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2017年 08月 30日

19789FXS1200 エンジン分解作業

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今日はS君持込のショベルローライダーの分解作業のお話。
15年以上屋外で保管されていた車両を仕入れVMSに持ち込みです。



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まずはヘッドまわり、シリンダー周り分解清掃。
バルブとガイドのクリアランスは0.1mm以上ありましたので、ガイド交換で抜き取り。


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ヘッド側バルブガイドホール計測。
他3本は良かったのですが、リアEXのガイドホールはカジリ傷ありで専用冶具を使い、リーマーで真円加工。



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ピストンは純正STDサイズが入っていましが、計測するとクリアランスが小さいところで0.01mmと随分詰まっています。
以前に何があったかわかりませんが、走行していた車両とも思われるものでここまでクリアランスが詰まっているのを私はじめて見ました。
ともあれ、ピストンの頭のところまで擦り跡がありますのでピストン交換、できればSTDサイズピストンでホーニングクリアランス調整し組みます。




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エンジン腰下分解。
分解前、クランクの芯振れチェック。ドライに側01.3mmタイミング側ともに0.06mmの振れ。
でコンロッド計測。
ガタが少なかったビッグエンド部はレース・ピンともに良好。クリアランスも0.02mm~0.03mmで状態良し。またスモールエンドブッシュも良好。




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ピニオンシャフトベアリングはローラーが減っていたものの、レース、シャフトともに良好。
スプロケットシャフトベアリングレースとケース側の鋳込み部分の嵌め合いも問題なし。




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オイルポンプは残念ながらリターン側に随分傷があります。
こいつはポンプ交換となります。

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オイルポンプに傷があったということは・・・
ブリーザーギアホールにも一部傷が・・・。幸いプライマリーとの連結穴部分だけ傷が入っていますが、他の部分は減っていない状態で良かった、良かった。


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カムシャフトブッシュ、ピニオンシャフトブッシュは状態良し。
カムシャフトは残念ながらカムに剥がれがありますので交換。


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タペットはローラーのガタ、ガイドとのクリアランス良く状態よし。

というわけで、エンジン周りの計測作業終わりです。









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奈良 純

by sgf1906 | 2017-08-30 08:59 | 1979FXS1200 | Comments(0)
2017年 08月 27日

土曜日の授業風景



1978BSA A65

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NさんのBSA
やれていたヘッドのスタッドボルト交換なのですが、一本は固着しスタッドボルトが折れました・・・。
エンドミルで折れたスタッド面を面だしして、中心に穴あけ、エキストラクターで挑戦してみるも、固着が酷く抜き取れない・・・。元ねじ山ギリギリまでドリルでスタッドを削りどうにか抜き取り。
ヘリサートをせずどうにかなりました。
で、ロッカー周り仮組み。
シムでロッカー位置を合わせることが必要であります。









1973XLCH1000

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Kさんのアイアンスポーツ
製作したスタータークラッチギアブッシュのクリアランス調整をし取り付け。
仮組みして、キック周りの作動チェック。
もともと付いていたものが変な加工がされていたクラッチ回り。パーツを一新し仮組み、問題なし。
オーバーサイズで製作したコンロッドスモールエンドブッシュを取り付け、リーマー加工、ホーニングしクリアランス調整。











1978TRIUMPH T140E

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Tさんのトライアンフ
スポークの鍍金があがってきたので、リム組み。
フロント・リアそれぞれベアリング交換しハブ組み立て、スポークを通しリム振れ取り。
このリムフロント、リアともにリムのスポーク穴位置が変わっています。
この辺りはまたあらためて。






1985FXEF1340

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Tさんの4速エボはヘッド周りの分解作業。
バルブ周り分解・清掃・カーボン除去し計測。
ガイドの寸法は良し。バルブシートとバルブ面はやれていますのでシートカットします。
またロッカー周りはロッカーシャフト、ロッカーアームブッシュともに減り無く良好なので、清掃し組み付け。












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by sgf1906 | 2017-08-27 09:14 | その他 | Comments(0)
2017年 08月 25日

1946WR750 ホイールベアリング

今日はMさんのWRホイールベアリングのお話。
まずはFホイールから。


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WR(WL)のフロントホイールベアリングはバラ球のボールベアリングでアウターレース側はホイールと一体。レフト側(ドラム側)はシャフトと一体になっているベアリングコーンが付き、ライト側はアジャスタブルになっているベアリングコーンが付きます。
ベアリングコーン、ホイールのベアリングレースともに状態良く一安心。
バラ球のボールベアリングは5/16”。



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ボールベアリングを取り付け、アジャスター側ベアリングコーンを閉めていき、ガタ無くスムーズにハブが回るところでロックワッシャー位置を決め取り付け。


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ベアリング調整が終わり、18”化リム組みです。




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リア側ホイールはBTと同じスターハブ
分解すると残念ながら、スモール側ベアリングのローラーケージが割れていました。



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清掃して計測作業。
インナーレースであるインナースリーブの数値は以前交換されているようで問題無し。
ハブと一体であるベアリングレースはラージ側は虫食いなど無く寸法も問題なし。
ローラーケージが割れていたスモール側は虫食い楕円などないものの、寸法は広がっています。




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ラージ側は.0004”o.s(6.36mm)のローラーを入れクリアランス0.03mm
スモール側は在庫していたローラーケージを取り付け、ローラーはMAXサイズの.002”(6.40mm)のローラーを入れクリアランス0.03mm




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シム調整をしてスラスト量は0.2mm程度に。
というわけでベアリング周りO.K



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で18”かリム組みです。







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by sgf1906 | 2017-08-25 00:05 | 1946WR750 | Comments(0)
2017年 08月 21日

1971NORTON COMMANDO となんやかんや製作物



1971NORTON COMMANDO

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点火システムの交換でお預かりしていたノートンコマンド
頼まれていたエアクリーナー交換と付いていなかったパンチングのエアクリーナープレート取り付け。このエアクリーナー非常に付けづらいです。
また、タイダウンでとまっていたバッテリーも純正タイプのマウントにするため、バッテリーストラップとクロスバーを取りましたが、早速つける際にストラップがちぎれました・・・。
ストラップ改良し取り付け。
というわけで、このノートンさんの作業はこれで終わり。








1973XLCH1000 スモールエンドブッシュ


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でここからは、随分たまっていた製作ものを一気に。
Kさんのアイアンスポーツ、コンロッドのスモールエンドブッシュ。
コンロッドのブッシュ圧入部が0.2mm以上楕円になっていましたので、真円加工し加工したコンロッドに合わせオーバーサイズのブッシュ製作。
内径はJIMS製の専用リーマーを使うのでJIMS製のブッシュを見本に製作。
スモールエンドブッシュはハメ代大きめで作ります。
オイル穴もJIMS製のブッシュを見本に専用冶具を使い作ります。








1973XLCH1000 スターターラチェットギアブッシュ

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こちらも同じくKさんのアイアンスポーツのスターターラチェットギアブッシュ製作
もともと付いていたスペーサーは錆びていたので新品で寸法合わせ作りました。
キックスターターオンリーの車両ですので、キック抜けは怖いです。








1975XLH1000 T/Mカウンターシャフト1STギアブッシュ

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Kさんのアイアンスポーツのカウンター1STギアブッシュ。
ガタがあることが多い1STギアブッシュですが、社外のパーツで良い寸法のものが無い。
というわけで、ここも毎回単品製作。オイル溝加工もします。











1979FXS1200・1985FXEF1340 スターターラチェットギアブッシュ

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SくんとKさんのラチェットギアブッシュ
同じギアでありますが、1985FXEFはもともとキックスターターは付いていないので、後付けのギアと思われます。
で実測するとブッシュ圧入部の寸法が違い、社外と思われるほうが0.05mm程度大きいです。
こういう寸法違いがありますので、売っているブッシュが使えません。
2000~3000円するブッシュが寸法違いで使えにことが今まで何回もありましたので、このあたりも単品製作します。
というわけで、共にギア側、シャフト側に合わせブッシュ製作。こちらもオイル溝切加工。







1967TRIUMPH TR6 フロントフォークブッシュ


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Oさんのトライアンフのフォークブッシュ
ロワーブッシュは以前に製作済み。楕円になっていたアウターチューブのアッパーブッシュの取り付け部の加工が終わり、加工した取り付け部にあわせ外径をあわせブッシュ製作。
インナーチューブ径は33mmでブッシュ内径は33mm+クリアランス分でありまして、ブッシュの内拡大で時間がかかります。






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で工具作り
今回、トライアンフの5速ミッションをフレームに搭載のまま、ベアリング交換などをしますので、専用工具製作。
また、あまりやる事の無い79年以降のビックツインT/M用工具製作。バラのニードルローラーから一体式のニードルベアリングになっていますので圧入工具を作りました。



というわけで一日中ずっと旋盤作業で腰が痛いです。












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奈良 純

by sgf1906 | 2017-08-21 01:06 | その他 | Comments(0)
2017年 08月 17日

水曜日の授業風景

1946WR750

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MさんのWR
今日はフロントホイール周りの作業。18”リムにコンバートします。
まず、スポークを取り外しドラムとシューのあたりチャック。
シューのあたりっぷりはともかく、ドラム側は前週であたっていますので変形などないようですが、段減りしてますので、旋盤にセットし凸部分を切削。ドラム自体はそこそこ減っているようなので、後はシュー側で調整します。
ホイールベアリングのレース部分、コーンともに段減りなく良好でホッとしました。
ハブと一体のベアリングレースなのでここだ駄目だと厄介です。
ベアリング(5/16”)は新品に交換し取り付け。
コーンはサイドクリアランス調整スクリューとなっています。ガタ無くスムーズに回るところまで締め付け、専用ロックワッシャーでロックします。
でスポーク組み付け。
というわけで、次回振れ取りです。

















1979FXS1200

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Sくんのショベルヘッド
まず、前回分解したトランスミッションの計測作業。
メインシャフト・カウンターシャフトは問題無いのでこのまま使います。
ドライブギアブッシュはガタ多めなので交換、抜き取り。
キックラチェトギアブッシュもガタ多めなのでブッシュ交換、こちらはブッシュ単品製作します。
また、メインシャフトのキックラチェットギア摺動部は少々段磨耗していますので研磨。
カウンターシャフトのロー・セカンドギアのフローティングブッシュはガタが多かったローギアブッシュは交換。
ベアリング類は全交換します。
ドレンボルトの雌ネジをボール盤にセットもヘリサート加工。座面も出しています。
T/Mの計測作業終了後、車体回り分解作業。
15年以上放置されてカッチカチに固まったタイヤの取り外しに苦労。









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2017年 08月 16日

火曜日の授業風景


1946WR750

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MさんのWR
今日は車体回りの細かな作業。
まず前回スプリング交換したスプリンガーフォークですが、スプリングがきつすぎ動きが悪いので、インナースプリングをはずし、一旦これで様子を見ます。
ヘッドコーンのストッパーである、コーンプレートのピン部分が切られていたため、Mさんが新品プレートを持ってきたのですが、ピンがついていない・・・。ローラーを加工しピンを板金半田付けし取り付け。
また、トップブリッジのライザーマウント部がハンドルライザーとの隙間があり、ちゃんとマウントできませんので、半田肉盛し研磨しガタ無しに。
ちゃんと付いていなかったギアボックスのアジャスターボルト。
WLのギアボックスアジャスターボルトはボルトの鍔部分が、フレームの溝に入ることでアジャスターが固定され、ギアボックッスを動かします。
この溝にサビ的なものが詰まっていたため、アジャスターボルトを溝に入れると、ギアボックスが浮いてしまう現象が起きていました。ギアボックスを取り外し、溝部分をリューターで削りサビ除去し解消。










1975XLH1000

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Kさんのアイアンスポーツは前回に引き続き、清掃しつつ計測作業。
ガタがあったバルブガイドは抜き取り、ガイドホール計測。ガイドホールは変形、楕円なく良好でSTDサイズガイドで行けます。
ロッカーアームシャフトは片減りなく良好。またブッシュも磨耗少なく、ブッシュ交換無しで行きます。ホーニングし取り付け。
ヘッド周りの計測作業終わり、ミッション回りへ。
ギア、シャフトは問題なし。ベアリング回りは全交換します。
クラッチギアブッシュ、カウンターギアブッシュはガタがありますので抜き取り。
抜く際に壊れてしまうことがあるクラッチギアベアリングは無事抜けました。
シフターは良く折れるリターンスプリングは交換し組み付け。
「ローラー同士が接しているニードルベアリングは磨耗してくると、バラバラと分解してしまうのでOH時は必ず交換します。」とMさんに説明後、清掃中にアクセスドアのニードルベアリング粉砕。











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2017年 08月 14日

月曜日の授業風景


WL TRANSMISSION

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MさんのWL
まずは、ジェネレーターの修理。
以前にコミュテーター清掃、セグメント溝のカーボン除去済み。ブラシは厚みがまだあるのでそのまま使います。
ベアリングマウントであるエンドプレートのベアリングホールがガバガバ・・・
鉄板を巻かれてベアリングが入っていたのですが、随分前に分解していたため忘れていました・・・。
幸い中古のエンドプレートのストックがありましたので新品ベアリング取り付け。
12Vのジェネレーターのため、マウントボルト雌ネジ部が5/16”-24山。WLのマウントボルトは1/4”-24山UNSなので、1/4”-24山のヘリサートコイルを要れWLに使用できるようにします。
写真を撮り忘れましたが、組み付け完成。
ミッション分解。
元々バスケット状態で買った車両、ミッションもなかなかきています。
メンシャフト1STギアは大分減っているので使い物にならず。リバース含め1ST~3RDギア一体式のカウンターシャフトギアも1STギア部分が破損しており使い物になりません。
また、カウンターシャフトもベアリング軸受け部の虫食いが酷くこちらも使い物にならず、ブッシュ回りもガタガタ・・・
いっそのこと4速ミッションにコンバートするか?などと考えつつ保留。
このミッションも手が掛かりそうです。











1967 TRIUMPH TR6

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Oさんのトライアンフ
フロント側は終わり、今日はリア側のリム触れとり。
フロント側と打って変りリア側は苦労しつつも1mm程度の振れに。
その後フロント・リアともにドラムブレーキのあたりっぷりチェック。
こちらも、リア側の引きずりがあり、擦っているところを削りつつ調整。
これでホイール回りの作業は終わり。
で、フォーク回りの加工作業。
アウターチューブの摺動部径に合わせロワー側ブッシュを製作したものの、アウターチューブ上部入り口部が0.05mm程度楕円になっているため、ブッシュが入りません。入るようにブッシュ外径を削ってしまうと、実際の摺動部ではガタガタになっています。
というわけで、アウターチューブ入り口部分を削り過ぎないようにフラップホイルを使って研磨。
時間が掛かりましたが削りすぎることなくブッシュが入るようになりました。
この後、研磨した入り口部に合わせアッパー側のブッシュ製作します。













1978 TRIUMPH T140E


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Tさんのトライアンフハギアボックス分解。
クランクの状態が良さそうなのでクランクは分解しませんが、ギアボックス・タイミングギア回りはチェックしておこうということで分解。
ギア問題無しで、少々隙間ができていたニードルベアリング交換、シール交換だけで済みそうです。
清掃し、ネジ修正まで済ませました。







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奈良 純

by sgf1906 | 2017-08-14 23:51 | その他 | Comments(0)
2017年 08月 11日

1973XLCH トランスミッション

現在、ガレージでは業務用エアコン設置中のため仕事になりません。
というわけで、今のうちにKさんのアイアンスポーツのトランスミッション周りのまとめ的ブログアップをします。


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フライホイールはサビサビ、コンロッドベアリングレース、カムギアは虫食いと状態がKさんのアイアン。トランスミッションも不安だらけでしたが、トランスミッションのギア周りは無事で一安心。


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一個一個やって生きます。
まずはクラッチギア。
アイアンのクラッチギアは片側ブッシュ、片側ニードルベアリングの軸受けになっています。
計測しガタがあったクラッチギアブッシュは交換。消耗品のニードルベアリングも交換で抜き取り。


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クラッチギアブッシュリプロ品でも問題ないので、ブッシュ圧入。
圧入後、縮んだブッシュ内径をラッピング・ホーニングしシャフトとのクリアランス調整。
ブッシュの調整が終わった後にニードルベアリング圧入、カラー圧入。




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カウンターシャフト1STギアブッシュ。
このブッシュはリプロ品を使うと、圧入がきつすぎたり内径が縮みすぎたりで、どちらにしろ加工が面倒なので単品製作。
オイル溝きりもして圧入、ホーニングしクリアランス調整。




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ベアリング周りのお話に。
まずアクセスドアのボールベアリング、ニードルベアリング交換。

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広がっていて少々虫食いがあったライトサイドメインシャフトベアリングレースはJIMS製のものに交換。ニードルベアリングも交換。




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ライトサイドメインシャフトベアリングは隣り合わせで組むバラにニードルベアリングが入ります。
ベアリング同士が接しつつ組まれるため、ベアリングのクリアランスを詰めすぎると、23本のローラーが入らなかったり、組んでも渋かったりします。
ラッピングしつつ、計測しつつで内径拡大しSTDサイズのローラーを入れクリアランス0.035mmに。


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ミッション仮組みをしていきます。
まず曲がって組まれるためよく折れるシフターのリターンスプリングは交換。

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カウンターシャフトの2速ギアは、4速ギアの圧入っぷりでスラスト量を調整します。
この車両は4速ギアが入りすぎて2速ギアの周りが渋かったので調整。


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ミッション仮組みし、ドッグギアのシフト位置を調整。
アイアンはシフターフォークのサイズでドッグギア位置を調整します。
この車両はもともとメイン側STDサイズカウンター側は.020”o.sが入っていました。
マニュアルでは、ドッグギアの隙間を基準に調整するようになっていますが、シフターカム溝とシフターフォークにそれなりのガタがありますので、実際のドッグギアの入りっぷりを見て調整します。




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1速、2速はシフターフォークの距離を2速ギアの入りっぷりでサイズを選択しておき、1STギア側のシムの厚みで1速ギアの入りっぷりを調整。
3速・4速ギアのはもともとのシフターフォークで問題なし。


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1速
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2速
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3速
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4速

というわけでシフターの位置合わせ終わり。

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メインシャフト・カウンターシャフトのスラスト量調整。
それぞれシムの厚みを変え、メイン・カウンターともに0.2mm程度に調整。


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段減りしていたシフターシャフトは新品に交換。
シフターブッシュはカムカバーをNOSものに交換しているため、ブッシュも新品。
少々渋いのでラッピングし調整しO.K
トランスミッション仮組みしてギアチェンジチェック。
問題なく、ミッション周りの作業終わりです。








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奈良 純

by sgf1906 | 2017-08-11 12:07 | 1973XLCH1000 | Comments(0)
2017年 08月 09日

火曜日の授業風景


1973XLCH1000

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Kさんのアイアンスポーツ。
まず、キックスターターのクランクギアスラストチャックし問題なし。
キックラチェットギアとクラッチシェル側のギアのあたりっぷりチェック。
トランスミッション、キックギアの調整、チェックが終わり車体周りへ。
F・Rのホイール分解。
Rドラムは随分と段付きに減っていますのでドラム交換。
またFブレーキローターは錆がひどいので研磨にだします。
同じく錆が酷いスポークは全交換で分解。








1975XLH1000

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Kさんのアイアンスポーツ
まずはタイミングギア周りの計測続きから。
タペットとタペットガイドのクリアランスチェックとタペットローラーのクリアランスチェック。
ヘッド分解し、燃焼室内のカーボン徹底除去後、ガイドとバルブのクリアランスチェック。
ガタが多かったのでガイド抜き取り。









1946WR750

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MさんのWR
午後からの出席のため、細かなことを。
オイルタンクを取り出し清掃作業でありますが、カスタムオイルタンクのためシムやらステーやらカラーやらと分解・取り付けに苦戦。










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by sgf1906 | 2017-08-09 09:17 | その他 | Comments(0)
2017年 08月 06日

土曜日の授業風景


1973XLH1000

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Kさんのアイアンスポーツはトランスミッション周りの作業。
まず、ガタが多かったカウンターシャフト1STギアブッシュは単品製作し、ギアに圧入・ホーニングしクリアランス調整し取り付け。



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トランスミッション組み付けて、シフター位置の調整。
1stギアのスペーターの厚みを調整し、それぞれドッグギアの入りっぷり調整。


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メインシャフトベアリングレースを新品にしましたので、レースラッピング。
ここのベアリングはクリアランスを詰めすぎると動きが渋くなるので、ラッピングしつつ計測、ローラー仮組みしシャフトを入れチェックしつつ、内径拡大。



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ベアリング周りの調整が終わり、メインシャフト、カウンターシャフトのスラスト調整。
それぞれシムの厚みで調整し適正のスラストに。

というわけで、トランスミッションの調整ごと終わり。









1978 TRIUMPH T140E

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Tさんのトライアンフはヘッド周りの作業。
仕上げのリーマーを通しバルブとシートのあたりっぷりチェック。
シートの状態良くあたりっぷり、シート幅とも良い。
というわけで、まず先に擦り合わせをして、バルブとシートのあたりを良くし、灯油漏れチェックし問題なし。

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シートカットしバルブとシートのあたり位置、あたり幅調整。
先ほども言ったように状態が良いので、微調整程度のカットでIN側あたり幅1.3mm程度、EX1.5mm程度のあたり幅に。




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バルブシート周りの作業が終わり、バルブスプリングのチェック。
インナースプリングを取り付け、アウタースプリングの取り付け長チェック。
取り付け長は均一でシム調整いらず。
取り付けちょうで、それぞれスプリング圧計測し、IN同士、EX同士を合わせ取り付け。

これでヘッド周りの作業は終わり。









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奈良 純

by sgf1906 | 2017-08-06 09:04 | その他 | Comments(0)