 | 2016-04-15 13:09 | 1965TRUMPH TR6 | Comments(0)
2016年 04月 12日

ナックル・ロッカーアーム

今日はWさんのナックルヘッド・ロッカーアームのお話。


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ナックルのロッカーアームシャフトのマウントは片側がヘッド側、片側がロッカーボックスで、マウントされロッカーボックスとヘッドは3本のマウントボルトでとまります。
そのため、ロッカーアームシャフトの全長と凸型のロッカーアームシャフトワッシャーの厚みの合計がロッカーボックスの位置となります。


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そのためロッカーアームシャフトとワッシャーの全長が短いと、シャフトとヘッドの間に隙間ができ、ヘッド側ロッカーアームシャフトマウントの破損につながります。
また、シャフトとワッシャーの距離が長いと、ロッカーボックッスマウントボルト位置がズレ、無理やり締めるとロッカーボックス側のねじ山がやられます。

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今回はシャフトとワッシャーの距離が長く、ロッカーボックスマウントボルトが締められなくなるので、ワッシャーをとった状態で仮組みして、ヘッド側とロッカーアームシャフトの隙間を計測。
それぞれの厚みのシムを製作。


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これでロッカーボックッス位置あわせはO.K


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それぞれロッカーアームのスラストチェック。
シャフトとアームだけだと問題なくても、ロッカーアームカバーが付くと、カバーの変形などでなかなかすんなり行かない。

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スラストがないところは、ワッシャーを専用生爪に銜え、段付き加工しスラスト調整。
(凸ワッシャーの段付き部分の距離がスラスト距離となる)

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4本すべてスラスト量0.3mm程度に。

ロッカーアームカバーとロッカーアームの干渉があったり、スプリングとカバーが干渉したりと、ナックルのロッカー周りは面倒であります。






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by sgf1906 | 2016-04-12 09:30 | 1937EL1000 | Comments(0)
2015年 12月 28日

日曜日の授業風景

1971 BSA A65

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今日はBSA DAY
というわけで、TさんのBSAはカムギア、アイドラギア、クランクピニオンギアを仮組みして、ギア回りっぷりチェック。その後ギアボックス、レイシャフトスラスト量チェック・調整。ミッション仮組み。





1968BSA A65

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コチラはNさんのBSA
エンジン分解、清掃後計測作業へ。
まずはヘッド周り計測。バルブの状態は良いものに、ステムとガイドのガタは0.1mm以上、多いところでは0.014mmと広がっていたので、ガイド交換。
ガイド抜き取り、ヘッド側ガイドホール計測。ガイドホールは変形無く状態良し。







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by sgf1906 | 2015-12-28 00:10 | その他 | Comments(0)
2015年 12月 09日

KNUCKLE HEAD シートカット

オープンロッカー計画中のWさんのナックルヘッド。
バルブガイド圧入後のお話。

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ガイド圧入後、バルブステム+クリアランス分のサイズのリーマーでガイド穴内径拡大。
でシートカット擦り合わせ。

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ガイド圧入後のバルブのあたりっぷりはこんな感じ。
全周でシートとバルブはあたっているものの、面あたりしていません。これをカットして面あたりするようにします。

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まずはF・Rともにインテーク側から。
まず45度面をシートカットしバルブの傘に対ししっかり面あたりするようにします。


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バルブ傘との当たり位置を確認しつつ、30度面、60度面シートカットし、擦り合わせ。

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あたり幅は1.5mm弱、インテーク側は傘の外側に当たるようにしました。


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で問題だったのは、フロントエキゾースト。
画像は45度面をカットしたものでありますが、このシートが非常に硬くシートカッターの刃がたたず、滑ってしまいます。熱のせいで焼きが入ってしまったのか?そもそも硬いシートリングが入っているのが?これだけ刃が立たないのは初めてです。インディアンのバルブガイドも随分硬かったなぁ。
ともあれ刃が滑ってしまうので、ひとつ刃を犠牲にしてバルブコンパウンドを付け研磨することに。

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45度カット後、30度面、60度面カットし擦り合わせ。
1つのシートを切るのに一日作業。Wさんお疲れ様でした。

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EX側はバルブの傘の中心にあたりが来るようにしあたり幅1.5mmに。
リア側エキゾーストは虫食いが酷かったもののサクサク切れ一安心。
というわけでブログに書けば一瞬、実際は随分時間がかかり苦労したシートカットのお話でした。





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by sgf1906 | 2015-12-09 00:18 | 1939EL1000 | Comments(0)
2015年 12月 02日

1933 SUMBEAM MODEL8 コイルスプリング化計画

大分ストップしていたM君のサンビーム・コイルスプリング化計画です。
もともとMODEL8のバルブスプリングはコイルスプリングのモデルなのですが、以前にヘアピンスプリング(MODEL80使用)に変えられていたものです。このヘアピンスプリングに随分と苦労したのでコイル使用にします。

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というわけでなんやかんやと製作。
バルブガイドは鋳鉄製でヘッド側ガイドホールにあわせプラス嵌め代分の外径。
内径はバルブステムにあわせIN・EXそれぞれプラスクリアランス分で製作。


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バルブはRテックさんで単品製作。
中古のバルブを参考に、ステム径は3/8”(9.5mm)ハーレーのリーマーを使えるように馴染みのあるサイズ。コッター溝もハーレーのコッターを使えるように整形してもらう。


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バルブスプリングリテーナー(ロワー)も新たに作ったガイドの唾部分にあわせ単品製作。白田工機さんにて。

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バルブスプリングも製作。
中古のコイルスプリングを見本に少々弱めにするため線径細め。


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というわけでガイド圧入。
もちろんハーレー用の工具が使えます。

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スプリングリテーナーもばっちり。

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取り付け長を計測して次回、リーマー加工後、シートカット・擦り合わせして組み立てです。





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by sgf1906 | 2015-12-02 01:05 | 1933 SUMBEAM MODEL8 | Comments(0)
2015年 12月 01日

KNUCKLE HEAD バルブカップ

オープンロッカー計画中のWさんのナックルヘッド。
バルブガイドの加工も終わり、ガイド取り付けですが、オープンロッカーで使われるカップの位置決め作業をやらなければ。

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バルブガイドと共止めのナックルのバルブカップ、オイルラインとともにロッカーアームの可動部の“逃げ”の部分の位置決め作業が必要です。


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というわけで、中古バルブを加工しカップ留め冶具製作。

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ロワー側のカップをロッカーアームの中心に来るように位置決め。
ロワー側の位置でアッパー側の位置は決まってしまうので、ロッカーアームを仮組みして可動部のチェック。
干渉しない位置にを確認しつつ、どうしても干渉してしまうところはロッカー側もしくはカップ側を削る。
現物合わせの作業で、なかなか面倒ですね。


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位置決めが終わったカップはパーカ処理。


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下ごしらえが終わりバルブガイド圧入。
ロッカーアームを付け、確認しつつ位置決めした位置でカップとともにガイド圧入。



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圧入後、嵌め代分縮んだガイド穴をバルブステム径+クリアランス分のリーマーで内径拡大。
というわけでカップ・ガイドはO.Kです。






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by sgf1906 | 2015-12-01 03:07 | 1939EL1000 | Comments(0)
2015年 10月 20日

1982TRUMPH T140ES バルブシートカット・擦り合わせ、バルブスプリング

バルブガイド交換、圧入作業が終わったNさんのトライアンフ。
バルブシートカットをしていきます。

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ガイド圧入後、軽くシートとバルブを擦り合わせ。
全周であたっているもののベタあたり気味。あたり幅は2.0mm程度。4本とも同じ感じ。

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今回は4本とも30度面をシートカット。

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シートカット後擦り合わせし、シートのあたりはこんな感じ。

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バルブの当たり位置は真ん中辺りに。
あたり幅は1.5mm程度に。

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それぞれ灯油漏れチェック。問題なくO.K

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ガイドをホーニングし仕上げ。



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バルブスプリング周り。
バルブスプリングのロワカラーは鍔無しガイド用のものだったので、鍔付きガイドに合うよう内径拡大。

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インナースプリングを取り付け、アウタースプリングの取り付け長計測。
タイミングとドアリブ側、両スプリング取り付け長の差異は0.3mm。
このぐらいならシム調整はいらないかしら。

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取り付け長の長さ圧縮しバルブスプリング圧計測。
差異は少なく良好。圧力は少々弱いような。

後はヘッド面研しヘッド周りはO.K







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by sgf1906 | 2015-10-20 09:18 | 1982TRUMPH T140ES | Comments(0)
2015年 10月 06日

1982TRUMPH T140ES バルブガイド

今日はNさんのトライアンフヘッド周りのお話。

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ガタ多めだったバルブガイドは抜き取り。
この年式のガイドは鍔無しでCクリップで圧入位置が決まっているものが付いています。
このガイドパーツも出ないし、鍔が無いのは嫌だなってことで、普通の鍔つきガイドを使います。


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ヘッド側ガイドホールは傷変形なく良好。
4箇所とも12.71mm

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いつものKIBBLEWHITE製、バルブガイドとバルブを使います。
ガイドは+.002”サイズ(外径12.77mm)


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まず外径をヘッドとの嵌め代0.04mm程度になるよう、0.02mm研磨。

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バルブステム径に対しIN0.03mm、EX0.05mmクリアランスをとり予めリーマー加工。
これを初めにやっておかないと、圧入後のリーマー通しが大変です。

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ケースをよく暖めガイド圧入。
良い嵌りっぷり。

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圧入後、嵌め代縮んだガイド穴をりーミングしガイド完成。
次回、シートカット・擦り合わせです。

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2015年 09月 19日

VELOCETTE THRUXTON エンジン各部チェック

修理以来のベロセット・スラクストン
クランクのスラスト調整が終わり、まずタイミングギアのスラスト調整。

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ベロセットのギアトレインはインターメディエイトギアを動かすことで、バッククラッシュ調整が出来ます。
面倒臭いアイアンの4カムギア周りと比べると非常に優れている構造です。
インタメディエイトギアを動かし、カム側、ピニオンギア側ともに全周でほのかにクリアランスがあるぐらいにします。詰め過ぎるとギア鳴りの原因になります。




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オイルポンプを取り付け、オイルの回りっぷりチェック。
カムカバーを仮組みして、フィードラインからオイルを流しクランキング。
ヘッドに行くオイルライン、ビッグエンド部、リターンに無事オイルが通る。



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ピストン計測。
少々クリアランス多めですが、今回は腰下メインでの修理ということもあり、オーナーさんと相談し、ピストン・シリンダーはこのまま使います。



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ヘッド周りも一応チェックのため分解。
EX側のバルブガイドはオイルがいくように内側にテーパー状に加工されています。
はじめてみました。
もちろん計測、ガイド穴中心部は0.05mm~0.06mm程度、出入り口(外側)は0.09mm程度で次回はやらなくてはいけないでしょう。


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清掃し、ねじ周りは修正。


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バルブシートの状態は良く。カットは必要無し。
少々当たりが悪い部分があるので、擦り合わせ。

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あたり幅1.3mm~1.5mm程度で良好。
あたり位置も良いです。



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ヘアピンスプリング。
スプリングの支持部分はガタが無くなおかつ、スプリングがスライドしてくれなくてはいけません。
ここも一応チェック。固着無く、ガタ無く良し。



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バルブを取り付け、次回はエンジン組み付けのお話。






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by sgf1906 | 2015-09-19 00:07 | VELOCETTE THRUXTON | Comments(0)