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2016年 09月 03日

1968BSA A65 フロントフォーク

気がつけば、BSA A65のブログネタを随分上げてなかったな・・・ということで、今日はNさんのBSA・フロントフォーク周り、今回は不幸自慢的なお話です。

この車両のフロントフォークはVMSに来た時点で固着し動いていおらず、分解するのもままならない状態のものでありました。

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とにかく、どうにかこうにかフロントフォーク分解。
熱をかけつつ分解したものの、片側のダンパーチューブ部分は錆で一体化し分解というよりも、壊してバラすという表現の方が正解。


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この車両は68年式ということですが、67年、68年式のA65は変換期でどちらの年式のパーツが付いているか微妙です。とりあえずアウターチューブはアウターチューブ自体にアクスルシャフトの螺子か切ってあるもので、アウターチューブは前期のものと思われるので、それを頼りにパーツを発注。



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トラヴィスサイクルスの栗崎君に無理を言ってパーツを揃えてもらいました。
アウターチューブは新品が出ていないので、錆々だったチューブ内はサンドブラストし外側は再塗装。
他、インナーチューブ、スプリング、ブッシュや細かなパーツはパーツ交換。アウターチューブ以外はほぼ交換です。
ダンパーチューブは新品と中古の見分けだつかず・・・。


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まずはダンパーチューブ周りの作業から。新品が出なかったダンパーロッドは製作。


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ダンパーバルブ周りのパーツ取り付け。

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ダンパーロッドブッシュ(ロッドのガイドとなるもの)はダンパーチューブにクリップ止めとなる。
片側のクリップはロッドブッシュが上に抜けないように、片側のクリップはロッドブッシュが下がらないように固定する。ロッドブッシュの入りが悪かったので、ダンパーチューブホーニングし取り付け。
新品2本中1本はダンパーバルブ周りを中に入れると随分動きが渋いので、状態が悪くなかったほうの中古ダンパーチューブを使う。

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ともあれダンパーチューブはO.K。

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ここからはブッシュ周りのお話。
アッパー側のブッシュはシールホルダーに締め付けられることで、アウターチューブに固定されインナーチューブを摺動する。ロワー側ブッシュはインナーチューブにプラグボルトで固定され、アウターチューブ内を摺動する。

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アッパー側ブッシュは問題なかったのですが、ロワー側はアウターチューブ内で動きが渋い。
ブッシュ外径研磨アウターチューブ内でスムーズに動くようにする。

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片側のアウターチューブはチューブ内中間部分が一部変形していて、その一部分だけ動きが渋くなってしまう。
こんな長もので止まり穴のアウターチューブをボーリングするのは至難の業なのでガタは少々大きくなってしまうが、泣く泣くブッシュ外径を小さくし対処する。


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シールホルダー螺子は部分はメッキで太り、入りが渋かったので螺子修正しオイルシール取り付け。
アッパー側ブッシュとシールの間のスペーサーもメッキで太り、インナーチューブに入らなかったので内径拡大し取り付け。

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他にも、もろもろありながらとりあえず組み付け完了。
大変であった割に、パーツでお金がかかった割りに、残念ながら100%の出来とはいえない、まさに旧車のレストアという感じであります。









1970TRUMPH TR6

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Tさんのトライアンフはギア欠けしていたレイシャフトハイギア交換作業でしたが、レイシャフトのニードルベアリングに消耗が酷いことに気がつきベアリング交換。
写真では解りづらいですが、ローラー一本分の隙間が開いています。
ニードルローラーは一本一本隣合わせで組まれていますので、ローラー同士で磨耗していきj細くなり、隙間が開いてしまったのでしょう。このまま使っていると、ローラーがバラバラになり惨事が起きるところでありました。
ともあれれギアボックス、プライマリー周りみ終わり作業終了です。







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by sgf1906 | 2016-09-03 23:27 | 1968BSA A65 | Comments(0)
2013年 07月 31日

1965XLCH900 フロントフォークブッシュ

今日はF井さんのアイアンスポーツ、フロントフォークです。
72年まで使われていたブッシュ受けのフロントフォーク(33.4パイのヤツ)のブッシュ交換は非常に面倒臭く、何時もガタが無いことを祈ります。しかしながら今回も一本は駄目でブッシュ交換です。

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特製ブッシュ引っ張り工具(円の両端を切ったものをアウターチューブ内で全ネジと連結させてブッシュに引っ掛けネジで引き上げる)で抜くんですが、鉄製アウターチューブに圧入されているブッシュは非常に硬く骨が折れます。

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特に下側に付いているブッシュは大変で、アウターチューブの下側は内径が狭まっていて、ブッシュと工具の引っ掛かり部分が少ないうえ、アウターチューブの出口から約170mmも距離がある為、高トルクのネジをひたすら締め込んでいきぬいていく為、発狂しそうになります。この作業は油圧プレス作業ですね・・・。
ともあれ無事抜けました。

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で、新品ブッシュを圧入します。
使うブッシュはV-TWIN製で再メッキしたインナーチューブ(直径33.33mm)より内径が小さいので予め、旋盤でブッシュ内径拡大。クリアランス分0.05mm大き目で33.38mmにしてあります。

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特製工具を使い圧入。

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圧入後、中古フロントフォークを使い少々ラッピングし完成。
ただブッシュを入れる、抜くだけでも距離が長いと大変です。





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by sgf1906 | 2013-07-31 02:11 | 1965XLCH900 | Comments(0)
2013年 05月 09日

1965XLCH900 分解作業(フロントフォーク編)

今日はアイアンスポーツのフロントフォーク分解。
67年まで使われていたショックアブソーバー(ダンパー)。作りは凝っているのですが、その分アイアンのフォークの中では一番厄介です。

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錆・固着が酷く分解作業が大変。おまけにこのタイプのショックアブソーバーのパーツはリプロ品で無い為、パーツを壊さぬように、パーツが出るものは容赦なく壊しつつ分解。

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67年以前と68年以降で随分パーツ点数が違います。
インナーチューブの頭に付いているスプリングリテーナーがピストンロッド(ピストン)を押しショックアブソーバー内のオイルが出入りし減衰します。

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ここで面白いことが・・・。
入っていたピストンロッドの長さが左右で違います。
調べてみると、当時スタンダードのものと1インチ長いものと2書類のフォークfがあったようです。
「special-1"more rode clearance」と書いてあります。(笑)

ともあれ、このパーツは新品が出ないので製作しなければなりません。

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by sgf1906 | 2013-05-09 02:52 | 1965XLCH900 | Comments(0)