Vintage motorcycle study

studious1.exblog.jp
ブログトップ

タグ:ハーレー ( 904 ) タグの人気記事


2012年 03月 25日

1971FLH カムスラスト

今日はショベルビッグツインのカムギアボックスのお話。
前回、カムブッシュ、ピニオンシャフトブッシュを交換、調整し、その続き。

a0248662_264576.jpg

a0248662_271816.jpg

カムギアシャフトのスラストクリアランスを調整します。
毎度のことながら、シムで調整。
シムは0.127mm刻みで1.27mm~2.54mmまであります。

a0248662_2144721.jpg

ロックワッシャー、スラストワッシャー、カム、実際に使うカムカバーガスケットで組んでみて、シックネスゲージを使いスラストクリアランスを測ります。
マニュアル上のクリアランス 0.025mm~0.13mm
トリニティーでは0.1mmになるようにシム調整します。

a0248662_220669.jpg

a0248662_2201887.jpg

ブリーザーギアのスラストクリアランスも同じように調整します。
マニュアル上のクリアランス 0.025mm~0.13mm
ブリーザーギアのスラストワッシャーも0.127mm刻みであります。
early79年以前とlate79年以降のもので形状が違うのでお気を付けを。


今日のスイーツ

a0248662_231432.jpg

S籐さんからのお土産。
四国松山名産 一六タルト
ゆず風味の大人のお菓子。



トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2012-03-25 02:36 | 1971FLH1200 | Comments(0)
2012年 03月 22日

1971FLH ピニオンブッシュ

今日はショベルビックツインのピニオンブッシュのお話。

a0248662_4501530.jpg

ピニオンシャフトは、オイルポンプから加圧されたオイルがビッグエンドに行く為のオイル通路になっています。
72年以前のピニオンシャフトはシャフト側面(ブッシュが当るところ)からオイルが入ります。
73年以降のものはシャフト先端からオイルが入ります。

a0248662_533574.jpg

a0248662_5341812.jpg

オイルポンプからカムカバーを通ってピニオンシャフトにオイルが行きます。
カムカバー側のオイル穴と、ピニオンブッシュ側のオイル穴が合うように組みましょう。
ブッシュも72年以前と73年以降のものは形状が違うのでお気を付けを。

a0248662_541529.jpg

a0248662_5421922.jpg

カムブッシュの時と同じように、回り止めのダウエルピンの半円柱穴を開けるための冶具(ダミー)を使い穴を開けます。
ブッシュ圧入後、ダウエルピンを入れます。

a0248662_5462838.jpg

圧入完了。
カムカバーの面から約2mm入ったところでオイル穴が合います。

圧入後のカムブッシュ内径を実測したところ、内径14.28mm。
ピニオンシャフト側は、多少の磨耗もあり、14.25mm。
クリアランス0.03mmとなりました。

マニュアル上のクリアランス
0.013mm~0.03mm



トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2012-03-22 06:11 | 1971FLH1200 | Comments(0)
2012年 03月 20日

アイアンスポーツ・トランスミッションの問題点

今日は、なんやかんやと問題点の多いアイアンスポーツのトランスミッションのお話。

a0248662_254660.jpg

まず1つの問題点は、トランスミッションとプライマリーのオイルを併用してることです。
プライマリー側のクラッチにオイルが浸かるので、ビックツインのように粘度が硬いオイルを使うとクラッチが切れづらかったり、滑ったりします。その為、柔らかいオイルをトランスミッションフルードとして使っているので、ギアや、ベアリングが消耗し易いです。
オイル交換はまめにしましょう。

a0248662_305745.jpg

もう1つの問題点は、76年以前のXLCHモデルと77年以降の全モデルにはダンパー(コンペンセータースプロケット)機能を持たないことです。
ダンパーを持たない為、加速時や減速時の衝撃がトランスミッションギアに掛かってしまいます。
上の写真は77年以降のモデルにコンペンセータースプロケットを付けられる様にエクステンションシャフトを加工した物です。

a0248662_3205017.jpg

上の2つの問題点からメインシャフトのセカンドギア、カウンターシャフトのサードギアのドッグ部分がやられ易いです。

a0248662_3263788.jpg

ドライブ側、メインシャフトベアリング。
バラ玉のニードルベアリングで、ベアリングケージを使わないため、ローラー同士が擦れ合い消耗し易いです。
車体右側にある為、サイドスタンドを立てて左に傾いているとオイルが行き辛くオイル切れを起こします。
エンジン始動後は早めに車体を立ててやりましょう。

ここのローラーベアリングも0.0004”、0.0008”のオーバーサイズがあり、ガタが多くなった調整できるようになっているのですが、ベアリングレースにオーバーサイズローラーが収まるようにラッピングすると、メインシャフトとローラーの間に規定クリアランス以上の隙間が開いてしまいます。
この現象は謎です。
トリニティーでは、ここにガタがあったらベアリングレースごと交換します。

などなど、問題点は多いですがアイアンに限らず、それぞれのバイクにウィークポイントはあるものです。
そのバイクの問題点を知り、向き合って行くのも旧車に乗る楽しみではないでしょうか。
私は人もバイクも問題点があった方が好きです。



トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2012-03-20 04:06 | 1968XLH900 | Comments(0)
2012年 03月 19日

1971FLH カムブッシュ

今日はハーレービッグツインFLHのカムブッシュのお話。

a0248662_1235020.jpg

何故かメッキされ、ザクザクになっているカムブッシュを交換します。

a0248662_1262459.jpg

a0248662_1265154.jpg

ハーレーのカムブッシュにはオイル穴と、位置決め、回り止めの為のダウエルピンが入る穴が開いています。
新品のブッシュにはその穴が開いていないので、位置を確認し新たに開けます。

a0248662_1363973.jpg

a0248662_1371063.jpg

ダウエルピンはブッシュ圧入後、カムカバーものとも穴を開けピンを入れます。
しかしその方法では、カムブッシュを交換する度にカムカバーに半円柱状の穴(溝?)を掘らなくてはなりません。
それを避けるため、ブッシュに半円柱状の穴を開けるための冶具(ダミー)を使い、ピン溝を掘ります。

a0248662_1475471.jpg

ピン位置、オイル穴の位置を合わせて圧入。
ピンを入れて完了です。

圧入後、カムブッシュ内径が0.01mm縮み、カムシャフトの入り(クリアランス)が渋くなったので、リーミング&ホーニングをします。
その話はまた次のお話で。



トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2012-03-19 01:57 | 1971FLH1200 | Comments(0)
2012年 03月 18日

1971FLH ピニオンシャフトベアリング

今日はショベルビッグツイン、FLHのピニオンシャフトベアリングのお話。

a0248662_2493866.jpg

ピニオン側のベアリングはバラ玉のローラーべらリング28個です。
ローラーサイズ STD 0.25”(6.35mm)×0.49”(12.44mm)となってますが、新品ローラーを実測してみると、STDローラー直径は6.344mm。
この0.006mmの差異でクリアランスを取っています。

a0248662_257313.jpg

クランク側、ピニオンシャフトベアリングレースの内径は44.45mm(1-3/4”)

a0248662_258583.jpg

ピニオンシャフト径は31.75mm(1-1/4”)

計算すると・・・
44.45mm(レース内径)-{6.344mm+6.344mm(ローラーベアリング2個)+31.75mm(ピニオンシャフト径)}
=0.012mm(クリアランス)

ピニオンシャフトベアリングクリアランスは0.012mmとなります。

ベアリングレースが磨耗してた場合、レースラッピング&オーバーサイズベアリングを使い、クリアランスを0.01mm~0.02mmになるよう調整します。

a0248662_391895.jpg




トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2012-03-18 03:13 | 1971FLH1200 | Comments(0)
2012年 03月 17日

1935VLD スプロケットシャフトベアリング

今日はハーレーVLDのスプロケットシャフトベアリングのお話。
ベアリングレースに虫食いがあったので、レースごと交換です。

a0248662_35315.jpg

写真右、入っていたスプロケットベアリングレース 中、新品スプロケットベアリングレース 左、ルーブルケーションブッシュ

a0248662_355230.jpg

まずクランクケースにルーブルケーションブッシュを圧入します。
コイツには螺旋状の溝が切ってあり、クランクケース内のオイルが仄かにプライマリーチェーンケース側に出て、プライマリーチェーンを潤滑するようです。

a0248662_3211776.jpg

a0248662_3213185.jpg

新品ベアリングレース、内径38.10mmのものをケースに圧入すると内径が0.01mm縮み38.09mmになってしまいます。
ケースに入れたままだとルーブルケーションブッシュが邪魔してラッピングできません。
ケースから外しレース単体で、ラッピングします。
圧入して縮まる分0.01mm、クリアランス0.025mmを考え、内径38.135mmになるまでラッピング。
クランクケースに圧入するとレース内径38.125mmになりました。

a0248662_3405932.jpg

クランクシャフトベアリングとフライホイールスラストカラー。
バラ玉のローラーベアリング2連です。
STDベアリングサイズ 0.250”(6.350mm)×0.490”(24)
0.0001”(0.0025mm)刻みでオーバーサイズがあります。
スラストカラーの厚みを変え、フライホイールのエンドプレイを調整します。

a0248662_3461431.jpg

クランクシャフト外径 25.4mm

計算すると
38.125mm(レース内径)-{6.350mm(ローラーベアリング)×二乗+25.4mm(スプロケットシャフト外径)}
=0.025mm(スプロケットシャフトベアリングクリアランス)
になりました。


スプロケットシャフトベアリングクリアランス(マニュアル)
0.0127mm~0.0254mm

フライホイールエンドプレイ(マニュアル)
0.1mm~0.2mm




トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村


    

by sgf1906 | 2012-03-17 04:13 | 1935VLD1200 | Comments(0)
2012年 03月 15日

1954KH フロントフォーク

今日はハーレーKHフロントフォークのお話。

10”オーバーサイズのインナーチューブだったこの車両。
ステアリングヘッドがガバガバだったり、フォークにガタがあったりと、ろくな事がないので心機一転インナーチューブをスタンダードの物にします。

a0248662_4272355.jpg

STDサイズ 33.4mm 22-3/4”

a0248662_4355776.jpg

a0248662_4361593.jpg

ダンパーチューブアッセンブリーを、アウターチューブの下側に入れサークリップで止めます。

a0248662_4395284.jpg

a0248662_440101.jpg

ダンパーチューブの頭の溝に特大マイナスドライバーを入れ、空回りしないようにして、ダンパーチューブボルトを締めます。

a0248662_4445593.jpg

フォークのガタは、もとのインナーチューブが減っていたもので、(メッキが剥離するぐらい減っていた)新品インナーチューブとの組み合わせでは問題なく良かったです。
ちなみに、このフォークは70年~72年アイアンスポーツのものです。



今日のスイーツ

a0248662_52591.jpg

今日もまたS水さんの差し入れ、ホワイトデーバージョン。コージーコーナーの生チョコ。

a0248662_55296.jpg

また熱いトリニティー生活が始まるIRKさんの差し入れ、江戸川区役所前“きんとき”の大福。

by sgf1906 | 2012-03-15 05:16 | 1954KH883 | Comments(0)
2012年 03月 14日

1954KH スイングアーム2

色々と問題がありそうなので、ばらしたハーレーKHのスイングアーム。

a0248662_272192.jpg

a0248662_275128.jpg

アームとラグの継ぎ目に謎の“切れこみ”があったり、歪んでいたりということで、スイングアーム交換です。
確かにこの車両のリアタイヤは、随分横にずれていました。

a0248662_2175729.jpg

73年XLHのスイングアームと比べてみると、KHのものはピボット部からリアショックスッタッドの距離が約30mm短い。(左、XLH 右、KH)

a0248662_2235270.jpg

XLHのスイングアームはXLCHのものよりもパイプ部が約1in長いという話を聞いたことがあります。
ストレートのパイプのKHと曲がっていて長いパイプのXLH。
KHのスイングアームとXLCHのスイングアームの形状は近いのでしょう。

調べてみると・・・
54年~65年KH,XLH,XLCHのスイングアームは共通。
67年74年のXLH,70年~74年のXLCHのスイングアームは共通。
67年~69年はXLCHだけのスイングアームがあります。

つまり、54年~66年までは全モデル短いスイングアーム。
67年からXLHが長いスイングアームに。
70年からXLCHも長いスイングアームになるってことでしょうか?

なんだかややこしいですね。
まだまだ知らない事ばかりです。



トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2012-03-14 03:45 | 1954KH883 | Comments(0)
2012年 03月 13日

やればたるほど

「キックギアを直すつもりが・・・」
ハーレーKHのkさん。今日何回この言葉を言ったでしょうか。

a0248662_3583486.jpg

フレームのネックカップ部の穴が、0.1mmも楕円になっていた為、ここをボーリングすることに・・・

a0248662_3522268.jpg

「えいっ」とエンジンを降ろし、

a0248662_4143586.jpg

フレームだけになりました。
アールテックエンジニアリングさんでネック部をボーリングしてもらいます。
 
めんどくさい分、見逃されてきた車体回りのオーバーホール。ガタがガタを呼びどんどん広がって行くばかりです。誰かが止めてやらなくてはなりません。
Kさん。良く決心してくれました。有難うございます。

サイドバルブエンジンは、降ろすのが楽チンで良いですね。




トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2012-03-13 04:37 | 1954KH883 | Comments(0)
2012年 03月 12日

WIRING

ショベルビッグツイン、FXSローラーイダー。
今日は2台とも配線引きです。

a0248662_1495263.jpg

a0248662_1515752.jpg

生徒さん製作の配線図

a0248662_1525716.jpg

T中さんのMYヒートガン。

a0248662_155511.jpg

a0248662_15617.jpg

N村さんのMY半田こて(ガス式)。

お二人とも配線作業にはまり、MY配線工具を手に入れてしまいました。
自ら配線図を書き、一つ一つ配線を引いていけば、電気の流れ仕組みが解り、電気は解らない、難しいという考えがなくなります。トラブルがあったときも、自分で直せます。
一つづつやって行けば難しくなのでチャレンジしてみは。


トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。

by sgf1906 | 2012-03-12 02:17 | その他 | Comments(0)