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2012年 01月 08日

授業スタート

トリニティースクール、新年一発目の授業です。

1968 XLH 900
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今日からスタートする新入生Sさんのアイアンスポーツ。
トリニティースクールに入る為に、自分で仕入れた念願の60年代アイアンセル付き。

1979 FXS 1340
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当時の新車より美しいと思わせる仕上がりのTさんのローライダー。
チジミ塗装に、ロッカーカバー、カムカバー、キックカバー、シルバーペイント。
配線が終われば卒業ですね。

1978 FXS 1200
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ある人物の思想を引き継ぎ、レストア中のNさんのローライダー。
グリメカ ブレーキキャリパーサポート製作中。
これから外装を取り付けていきます。

1971 XLH 900
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900ccから1000cc、過渡期のマニアックなアイアンスポーツ。
去年は女運がなかったK君。もうほとんど卒業です。
クラッチが滑り気味なので、改善します。

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ダラダラと、いや和気藹々と今年一発目の授業スタートです。

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親切丁寧な指導。

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 憎っくきフォアコンをもぎ取り、歓喜するSさん。

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バイクと関係ないことを考えながらニヤニヤするK君。

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新年早々、暇つぶしに来る卒業生Mおやじ。

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そんなこんなで一日は終わって行きます。


小ネタ
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70年代ハーレー純正の配線コネクターです。
一本の電源を複数本に分岐する物ですが、三本の端子を一枚の鉄板で繋いでいます。
ここが振動などで、ガタでき、接触不良やショートしたりします。メインの電源なので、これはいただけません。
トリニティースクールでは、普通のキボシ端子を使います。圧着をちゃんとすれば、接触不良も少ないし、トラブル時、手に入りやすいです。電気トラブルでバイクが調子が悪いのは切ないです。


新年早々、トリニティーにバイクいじりに、遊びに、暇つぶしに、冷やかしに、顔を出しに着て貰ってありがとうございます。
バイクいじりは、みんなで笑いながら、考えながら、苦しみながらやるのが、楽しいです。
去年は色々ありましたが、今年もトリニティースクールをよろしくお願いします。

by sgf1906 | 2012-01-08 00:13 | その他 | Comments(0)
2012年 01月 07日

HARLEY-DAVIDSON 1935VLD1200 タイミング側分解

今日はタイミング側(カムギア側)をバラシです。

まずはエンジンを下ろします。
他のBTと同じ様にエンジンケースがフレームに乗っかり、4本のボルトナットで止まっています。簡単ですね。
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このタイプのシングルグレードルのフレームは、ダブルグレードルのフレームに比べ捻られる力に弱く、その力がクランクケースにかかり、クランクケースマウント部分がやられてる事が多いようです。
このVLDもリアのタイミング側に溶接跡がありました。

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まず、オイルポンプ、サーキットブレーカーをばらします。
オイルポンプはスタッドボルトで止まっており、2本のナットを取れば、外れます。
スタッドボルト 9/32-32 めずらしサイズ

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サーキットブレーカーはブレーカーカバーリテーナーを上に上げてしまえばとれます。
本当は進角ケーブルが付いてる筈ですが、コイツは固定にされていました。

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14本のカムカバーボルトを抜けばカムカバーは外れます。
ボルトサイズは1/4-24UNS また、めずらしサイズです。
左上の所にオイルポンプケーブル、進角ケーブルマウント的なものがあるはずなのですが、見るも無残になくなっております。
60年代まで使われていた、oval counter sunk head screw。座面部を多く取る為、テーパー状になっています。このネジ、ほんとカッコイイです。

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奥側から1番カム、2番カム、ピニオンギア、3番カム、4番カム、アイドラーギア。
1番カムにサーキットブレーカーカムが、4番カムにオイルポンプを回すウォームギアが、カムシャフトと一体になっている。
なぜか、お味噌がたくさん塗ってありました。

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専用工具を使ってタペットガイドを抜きます。

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抜けたタペットとタペットガイド
ちなみにタペットガイドスクリューも1/4-24UNSです。

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タペットボディーも減っており、ローラーも虫食っていて使い物になりません。

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1番カムと4番カム。
サーキットブレーカーカムとウオームギアがシャフトと一体になっています。
ブレーカーカム、ウオームギアがやられてしまったら、シャフトごと交換しなければなりません。
実際に、このVLDもウオームギアが割れていました。(ギア自体虫食いがひどく使い物になりませんが)
VLのタイミング側のリプロ品はほとんどありません。困ったものです。
だがしかし、ブレーカーカムとカムシャフト一体式ってどうやって作っていたのでしょう。すごく手が掛かっていますね。

なんだか不幸自慢になってきました。(まだまだ続きますが・・・)
しかし酷い状態から良いものに直していく事に喜びを感じます。レストアの醍醐味です。
最近では問題が多いほうが嬉しくなります。涎がでます。
って訳で、次回はクランクケース割、ですかね。

by sgf1906 | 2012-01-07 02:43 | 1935VLD1200 | Comments(0)
2012年 01月 06日

HARLEY-DAVIDSON 1935VLD1200 プライリー(クラッチ)分解

今日はまずプライマリー側から分解です。
といっても、ほとんどクラッチです。
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インナープライマリーカバーが付いてなかったので、アウタープライマリーカバーをはずせば、こんな感じ。
まぁスッキリとしてます。
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actuating plate(アクチュエーティングプレート)をはずします。
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クラッチアッセンブリーをはずします。
メインシャフトナット(逆ねじ)をはずせば、クラッチドライブディスク、フリクションディスク、スチールディスク、リレージングディスク、クラッチスプリングがアッセンブリーで外れますが、テーパー圧入されているので、プーラーが必要です。
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で、BTクラッチハブプーラーを改良してプーラーを作りました。
クラッチドライブディスクの内側に穴があるのでそこに爪を引っ掛けて使います。
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クラッチアセンブリーとはずしたクラッチスプリング。
このクラッチはショベル、パン、ナックルの外側からクラッチスプリングで、ディスクを押すタイプではなく、内側(ギアボックス側)から押すタイプなので、先ほどのアクチュエーティングプレートが引っ張られることにより、リレージングプレートが押され、クラッチが切れる仕組みです。
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クラッチアッセンブリーが外れてしまえば、クラッチシェルはとれます。
ベアリングはハーレーおなじみのバラ球ローラーベアリング。
ちなみにこのタイプの引いて切れるクラッチは、クラッチプッシュロッドではなく、クラッチプルロッドといいます。

このクラッチは、クラッチスプリング取り付け長を調整することが出来ません。
滑ってしまったら、スプリングカラーの厚みを変えて、調整するしかないでしょう。
重い分には、フットクラッチだから、まぁいっかってところでしょうか。
詳しい話はまた次の話。

by sgf1906 | 2012-01-06 05:22 | 1935VLD1200 | Comments(0)