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2012年 05月 16日

1971FLH オイルポンプ

今日は1971年ハーレーFLHのオイルポンプの話。
この車両のオイルポンプ、ドライブシャフトブッシュには、大分ガタがありました。
ここには常にオイルが行ってる訳ですから、ガタがあるのは珍しいです。

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オイルポンプ・ドライブシャフトを回すドライブギアは、クランクピニオンシャフトに付くウォームギアによって回される訳ですから、クランクシャフトの芯のズレからオイルポンプギアが押されながら回り、ブッシュが磨耗したのかも知れません。

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専用プーラーを作り、ブッシュを抜きます。

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冶具を作り圧入。
決して叩いてはいけません。

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圧入後、少々擦り合せをしガタなくスムーズになりました。

今回のように冶具や工具を作るのもレストアの楽しさの一つです。



今日のスイーツ
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御殿場S籐さんのお土産、御殿場プリン。 
なめらかさ120%

by sgf1906 | 2012-05-16 03:22 | 1971FLH1200 | Comments(0)
2012年 05月 15日

1980FXS バルブガイド 分解測定

先日、入学した新入生のOさんのFXS、バルブガイドにガタがあったので、ガイド交換です。

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バルブガイドを抜く際、ガイド回りに付着したカーボンによってヘッド側バルブガイド穴を傷つけてしまう事があります。抜く前に綺麗に清掃します。

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リアシリンダーヘッドのEX側にクラックが・・・ガイドにも跡が付いています。

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ヘッド側のバルブガイド穴、内径測定。
クラックが入っているところ以外は、大きな傷もなく、楕円にもなっていないので問題なさそう。
1~2オーバーサイズのガイドでいけそうです。

ちなみに78年以前と79年以降のものでバルブガイド(圧入部分の直径)が違います。
78年以前・・・STDサイズ 約14.37mm
79年以降・・・STDサイズ 約15.87mm
約を付けたのはメーカーや製品誤差で微妙に違うからです。あしからず・・・



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by sgf1906 | 2012-05-15 02:51 | 1980FXS1340 | Comments(0)
2012年 05月 13日

KEIHIN バタフライ

1971XLHのK田君、ベンディックスじゃ飽き足らず、ケイヒンバタフライキャブをオークションで購入。
という事で、オーバーホールして付けてみます。

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フロートバルブを交換し、フロートレベルの調整。
14mm~16mmになるようにフロートのメタルクリップタブを折り曲げて調整。

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加速ポンプのダイアフラムも交換。
加速ポンプのチェックバルブがちゃんと動いているか確認。(フロートボウルを振る)

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向かって右側がメインジェット、左側がパイロットジェット。
パイロットジェットにはラバープラグをします。
コイツを忘れると、おもいっきりカブリます。

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フロートボウルに溜まったガソリンは、メインジェットで計測され、パイロットジェットへ。
キャブボディーの通路を通ってアイドルポートへ。

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エンジン側のベンチュリーチューブの上側の穴がアイドルポート。
パイロットスクリューで調整された混合気が、バタフライ全閉時にここから流れます。

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バタフライが開いていくと他のポートが現われ、エンジン回転数に応じた必要なガソリンを供給します。
バタフライバルブが全開に近づいていくとメインジェットから直接ベンチュリー内にガソリンを供給します。

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ケイヒンバタフライは扱いやすく、安定しやすいので良いのですが、チョーク、加速ポンプのプラスチックレバーが割れていることが多く、リプロ品も出ていませんので購入時はお気を付けを。


1971XLH
そんなこんなで試乗です。




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by sgf1906 | 2012-05-13 01:04 | 1971XLH900 | Comments(0)
2012年 05月 09日

1971FLH キックスターター

今日はショベル・ビックツインのキックスターターのお話。

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この車両に付いていたスタータークラッチ。
ギアが磨耗しまくっています。

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スタータークランクのカムプレート部分も駄目です。
ギア達がこんなになってしまうのは・・・・

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コイツのせい。
スターターギアブッシュがガタガタです。

スタータークランクのカムプレートに押され、離れているスターターギアとスタータークラッチはスタータークランクがクランキングすることで、スターターギアとスタータークラッチのギアが噛み、ミッション・メインシャフトが回転し、エンジンクランキングします。
しかしスターターギアブッシュにガタが多いと、真っ直ぐギアが噛み合わずギア抜けの原因になります。

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という訳で、ブッシュ交換。
何時もの通り、そのままではシャフトに入らないので、ギアに圧入後リーマーで真円拡大、ホーニング。
ガタなくスムーズに回るようにしてやります。

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もう一つの問題はコイツ。
純正スターターギアと社外品のスタータークラッチのギアの噛み合いが悪いこと。
ギアの角度が随分違います。
コイツを修正していくのはなかなか面倒です。



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by sgf1906 | 2012-05-09 02:57 | 1971FLH1200 | Comments(0)
2012年 05月 08日

1980FXS 授業スタート

今日から授業スタートのハーレーFXS。

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新入生のOさん自らエンジン・ミッションを降ろし、持込入学です。

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早速、ヘッドからばらしていきます。
ロッカーアームは問題なさそうですが、バルブガイドはガタあり。
この後清掃し、計測です。

15年前に手に入れたFXS。
自らオーバーホールし、また新たに付き合いを深めていく。
これから楽しみですね。



NORTON COMMANDO MKⅢ


クランクメインシャフトシール、油圧チェーンテンショナーなどなど修理が終わり、旅立つノートンコマンド。
「めんどくせぇ」と言いながら真面目にバイクと向き合うS水さんに、僕は何時も勉強させられます。



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by sgf1906 | 2012-05-08 03:10 | 1980FXS1340 | Comments(0)
2012年 05月 06日

GW BBQ

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在学生、卒業生入り混じり、GW恒例、BBQ。
酔えば酔うほど熱いバイク談義に・・・そして夜は更けていく・・・。




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by sgf1906 | 2012-05-06 02:21 | その他 | Comments(0)
2012年 05月 03日

1968XLH ジェネレーター 2

今日もハーレー・アイアンスポーツのダイナモの話。

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昨日も話した通り、ダイナモは2つの電磁石が発生させる磁界の間でアーマチュアが回転することで、電流が流れます。
この仕組みは、スターターモーターも同じで、スターターモーターはフィールドコイルに電気を流してやることで、アーマチュアを回転させ、クランキングします。
つまり、ダイナモも機械的な問題がない場合、電気を流してやれば回転します。
ダイナモのチェックをする場合、モータリングしてみるのですが、このダイナモは回転しません。

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フィールドコイルの通電、抵抗チェック。
抵抗は5Ω。問題な無さそうです。

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アーマチュアコイルの通電チェック。
コイツも問題無さそうです。

このダイナモはボディーとエンドプレートが社外のアフターパーツ、エンドカバーが純正のものが組み合わせて付いていました。
アーマチュアコイルは2つの電磁石の中心になければ成りません。
どちらかの電磁石に接してしまっていると、フィールドコイルに電流を流した際、片側に引っ張られアーマチュアコイルは回転しません。
アーマチュアコイルの軸受けにあたる、エンドプレートとエンドカバーが別々のものだと芯が出てない恐れがあるので、在庫していた純正のものに交換。

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アーマチュアコイルと電磁石が接していないかチェックし、モータリング。
無事回転しました。




うーん地味な動画ですね。
モータリングする際、電流を流す方向を間違えると、磁力線の方向が変わり発電しなくなってりするのでお気を付けを。
F側端子にバッテリーマイナス、ボディーにプラスです。



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by sgf1906 | 2012-05-03 03:49 | 1968XLH900 | Comments(3)
2012年 05月 02日

1968XLH ジェネレーター

ハーレー・アイアンスポーツの発電機は1984年までジェネレーター、つまり直流ダイナモが使われています。
今日はコイツのお話。

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ハーレーのダイナモには2つの電磁石が付いています。その電磁石の回りにフィールドコイルあります。
フィールドコイルに電気を流すと電磁石に磁力が発生し、磁界が生まれます。
小学生の時に磁石に砂鉄を付けた時のあれです。

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その磁界の間で導線である、アーマチュアを回転させることにより一定方向に電流が流れる訳です。
これも小学生の時にやったフレミング右手の法則です。

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発生した電流をコミュテーターからカーボンブラシで取り出し、充電されます。
大体仕組みはこんな感じ。

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カーボンブラシは接点も多く、減っていくのでチェックします。
13mm以下になっていたら要交換です。
ちなみに新品のブラシは17mmぐらい。

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コミュテーターは旋盤で回し紙やすりなどで綺麗にしてやります。
コミュテーターの溝(セグメントとセグメントの間)のカーボンを取り除きます。
金ノコを使い、角が出るように面取りします。

てな感じでまた続きは次回。


真夜中の卒業は・・・・

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例の NON OIL FXS 急ピッチで作業を進め、深夜の卒業。
この時すでに深夜1時。
しかしこの後、笑える事に・・・。

by sgf1906 | 2012-05-02 03:47 | 1968XLH900 | Comments(0)
2012年 04月 29日

1979FXS エンジン始動

ショベルビッグツインのT中さん。エンジン始動です。

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満面の笑みのT中さん。
自分が納得出来る様にやった分、時間も掛かりましたが、その分感動も一入。
「本当に掛かるんだ。」
生徒さんからこの言葉をよく聞きます。
自分が組んだエンジンが掛かる感動はなかなか味わえません。そして病み付きになります。

この後は外装を付け、試走しながら細かなセッティングです。

初動画アップ!
これでワタクシのブログもそれっぽくなりますね。



セルスターターがイマイチですが、一発始動です。
KEIHINのキャブはすぐに安定して良いですね。



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by sgf1906 | 2012-04-29 01:26 | 1979FXS1340 | Comments(2)
2012年 04月 28日

1935VLD ピニオンシャフトブッシュ

今日はハーレー・VLDのピニオンシャフトブッシュのお話。

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新品ピニオンシャフトに合わせブッシュを製作。

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VLDのピニオンシャフトの軸受けはブッシュで、ピニオンシャフトを通りビックエンドへ圧送されるオイルで潤滑されます。
その為、ブッシュとシャフトのクリアランスが多いと、ビックエンドに行くオイル量が減ってしまいます。
しかし、クリアランスを詰め過ぎたり、クランクの芯が出ていないと、抱きつきの原因になるでしょう。
この辺はBSA・A50で苦労しました。(BSAもピニオンシャフト軸受けがブッシュのものが多いです。)
アールテックエンジニアリングの前身、アールエンジニアリングでブッシュ製作、ストレートリーミングをしてもらいました。オイル溝が沢山入ってます。
クリアランスは0.05mm。

オイルドレンバルブ。
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VLDのオイル潤滑はトータルロス。
つまり機械式オイルポンプ、手動オイルポンプでクランクケースに行ったオイルはたまに抜いてやります。
マニュアルには、750mileごとに抜けと書いてあります。
ドライブ側クランクケース上部にあるオイルドレンハンドルを押すとバルブが開く仕組み。
コルクシール&スプリングで持ち上げている、おおらかな仕組みが良いです。



寿司を食らう
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変態サンビーム乗りの行きつけのお寿司屋へ。
日頃から徳を積んでいるワタクシ。こんな日もあります。ちなみにこのお店の名は「徳」
飢えを満たす為にしか食事をしていない私を見かねて変態サンビーム乗りの粋な計らい。
うまい肴にうまい酒。楽しい時間を有難う。
来年の4月27日には私が招待することでしょう。

by sgf1906 | 2012-04-28 03:24 | 1935VLD1200 | Comments(1)